◇ 御忌(ぎょき) ◇
とき 平成18年4月21日(金)〜25日(火)
(19・20日は、山内法要)
場所 総本山光明寺(京都府長岡京市粟生)
時間 午後1時〜2時頃
(連日、12時半よりお説教があります。)
浄土宗の開祖、法然上人のご祥月命日の法要を【御忌】と呼び、
平成18年は第795回目の年忌法要となります。
この【御忌】という言葉は、本来は天皇や皇后などのご命日だけに
用いられたもので、その他一般には使うことは許されず、余宗の
祖師方にもその例はありませんでした。
しかしながら、法然上人はそのご高徳をたたえられ、この言葉を
用いることを特別に許可され、後柏原天皇の大永4年(1524年)、
勅命によって法会が営まれたことが起源とされています。
ただし、法然上人のご命日は、建暦2年(1212年)の正月(1月)
25日であり、本来ならばこの日に【御忌】をつとめるのが自然なの
ですが、総本山光明寺では厳寒の1月の候を避け、陽春の4月に
大法要として奉修されています。
(知恩院でも同時期に行われるようです。)
大法要は、全国の末刹寺院より特別に選ばれた名誉ある講讃導師を
中心に、ひろ〜い『御影堂』に何十人もの僧侶が集い、壮大な読経の
なか、各地よりバスを連ねてお越しになった団体参拝の方々も厳粛に
手を合わせられ、御影堂があふれるほどの賑わいを見せます。
総本山光明寺で、もっとも盛大な年間行事といわれるこの【御忌】は、
午後1時から約一時間ほどの法要と、それに先だって連日30分ほど
の、ありがたい法話を楽しむこともできます。
“ご縁”ありますれば、皆様お揃いで新緑の総本山・光明寺まで
お出かけください。
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