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本文へジャンプ 2009年 10月 1日 

 



  【編集後記】


             平成21年 7月発行「ひかり」第82号より


     今回、2ページの
『お墓の掃除』に関して、

     
“汚れは、悪いものでも・恥ずかしいものでも、
      決してありません”


     ・・・という、石材店さんの言葉を紹介しましたが、
     
同様の言葉は、仏具屋(仏壇屋)さんからも聞かせていただく
     ことがよくあります。

     長く使っていれば
“汚れる”のは当たり前。
     人間だって、長く生きていれば、
シワだってシミだって出来て
     きますし、
心が傷つくことも幾度となくあったはずです。

     でも、それって、悪いことでも・恥ずかしいことでも、
     決して
ありませんよね。

     いろんな経験を経ることによって
“年季が入り”人間が成長
     するように、墓石や仏壇だって
“汚れ”という【財産】を得ながら、
     長い年月を過ごしてきてくれたのです。

     まあ、確かに『限度』はあります。
     でも、・・・

     
“汚れ”にも一緒に手を合わす。

     ・・・って、良いことだと思いませんか?

     “汚れ”に感謝出来れば、お墓のお掃除だって苦痛にならない
     でしょうし、鏡に映ったシミやシワも
魅力的に見えてくるかも
     しれません。

     そして、もちろん、・・・
     
“心の傷”にだって、・・・ねっ!



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