Airspy Miniは、SDRソフトウェアの「SDRSharp」を作成したYoussef Touilが設計しているため、SDRSharpとの相性は非常に優れています。このページでは、この組み合わせに特化してインストールからシステムの立ち上げまでの留意点を開設します。
パソコンは、Windowsであれば、Vista以上のOSで動作すしますが、本体はCore
2 Duo @ 2 GHz のCPU以上を使用するのが望ましい。
(1) ドラバのインストール
Airspy Miniのドライバは、通常自動的にインストールされると言われていますがが、数種のパソコンで試しても自動インストールしませんでした。
初めから手動インストールする心構えで、試しにUSB端子に接続をすると良いでしょう。
・手動インストールは、AIRSPY Downloadのページの下方に「WinUSB Compatibility Driver」の項目があるので、その右側の「Download」をクリックしてダウンロードする。
・ダウンロードした「winusb_compatibility.zip」を任意に解凍し、winusbcompat.infファイルを確認しておく。
・Airspyをパソコンに接続する。
・「コントロールパネル」から「ハードウェアとサウンド」を選択して「デバイスマネージャー」を開き、Airspyを選択する。
・[ドライバの更新]を選択し、次に[マイコンピュータの参照]を選択してwinusbcompat.infファイルに移動する。
・念のためにドライバが正常にインストールされているかを確認するには、「デバイスマネージャー」で確認できる。
(2) SDRSharpのインストールと起動
・AIRSPY Downloadから「Windows SDR Software Package」の「Download」をクリックしてダンロードする。
・ダウンロードした「sdrsharp-x86.zip」を右クリックして「出力先を指定して解凍」をクリックし、任意のフォルダに解凍する。
・指定したところに[sdrsharp-x86]が生成されているので、その中のinstall-rtlsdr.batをダブルクリックで起動する。
・Dosウインドが自動的に開くのでインストールが完了するまで待つ。
・[sdrsharp-x86]内の「SDRSharp.exe」をダブルクリックで起動する。
・電波観測用の設定を以下に説明するが、SDRSharp画面を開いておくと理解しやすい。
Airspy Miniを使用する場合は、詳しく解説されている設定方法を参考として理解を深めると良い。