慶州は、紀元前57年から935年まで、史上初めて朝鮮半島を統一した新羅王朝の都としておよそ1000年もの長い間栄えたところで、韓国南東部に位置する街です。
慶州には、「石窟庵と仏国寺」というもう一つの世界遺産もありますが、慶州市付近に広がる史跡・古墳の5つの地区が「慶州歴史地域」として世界遺産に登録されています。
慶州歴史地域の内、大陵苑地区の「大陵苑(古墳公園)」を訪れました。
大陵苑は、慶州市内中心部に広がる新羅王族の大規模な古墳群が公園として整備されています。
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「大陵苑」(古墳公園)の入口です。 |
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7基の巨大な新羅王陵を中心に23基の古墳群を整備した広大な公園です。 |
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およそ15万uの公園内には、、松林、池などと芝生に覆われたお椀型の古墳が散在する調和のとれた美しい公園です。 |
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公園内は、のどかで黒リスが遊んでいました。 |
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大陵苑の最奥に位置する、5〜6世紀の王陵と推定されている「天馬塚」です。 |
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1万2000点もの副葬品が出土された天馬塚には、その一部のレプリカなども展示されていて、地元韓国の生徒達も大勢学習にきていました。 |
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天馬塚の内部です。 |
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埋葬状態も復元されています。 |
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天馬塚の名の由来とされる、白樺の樹皮に天を駆ける白馬の図が描かれている「馬具(泥よけ)」です。 |
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煌びやかな装飾が施された冠です。 |
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金の冠飾りや冠帽などの装飾品です。 |
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大陵苑入口そばの如何にも慶州らしい瓦屋根造りバス停です。 |
2008年11月28日