黄金の環の中の一つ「スズダリ」は、ウラジーミルから36km、モスクワから北東220kmにある人口1万2千人の小さな古都ですが、12世紀から15世紀までロシアの宗教的中心地であったところです。
12〜15世紀までの修道院や聖堂が50近くも残っていて、街全体が教会の雰囲気を持っているところです。
その代表が、街の中心部タルコーヴァヤ広場の南西のクレムリン保塁の中にある1225年に建てられた「ロジェストヴェンスキー聖堂」で、ほかにも「スパソ・エフフィエフ修道院」をはじめとするロシア正教の教会がいたるところで見受けられます。
遠くに見えるのは、クレムリン内にある13世紀建立の「ロジェストヴェンスキー聖堂」です。 | |
この「ロジェストヴェンスキー聖堂」は、青く美しいドームが有名で、聖堂内には、壁画やイコンの数々が残っているそうですが、内部は見学できないそうです。 なお、ロシアの教会には、今まで見たヨーロッパなどの教会と異なり、ステンドグラスはありません。 宗教画(イコン)で壁面が飾られています。 |
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ロジェストヴェンスキー聖堂の庭を挟んで建つ「鐘楼」です。 | |
クレムリン保塁の中にある、ロシア旅行で初めて出会った珍しくも「木造の教会」です。 | |
静かな佇まいの「ヴァスクレセンスカヤ教会」です。 | |
あまりにも多くの教会を見ましたので、この教会の名前は忘れてしまいました。 教会の前の草むらに多くの人々が日光浴をしていました。 |
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街の北側のある1352年建立の「スパソ・エフフィエフ修道院」です。 | |
この修道院は、高さ8m、長さ1kmにわたる城壁で囲まれています。 | |
同 上 | |
白い塀に囲まれた「ポクロフスキー女子修道院」です。 |
2005年6月8日