2006年6月7日、ルーマニアの首都ブカレストに、モスクワから約2時間30分のフライトで着きました。
ブカレストは、第2次世界大戦前までは、「バルカンの小パリ」とも呼ばれていた美しい都市であったが、独裁を続けた共産党の手により、歴史的な建造物がことごとく破壊され、伝統的な建物は数少なくなっていて、美しい街並みは、旧市街地のごく一部しか見受けることができませんでした。
ブカレストの主な見所である、「国民の館」、「凱旋門」や「革命広場周辺」などについてご紹介します。
国民の館
ブカレスト観光の目玉となっている「国民の館」です。
故チャウシェスク大統領の独裁の象徴として、注目を集めている建物です。
アメリカの国防総省ペンタゴンに次ぐ規模の巨大な建物だそうですが、外観もさることながら、建物内部は、総大理石造りの天井、壁、床、数多くの純クリスタルのシャンデリア、スケールの大きな絨毯などその贅の限りを尽くした造りに度肝を抜かれます。
現在は、一部が、国会議事堂や国際首脳会議、博覧会会場などとして使用されているそうです。
なお、建物内部の撮影料は、30レウ(約1,200円)でした。
「国民の館」は、故チャウシェスク大統領が、約1,500億円を投して造らせた建物で、部屋数が、3,100以上にもあるというとてつもない大きなものです。 | ||
「国民の館」を正面から写したものです。 広角レンズで撮影しましたが、おまりにも対象が大きいので収めるのに苦労しました。 |
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国民の館テラスから統一大通りを望んだ写真です。 左右に見える大きな建物は、旧共産党幹部の住んでいたアパートです。 |
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国民の館の贅沢な造りのテラスです。 | ||
国際首脳会議などに利用されている部屋です。 | ||
壁、天井、床にいたるまで純金の装飾が施されるなど贅の限りがつくされている回廊です。 大理石は全てルーマニア製のものです。 床の絨毯は、100m以上も継ぎ目のないものだそうです。 |
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同上。 | ||
同上。 | ||
木造の部屋です。 | ||
床は、一見寄木細工のように見えるが全て大理石で作られています。 | ||
どの部屋も豪華な純クリスタルのシャンデリアが目を惹きます。 | ||
幅18m、長さ150mにも及ぶという大回廊です。 | ||
総面積が2,200uもあるという総大理石造りの大ホールには圧倒されます。 | ||
大ホールの巨大な大理石の柱です。 | ||
大ホールの純クリスタルの巨大で豪華なシャンデリアです。 | ||
どこもかしこも壮麗な装飾が施されている館内です。 | ||
どの場所でも豪華、壮麗なシャンデリアが目を惹きます。 | ||
寄木細工のように見える大理石の床です。 | ||
豪華な手織りの絨毯は、あまりにも大きいので、この場で作られたという説明を受けました。 | ||
この中が、国会議事堂らしく、それらしい人の出入りが見受けられました。 | ||
同上。 壁の紋章です。 | ||
この階段のカーテンは、何と長さが18mもある見事なものです。 | ||
階段の踊り場の壁に描かれたフレスコ画です。 | ||
物凄く大きな部屋で、自然採光の天井のテニスコートより広い感じの部屋です。 |
ブカレスト市内あちこち
「凱旋門」です。 |
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同上。 |
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「革命広場」です。 写真は、旧共産党本部の方から写したものです。 |
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「革命広場」です。 写真中心に見える茶色の建物は、18世紀建立の「クレツレスク教会」で、ルーマニア独自の建築様式のルーマニア正教の教会です。 |
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「革命広場」で、向こうに見える建物が、「旧共産党本部」です。 | ||
「旧共産党本部」の正面からの写真です。 この広場が、1989年民主革命の舞台となったところで、この建物のテラスから故チャウシェスク大統領が最後の演説を行い、民衆の罵声を受け、その直後屋上からヘリで逃亡したとのことです。 建物の前に見えるのが、革命犠牲者のために建てられたという慰霊碑なのでしょうか?。 |
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「旧共産党本部」の建物の側面からの写真です。 | ||
革命広場に面して建つ「大学図書館」です。 民主革命の銃撃戦の際、治安部隊がこの建物に立て篭もったため猛火に包まれ、貴重な蔵書の大半を焼失してしまったそうです。 |
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クラシック音楽が中心の「アテネ音楽堂」です。 | ||
「エネスク作曲家記念館」で、コンサートホールとして使用されています。 |
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革命広場に面して建つ建物です。 | ||
ギリシャ正教の「大主教教会」です。 統一広場近くの小高い丘の上に建っています。 |
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同上で、 三つのドーム特徴のの大主教教会です。 | ||
大主教教会入口に天井に描かれているフレスコ画です。 | ||
大主教教会の鐘楼です。 | ||
「ワラキアの君主」の像です。 | ||
「勝利広場」です。 | ||
正面に見えるのは、若者に人気が高いという「オデオン劇場」です。 | ||
道路の分離帯に建つ「オオカミ」の像です。 現地ガイドによれば、オオカミはルーマニアのシンボルとか?。 |
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戦時中の飛行機の犠牲者のモニュメントです。 | ||
道路の分離帯に彫像を配したブカレストの街並みです。 | ||
道路の分離帯に噴水を配した統一大通りの街並みです。 | ||
ロシアのモスクワ大学を模して造られたという建物です。 昨年モスクワで実物を見ましたが、そっくりです。 |
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「ブカレスト大学」です。 | ||
ブカレストの街並みです。 |