台湾南部めぐり2011 D

12/5(月) 恒春へ

     早朝は雨だ。ゆっくりしよう。
     7:30朝食へ。野菜の煮物などおかずがいろいろ。果物はミカン。お粥にピーナツや漬物をトッピング。
     1泊1080元の朝食内容としては上々だ。
     今日は北部が雨、南部は曇り時々雨との予報。
     ぐずぐずしているうちに9:00ころの出発となった。なんとか雨は上がったがどんより状態だ。
     徒歩5分の市議会駅から地下鉄を乗り換えて高雄駅へ。

     昨日と同じバスターミナルへ行き、恒春まで278元のチケットを購入。
     9:40発で客はまばらだ。
     1hほど高速を走り、あとは海沿いにこまごまと停留所がある。
     天気がよければなかなかよさそうな風景だが、残念。

     12:00ころに恒春に着いた。郵便局と立派なポリスがあるところだ。曇り。
     すぐにタクシーの勧誘が来たが、乗るほどではない。というか、恒春市内をまず歩きたい。
     最初に南門をめざした。最近(2006年?)の地震で崩れたらしくて、再建されている。
     風格がある立派な門だ。


恒春城 南門

     もどって中山路を北上。中山老街と銘打ってあったが、それほどの古街という感じはしない。

     まっすぐ歩くと西門に行き当たった。
     外側から振り返ると、古めいていていい感じ。ここは海角7号の最初の場面に使われている。


恒春城 西門

     鴨冬粉の店を当たったが、4軒とも営業していなかった。月曜は休み?それとも昼間はやらないのか?
     楽しみにしていたのに残念だわ。
     だが、空腹には勝てない。
     中正路に恒春水餃と看板にある店へ入り、乾意麺(スープ付き)と青菜炒めと、恒春水餃を注文。
     全部で105元と(約273円)いうお安さ! 量もたっぷりで大満足。味はちょっと薄いかな。
     店のおばさんたちも感じがよい。地元の人たちが入れ替わり来店して流行っている食堂だった。
     店名は董が〇で囲まれていた。

     西門近くに古い城壁が見えた。階段があって新たな城壁へ上れるようになっていた。
     しばらく散策。風が強い。


城壁の上を歩くと                        恒春城 北門

     北門の上を通過すると、すぐにもう通行止めになっていた。
     下に下りて普通の道と遊歩道を歩いて東門へ。ノラたちがくつろいでいる。


カラオケ店?                     恒春城 東門

     東門路を中心へもどる。市場や露天は店じまいの準備をしていた。いやな風も吹いてきた。

     光明路の阿嘉の家を外から写真だけ撮った。入口付近では土産物を売っていて、女子が数名観光かな?


光明路にある阿嘉の家

     バスターミナルへもどると、次の高雄行きは14:30とのこと。
     天気がよければ、墾丁国家公園まで足を伸ばしたかったが、やめたほうがよさそうだ。
     また、当初は帰りに佳冬や屏東へ立ち寄ることも勘考した。高雄に直行するべき空模様だ。
     恒春は観光に力を入れているみたいで、バスターミナルの一角に観光デスクがあった。
     もう見終わった後だが、パンフレットをもらった。

     14:30のバスに乗ると雨が降り始めた。
     17:00前に高雄着。曇っていて冷風が吹いている。
     駅2Fのコンビニで食料を買い、地下鉄でホテルにもどった。
     洗濯物の乾きが悪い。湿度が高いのね。
     夕食はホテル提供のカップメンなど。

     今日は恒春を歩いただけ、という弱気な観光だった。また来ることもあるだろう。


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