旅日記 2008モントルー

      5/23(金) レ・プレイヤードでナルシスの群生を満喫!

         3:00に目が覚める。うーん、電車音が・・・。
         6:30起床。パン3枚とコーヒー。おかわりをすすめてくれるけど同じものでは飽きるのよ。
         部屋でりんごを食べてビタミン補給をする。

         トレッキングシューズで8:30に外出。
         レマン湖沿いを散策する。よい天気で対岸の山のシルエットがきれいだ。
         案内板の前で日本人女性2人とお喋りする。ツアーでモントルー・パレスに宿泊されているとのこと。
         なんともうらやましい! 轟音ホテルの私とはえらい違いだ。
         今日は同じくレ・プレイヤード観光の予定とか。時間は1時間くらい後のようだ。


モントルーからのレマン湖

         9:00過ぎにモントルー駅へ。追加分のチケットを買おうとしたが、並んでいたのでやめ。
         9:19の電車でヴヴェイへ。窓口でブロネ⇔ラリーの往復をスイスパス50%offで購入。9.6CHF。
         9:39発のブロネ行に乗車する。けっこう乗客がいて、みんなナルシス目的みたいだ。
         ヴヴェイから市街地を抜けるとだんだん標高が上がり、レマン湖の眺めが美しい。
         ブロネ駅では電車に乗り換えのつもりが、工事中でバスに振り替えになっているようだった。
           ※ SBBのHPによると、BlonayとFayaux間は2008・7・4までバス代行とのこと
         ほどなくやってきたバスで20分くらい走り、また今度はレ・プレイヤード行の電車に乗り換えた。
         2駅目がラリーだった。私の他3人ばかり下車。みなさん終点から歩くのね。
         ラリーLallyの駅からホテル兼レストランの裏に行くと、もうナルシスの群生が目に入った。
         明るい斜面に白い花がいっぱい満開状態だ。いいわ。10:30ころ歩き始めた。


ラリー駅のすぐ近く                Les Pleiades頂上手前

         Les Pleiadesまで20分との標識に従い、山道を上る。たいしたことはない。
         林を抜けるとまたナルシスが咲いていて、頂上近くは5分咲きくらいだった。
         レ・プレイヤードの山頂は十字架とかモニュメントが置かれていた。ベンチで山を眺める。

         いいお天気で山もきれい。緑の中に黄色い花が映える。
         下りて、駅をまたぎ、向こうに続く小山への道を歩いていく。
         あたり一帯はかなりの面積でナルシスの群生が広がっている。





         そして、道なりに歩いていくとまったくすばらしい眺めだ。
         水仙ばかりのところ、タンポポばかりのところ、2つが競って咲いているところ。
         空は青く、緑の草原を埋め尽くす白い水仙。絶景だ!
         小山を超えるとこれまた壮観の光景が飛び込んできた。5月の雪というが、まさにぴったりの表現だわ。



         道は下りになり、右に曲がって牛の群れをかき分けて進むと、Prantin小屋の素朴な佇まいがあった。
         ここから来た方向を見上げてもため息ものの風景が展開している。


Prantin小屋あたり

         すぐに木道がはじまって、このあたりがテナッスの保護地区だ。
         少し水のあるところもあって、黄色い花が可愛い。

         駐車場を過ぎ、舗装してある道をしばらく歩くと、ラリーの駅にもどった。2hちょっとかかった。
         歩いている人もほどほどにいてほんとに見事な花見物だった。
         ラリー駅横のレストランへ。
         定食はないというので、ハムと野菜サラダ、ビールを頼んだ。量が多くて飽きて食べきれない。
         1/3くらい残した。21.2CHF。クレジット払いはしぶしぶOKだった。


ラリー駅とレストランとランチ

         13:39の下り電車に乗り、またバスに乗り換え、ブロネ駅からヴヴェイへ。


SBBヴヴェイ駅                     イェニッシュ美術館

         ヴヴェイの観光はイェニッシュ美術館。駅近くの立派な建物だ。
         1Fにはピカソやレンブラントの版画があり、デューラーの版画はさすがに巧みで上手い。
         2Fにはクールベの晩年の人物画。2枚とも表情が暗い。
                   そして、亡くなった年に描かれたレマン湖の風景画は荒涼とした絶望的な雰囲気だった。
                   デスハンド?もあった。
              ココシュカの晩年の作品は色が暖色系で明るい。タッチは粗いが。時代もちがうし、点数も多かった。

         同じく駅の並びにはロシア正教会の麗しい姿が眺められた。中に入れないのが残念。

         レマン湖方向へ歩いて、ベンチでちょっと休憩する。
         暑いくらいの陽気で人出も多い。


ヴヴェイの船着場付近

         駅近くのマノーラへ入り、スーパーでサラダや桃やジュースを購入した。
         16:23の電車でモントルーへもどった。
         喉の調子がよくない。葛根湯服用。


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