台湾南部めぐり2011 B
12/3(土) 塩水と新化へ日帰り
今日は晴れてくる気配、気温も昨日よりはマシだろう。
7:30朝食へ。お粥とマントウと玉子や野菜炒め、スイカにコーヒーで十分です。
8:40外出して台南駅へ。
9:00前の区間電車で新営へ向かう。56元。
9:50に着いて、タクシーを断り、ロータリー向かいの新営客運バスターミナルへ。
窓口で塩水までの23元のチケットを購入。7410布袋港行きが10:00発だ。
新営客運バスターミナル
10:20に塩水に着いた。グーグルのマップをプリントして、見所をつけ加えてきていた。とても役立つ。
まずは、バス停近くの塩水八角楼へ行く。が、なんと工事のシートでほとんどが覆われている。
どうも昨年の地震被害のため修理をしているようだ。
足場の下から少しのぞかせてもらった。地震じゃなくてもけっこう老朽化が進んでいる感じだ。
隣にある記念碑も撮影する。
裏面 塩水八角楼 正面
中正路を南へ歩いて、月津港旧址へ行く。ここも水質浄化をしている。けっこう汚れているかも。
橋南老街を歩いてみる。まあ普通の通りで、いわゆる老街というものではない。
犬とか猫ものんびりムード。ホッとする道だ。
塩水の橋南老街
こんどは西門路を北上して武廟をめざした。
ここがあの花火の場所かな。意外と広くないが・・・。
文武街を突き当たって旧塩水駅へ。昔はにぎわったのだろうか・・・ぜんぜんその気配は感じられない。
塩水武廟 旧塩水駅
三福路から中正路へ曲がり、中山路を東へ行くとすぐに阿三意麺を発見した。
このトタン屋根の一帯が点心城というようだが、城というのはどうもね。
乾意麺(小)30元に煮玉子10元、缶のお茶30元で計70元。
乾意麺は歯ごたえがあり、ニンニクがいっぱい入っていた。味付けもこってりと濃く、とても美味しかった。
客は次々とやってくる。遠方からなのかクルマがたくさん停車していた。
12:15のバスで新営へもどった。新営と塩水間は本数が多いみたいだ。
13:04の区間電車で新市へ。20元。
新市のバス停は?と探したところ、向こうからやってきた。ちょうどタイミングよく新化行きだった。22元。
15分くらいで新化到着。
新化の興南客運バスターミナル
まずは、新化老街へ。
中山路のバスターミナルから西へ歩くと、交差している中正路の左手一帯がバロックの家並みだ。
写真を撮りながら往復する。ファサードがそれぞれ個性ある。店のプレートもなかなかよい。
スケッチにいそしむ人が数名。
店舗は歴史のある店もあるようだ。活気のある商店街、いいことだわ。
新化老街
14:20楊逵文学記念館へ。新化出身の楊逵の生涯や原稿、身の回りの品々が展示されていた。
楊逵は1924〜27に日大芸術学部夜間に学んでいる。二二八の後でも緑島に12年送致された。
だがその間も作家活動は続けていて、不屈の生涯だ。
妻の葉陶についてのパネルもあった。
楊逵文学記念館 カフェ街役場
隣接する街役場へ。ここは目を引くレトロな建物。
入口付近でモデルの撮影会をやっていた。人だかり。
中へ入ってカプチーノ120元でちょっと休憩。水やプレッツェルも出てきたが、サービス料?10%が加わったらしく、132元の請求だった。
15:30ころバスターミナルへ。台南まで40元のチケットを券売機で購入。
少し待って15:40くらいにバスに乗り、40分ほどかかって台南に着いた。
16:30ころに台南駅北の台南公園へ。
広々した園内には南国の木々が高く、池には睡蓮が美しい。釣りを楽しむ人たちがたくさんいた。
道路を渡って崇安街を歩く。總爺古街との表示が出ていた。
ここも神農街と同じく古い通りのようだ。だがあまり手が入っていない感じでもひとつかな、と思っていたが。
忠義路三段に出る手前にある建物2つにクギづけになった。
一つは3階立てで、窓枠が目立つデザイン。その手前の奥まったところにある建物は壁面の浮き彫りが目を引く。
なんてことはない路地に宝物がある印象・・・台南はなかなか魅力的だ。
台南の崇安街
17:25再発号へ入り、150元のチマキと缶ビール40元。
このチマキはボリュームたっぷり、具がいろいろ入っていて、椎茸は丸ごと2つ、美味しかった。
青年路を歩き、台湾城隍廟をちょっと見学。
今日は塩水と新化を観光できてよかった。天気も最高だったし。
←12/2へ スケジュールへ 12/4へ→ ホームへ