台湾一周避寒旅行2013 B
1/10(木) 嘉義で嘉義旧監獄と陳澄波文化館、高雄でアフタヌーンティ
6:20起床。7:00地下の朝食室へ。
マントウにおかず類が少々。目玉焼きと野菜炒め。味はまあまあ。やはりホテルは朝食付がよい。
8:00にチェックアウトし、斗六駅へ。
結局8:28まで電車なくて、46元の区間切符を窓口で購入。
券売機で後日の台東行を検索。なぜか高雄発は売り切れの電車が多い。屏東からだと大丈夫。??
9:00すぎに嘉義に到着。3年ぶり。
行李房へ走り、少し待ってカートを預ける。17元。
タクシーにメモを見せて旧嘉義監獄へ向かった。9:20着。午前のガイドツアーは9:30と10:30なのだ。
脱走者?? 嘉義旧監獄 正門入口
日本語片言のおねえさんがずっと案内してくれた。
網走と同じ建築家の設計とのこと。放射状のデザインなどよく似ている。
阿里山の檜がふんだんに使われ、当時の日本の力の入れようがわかるというもの。
猫道が天井裏から見学できるようになっていて、面白かった。
病人用のベッドとか歯科治療の椅子などもあった。
左下に猫道 中央台 雑居房
時代が下がると土台にコンクリートを使ったり。木材自体も軽い感じだ。
作業場の建物も規模が大きく、見ごたえがあった。内部は受刑者の作品が展示されていた。
女子監獄には育児室があり、3歳まではそこで育てたとのこと。
中庭もきれいに整備され、ヤシの木が高くそびえていて、なかなかいい環境だ。
嘉義旧監獄の中庭
1hくらいガイドしてもらい、よい見学ができた。
旧網走監獄もぜひ見に来てください!
少し歩くと、なんとか古道というのがあり歩いてみた。なんのことはない生活路地だ。
民権路を歩いて中正公園にたどりついた。
ニニ八・陳澄波文化館 嘉義近辺での犠牲者
陳澄波文化館は公園の中ではなくて、東向かいのマンションの中。ニニ八記念館といっしょになっている。
陳澄波の作品は写真プリントが掲げられていて、ちょっと残念。いくつかはホンモノがあるかしらと期待したのだが。
自画像はあれっ、ゴッホ!?て感じの印象。影響されているのね。
上海時代のもの、嘉義に帰ってからのものといろいろだ。
淡水を描いた風景画がよかった。川のブルーに屋根の赤。
全体的に色がきれいだ。ヴェレフキンに通じるものがある気がする。
陳澄波の絵
嘉義公園 1937年 淡水 1930年
係りの人が、だれやらが来るのを待ってくださいという。
しばらくして現れたのは、陳重光さんという、なんと陳澄波の息子さん! 90歳というがとても見えない。
上海生まれで、モデルにした絵もあった。
日本語で陳澄波の絵をそれぞれ説明していただき、恐縮しちゃいますね。
この文化館の理事長でもあられる。こんな名古屋の一おばさんのために、わざわざスイマセン。
来年は生誕120年記念の展覧会を開催予定とのこと。台南と台北。
北京と東京はまだ場所が決まっていないが、是非開催していただきたい。楽しみです。
絵葉書もいただき、ほんとにありがとうございます。
12:00すぎに嘉義駅へもどり、カートを受け出す。
高雄まで呂光号12:44発で14:22着。189元。なんだかノロノロした電車、すいていた。
高雄駅でも行李房を利用。助かる。
MRTで三多商圏駅下車、少し歩いて陽光大飯店1Fにある古典?瑰園へ。
ウィリアム王子のアフタヌーンティセット1人用を注文。紅茶はローズアフタヌーンティにした。
下段はサンドイッチにバーガーなど、中段はスコーンにクッキー、上段はシュークリームやケーキ類と甘みのオンパレード。
さすがに少し残してしまった。親切にお持ち帰りにしますか?と可愛い店員女子に聞かれたが遠慮した。
陶器も凝っているしサービスもよい感じのいい店だ。
590元に10%TAXが加算されて649元。たまにはいいわさ。
ウィリアム王子のアフタヌーンティーセット
またMRTで高雄駅にもどり、カートを出し、16:38の区間電車で屏東に向かった。31元。
電車は混んでいたがなんとか席を確保した。17:10くらいに屏東着。
台鉄屏東駅
さてと、ホテル探しだ。徒歩3分くらいの東星大飯店に入ってみた。1人だと830元とのこと。
部屋を見せてもらいここに決めて、フロントでクレジットで支払う。受け取ったキーが見た部屋とちがう。
指摘すると、同じ構造だという。
しかし部屋に入ると空調や窓ガラスが気になって、フロントに引き返す。
20分くらいすったもんだの末、ちがう部屋に案内された。中国語オンリーの姐さん3名が相手。
さっきの部屋よりはマシだが、水まわりはきれいではない。失敗だったか・・・。
1泊だし、値段が値段なので妥協しよう。
18:30外出。駅へ行って券売機で明日の台東行のチケットを購入。自強号314元。11:02発で13:02着。
中山路を歩いて忠孝路へ進むが、目的の冷麺屋は閉まっていた。ガッカリ。
ウロウロ歩いて屏東夜市にまぎれこんだ。
食堂が多くて活気があるが、バイクが走りぬけるのでけっこう危ない。
角にある王朝香俣羹で、炒麺25元と椎茸スープ35元で60元のディナーだ。まあまあ美味しかった。
夕食と屏東夜市の喧騒
ベーカリーは見あたらず、駅のキオスクで明朝用にサンドイッチとフルーツゼリーを購入。
屏東で1泊したホテル東星大飯店