旅日記 2008モントルー
5/22(水) モルジュとサン・プレ
2:00に目が覚める。電車の数が意外と多い。貨物はスピードを出しているので、轟音が激しい。
慣れることができるか、さもなくばホテルを変わるか。
他の部屋は多少マシだろうか? 悩むなあ。もう一晩様子を見よう。
6:00起床。空は雲が厚く、晴天は期待できそうにない。
7:30朝食へ降りた。
予想どおりの淋しい朝食。コーヒーとパンのみ。
だが、客は入れかわり立ちかわりやってくる。安いから宿泊数は多いのだろう。
マダムがリビエラ・カードと案内冊子を渡してくれた。ハイキングルートなど参考になりそうだ。
今日は午前中にモルジュ近郊にあるアイリス庭園を見学する予定だ。が、結果的に行き着けなかった。
モントルー駅から8:59の電車でモルジュへ向かう。
モルジュで乗り換えて、Vufflens-le-Chateauで下車。
まちがって来てしまったヴュフランの駅と城
ヴュフラン城は工事中だし、個人所有で公開はしていないとわかっていた。
アイリス庭園Jardin d'Irisが隣にあると信じ込んでいてさがしまわるが、影も形もない。
村役場?の前に掲示されている村内図にも見あたらないし、道路標示にもない。
地元の人に聞いたところ、どうも城からはかなり離れているらしかった。(フランス語のみの夫婦)
モルジュからバスで行くのがよいらしい。
駅にもどって別の人に聞いてみると、役所で聞いてとアドバイスされた。
役所へ行くと、正面玄関は閉まっていた。(別の入口があったのかも)
再び駅へもどるとモルジュ行きの電車は出た直後だった。次は1時間近く後だ。
しばらくあたりを散策することにした。葡萄畑や個人住宅ばかりののどかな農村という感じ。
葡萄の木の下には小さな花がいっぱい咲いている。春ですね。
角地にある石は葡萄しぼりのためのものかな。
場違いなデザインの小学校があったり、白猫に出会ったりで、Vufflens-le-Chateau駅へもどった。
葡萄畑が広がる村
11:14の電車でモルジュにもどり、サン・プレSt-Prexへ行くことにした。11:39発で11:43着。
駅からレマン湖方向へ歩くと、地図があったので参考にする。
SBB駅のホーム サン・プレSt-Prex 案内図
教会の向こうが旧市街みたいだ。
サン・プレはスイスのワッカー賞を早く受けている。なるほど。
ホドラーはここからのレマン湖や山々を描いているし、ヴェレフキンは1914年から数年?住んでいる。
先にレマン湖のほとりをぐるっと歩いた。湖は靄というか曇っていて対岸が見えない。
水は澄んでいて、水鳥たちが泳ぎまわっている。
左方向に出ている糸杉が目立つ半島がサン・シュルピースだろうか。
サン・プレのメインストリート
サン・プレの町中に入ってみる。
ヴェレフキンはどの家に住んだのだろう? 画廊が何軒かある。
時計塔のある城門横にインフォメーションがあった。だが12〜15は昼休みだった。
建物の写真を撮りながら町中を散策する。
観光客らしい欧系年配グループもチラホラいた。クルマで来ている人が多い感じだ。
意外とレストランに出会えずに駅へもどった。
結局コープのテナントのカフェでビール4.3CHFとバゲットサンド6CHFのランチ。
サンドイッチは数種のチーズとさつまいも煮とりんごが入っていて、とても美味だった。
陽が時おり射すのだが曇りっぽいのに変わりはないのでレマン湖の遠望は残念な日だ。
13:13の電車で13:19モルジュにもどった。
駅から少し歩いてモルジュ城の13:30のオープンに入る。スイスパス提示でフリーだ。
大砲などの展示が多くて、見学者もたくさんいた。
アレクシス・フォレル博物館へ行ってみた。が、スイスパスは使えないという。
それほど見たい所でもないので退散することにした。
SBBモルジュ駅 モルジュ城入口
モルジュのメインストリート
モルジュのインフォメーションに行き、アイリス庭園Jardin
d'irisへの行き方を聞いた。
タクシーかマイカーでしか行けないというので、そんなはずはなくバスがあるはずと言うと、長々と電話をして調べてくれた。
バスのタイムテーブルももらった。
1時間以上あるので、レマン湖のベンチで休憩した。が、疲れてきたので帰ることにした。
アンデパンダンス公園に立ち寄り、ミグロで食料を調達した。
アンデパンダンス公園
雲に覆われたレマン湖
モルジュ16:05発の電車に乗り、16:39モントルー着。
サン・プレSt-Prexはなかなかよかった。
※ 帰国してから調べたら、Jardin d'IrisのあるのはChateau de Vullierensだと判明。
なんと、VufflensとVullierensを勘違いしていたのだ。あー、情けない!
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