シントラの文化的景観
Cultural Landscape of Sintra


 リスボンの西28kmのシント山系にある街・シントラは、大西洋を間近に見下ろすところにあり、かってイギリスの詩人バイロンに「エデンの園」と称えられ、王侯貴族に愛された、緑豊かな美しい景観を残す街です。
 自然と街の景観全体がユネスコの世界自然・文化遺産に登録されています。


シントラの景観  シントラの景観です。
 山の上には、「ムーアの城壁」や「ペナ宮殿」があります。
シントラの王宮  「シントラの王宮」です。
 天に聳える白い巨大な2本の煙突が特徴のユニークな王宮で、14世紀にエンリケ航海王子の父・ジョアン1世によって建てられた王家の夏の離宮です。
 内部は撮影禁止となっていますが、アラブ風のレリーフのついた美しいアズレージョで内部が覆われ、床にはモザイクがはめ込まれているなど美しい装飾に目を見張ります。。
 「白鳥の間」、「紋章の間」、「アラブの間」など、部屋ごとに違う空間は、大変見ごたえがあります。

2002年10月10日

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