2台目の車:S13シルビア

S13シルビアその1S13シルビアその2

購入した経緯

俺の為に作られた車

S13が発売されてすぐだったかな?ディーラーに試乗に行った時のことです。

あの日、アクセルを踏み込んだ時の加速に感動したのを今でも憶えています。
俺はAT免許しか持ってないから、大袈裟じゃなく「これは俺の為に作られた車」
なんて思いました。当時の速い車はMTばかりだからね。
ということで新車を買いました。

そういえばあいつのS13は・・・?

ちなみに友人の○山も同じ時期にS13を買いました。
だけど、1ヶ月後には○山の家からS13は消えていたけど。
いつのまにかRX−7(SA22C)に乗り換えていたのは何故?
・・・まぁここで追求するのは止めておこう。

この車の思い出

大垂水峠最速チーム

S13を買ってから、毎週金曜日と土曜日の夜は大垂水峠へ通うようになりました。
430で走り始めた頃から、友人と「大垂水で最速を目指そう」と話をしていたので・・・
ちなみに、某走り屋雑誌で大垂水峠の最速チームという特集を見たのがキッカケです。

こいつらかっこいい

雑誌に載っていた奴らがとても偉そうに見えて(本当はうらやましい)、
友人と二人で「こいつらをいつか打ちのめしてやろう」と話してました。
あの頃は免許取って半年くらいのヘタクソだったけど、
根拠も無いのに自信だけはあったから不思議です(^^;;

みんな速いよ

実際に大垂水峠を走ってみると、やはり常連組が速くて、最初は話しになりませんでしたf(^^;
それでも「中」のレベル位までは結構すぐに到達したんだけど、そこからが長かった。

部品が無いんだよ

とにかく当時はS13が出たばかりで、部品が全然ない。
足を固めたくても、売っているのはたかーい車高調ばかり!
唯一手が届く範囲だったのが強化スタビライザーです。
このスタビとブレーキだけ換えて走った期間が半年くらい続いたっけ。

そりゃ速いよ でも反則じゃない?

ある日、例の最速チームの車に挑戦して負けた時のこと。
こいつらの速さの秘密を探ろう!と車をチェックしたところ、
セミレーシングタイヤを履いていることを知りました。
・・・ストリートでそれは反則なのでは?

なんて思ったけど、限界の低い車で無理するよりは・・・

もう負けない

という訳で俺もセミレーシングタイヤを履きました。
また、S13の部品が出回り始めてたので、ついでにサスとショックも換えた。
そしたら走りが見違えた!

ブレーキポイントが全然奥になったし、少しくらい限界を越えてもコントロールしやすい。
とにかく例のチームの連中と対等に走れるようになったのが何より嬉しかった。

こんな楽しいことはない

大垂水峠に通い始めて半年以上経った頃、すっかり常連になっていました。
当時は「こんな楽しいことはない」と本気で思えるくらい夢中になったもんです。
(いやー、若いですな(^^;)

この車での事故・トラブル

打率が高い!?

実を言うとS13を買ってから1年位の期間に10回程事故ってます。
おそらく普通の人の一生分かそれ以上ではないでしょうか?

最初に大垂水峠で3ヶ月コースの事故を起こしたのを皮切りに、
修理から戻った2週間後にまた大垂水峠で3週間コースの事故を起こして、
その修理から戻ってきた日に箱根でまた事故った・・・(泣)

峠以外でも、米軍基地の入り口付近でジープに追いかけられ、
バックのまま逃げようとしてガードレールにフェンダーをこすったり、
田舎に帰省した時に地元のオヤジに当てられたりと、やたらに事故った。

乗ってる時間と修理している時間がほとんど同じくらいで、
そんなオレのことを友人は「打率が高い」と言っていましたf(^^;;

唯一の救いは最初の事故を除いて、全て単独事故だったこと。
また、最初の事故も含めて他人にケガをさせたことが無いこと。
そのくらいかな。

無事故祈願

その年の大晦日の夜、仲間数人と初日の出を見に伊豆へ行きました。
そして御来光を拝みながら、「今年は事故を起しませんように」と真剣にお願いした。
本当に真剣に

そして帰り道でオカマを掘った
やはり神はいない、この時思った。

ろくな年じゃない

元旦の朝から事故を起すなんて、今年はロクな年じゃないと考え、
この年はしばらくおとなしく走ることにしました。

そして何事もなく数ヶ月が過ぎ、「これはいい調子だ」と思い油断?していたら、
地元の峠で軽い事故を起こしてしまった。
ちなみに単独事故で被害が少なく、「内野安打」くらいだった。

この車の結末

サヨナラS13

あれは確かS13を買って9ヶ月目のある水曜日のこと。
まさかあんな形でS13とサヨナラすることになるなんて・・・

 

そしてS13に別れを告げた3ヶ月後に3台目の車を購入。
しかし不幸はまだ続くのでした・・・

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