アンコール・トム
バイヨン


 アンコール・トムの中心に建つのが、12世紀末に造られた仏陀を祀る「バイヨン」で、アンコール・ワットと同様に神の世界を地上に具現化したという、クメール様式独特の寺院で、観世音菩薩像のモチーフや壁面一杯ののレリーフで有名なところです。


「バイヨン」  バイヨンの中央祠堂は、二重の回廊に囲まれています。
「第一回廊」  第一回廊です。
「レリーフが施されている柱」  第一回廊のレリーフが施されている柱です。


回廊のレリーフで、壁面一杯に12世紀の人々の日常の暮らしぶりなどが刻まれています。
一部をご掲載します。

「レリーフ」 「レリーフ」 「レリーフ」
商売の様子 将棋を指す人 戦い?
「レリーフ」 「レリーフ」

「第二回廊と塔門」  第二回廊と塔門です。
「塔門の観世音菩薩の四面顔」  5つの塔門には、観世音菩薩の四面仏顔があります
「多くの観世音菩薩像」  テラスには、49もの観世音菩薩像があるということで、どこにいても微笑を浮かべた観世音菩薩像に見つめられています。
四面仏顔塔「バイヨンの微笑」

 四面仏顔塔・「バイヨンの微笑」といわれ、カンボジア紙幣にも描かれている観音菩薩像です。

「写真のモデル」  煌びやかな衣装を纏ったこの人達は、観光客と一緒に写真撮影をする有料のモデルです。
「出口からのバイヨン」  出口からバイヨンを写したものです。
 

2008年1月

「カンボジア編」に戻る