世界遺産の城郭都市「水原」は、ソウルの南に約40kmの所に位置する、人口100万人の京畿道の道庁所在地です。
「水原華城」は、朝鮮王朝第22代の正祖王が、この地に遷都しようと思い、1794年に築城した韓国初の煉瓦造りの近代的な城で、東の蒼龍門、西の華西門、南の八達門、北の長安門の4つの城門を結ぶように総延長5.7kmという大きな城郭が造られています。
特に、南北両門は巨大で、水原華城の主門である南門の八達門の規模はソウルの南大門より大きいと聞いていて是非とも見てみたいと期待していましたが、残念ながら今回は時間の関係で、蒼龍門など東側のほんの一部の建造物しか接することがきませんでした。
華城の城郭を外側からの写真で車窓から写したものです。 |
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同上。 |
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華城の観光案内所は何箇所もありますが、写真は洒落た造りの「練武台観光案内所」です。 |
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「東将台」(練武台)です。 |
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「東将台」。 将台は、軍事作戦の指揮や訓練の観察に使われた建物で、小高い場所や眺めの良い場所に建てられていて、城郭の周囲を見渡せられるようになっています。 |
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東将台に朝鮮王朝時代の衣装を着た2人の男性がいました。 |
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写真左右に見える建物をこれから見に行きます。 |
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堅牢な石造りの「城壁」です。 |
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「東北空心墩」です。 |
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「空心墩」は、兵士が中に入って見渡せるように造られた望楼の一種で、いくつもの壁の穴が外の監視や銃眼として備える施設で、「東北空心墩」は華城の最も特異の建物のひとつです。 |
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「東北弩台」です。 |
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如何にも頑丈そうな「東北弩台」です。 |
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東北空心墩から見た「蒼龍門」です。 |
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「蒼龍門」です。 |
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どこまでも続く華城の「城郭」です。 |
2008年11月28日