メッセージ  AとBの時刻を合わせるには ニュートン力学は破綻したか 


「アインシュタインが考えたこと」について4

著者 高田敞

 

(以下{ }内は上記本からの引用です)

 

 

{われわれの宇宙空間}

問題

{われわれの宇宙空間全体も曲がっています。}{宇宙の中ではどちらの方向へ行っても、もとへもどってくる、そういうことが起こりうるのです。}

考察

現在観測されている宇宙は、平坦だということです。約120億光年ほど先まで観測されています。そこまでの宇宙は、平坦だということです。

 宇宙が曲がっているということは、観測されていません。{われわれの宇宙空間全体も曲がっています。}という仮説は今のところ間違いということが言えます。佐藤氏は曲がっていると断定した根拠を示さなければなりません。もし、アインシュタインの説から断定できるというなら、それは権威主義にしかすぎません。科学は事実にもとづかなければなりません。

結論

 観測事実と合わない仮説は間違いです。その上根拠も示さずに宇宙は曲がっていると断定しています。偉い人が言って、科学者の大半が支持しているから正しいということは、権威主義以外のなにものでもありません。科学の歴史を見ると、それがよくわかります。ガリレオも、ダーウィンもその時の科学者たちから非難されています。その当時科学者が信じていた理論と違ったからです。

もし宇宙が曲がっているというなら、その科学的根拠と実証と、今の観測ではなぜ平坦であるという観測しかないのかを示す必要があります。ところがそれがありません。

 これでは、科学は、偉い人が言ったり、多くの人が支持することで決まるという誤った科学の方法を子供たちに教えることになります。