アルコバサは、リスボンの北約120km、日本でいう門前町として栄えた町で、どこか落ち着きのある印象を受ける町です。
アルコバサのサンタ・マリア修道院は、ポルトガルを建国したアルファソ1世が1152年に創建した由緒ある歴史をもつ修道院です。
時間の関係で外観しか見られませんでしたが、質素な教会内部は、幅23m、高さ20m、奥行106mと、ポルトガルで最大の空間をもつものだそうです。
この教会には、観光客のお目当てとする 「ペドロとイネスの石棺」があり、それはポルトガル・ゴシック彫刻の傑作といわれ、誰もがその装飾に驚嘆する素晴らしいものと聞いています。
最盛期には、999人の修道士が生活をしていたというサンタ・マリア修道院。 | |
18世紀にバロック様式で再建された修道院のファサード。 | |
2002年10月11日