長崎・北九州2011 D
10/15(土) 田川伊田で世界記憶遺産の山本作兵衛の絵を見る
6:40朝食へ。パンにしてみる。
9:00小倉駅発の日田行きJRに乗り、10:10に田川伊田に着いた。
狭い駅前にはタクシーが並んでいる。だが、目的の石炭・歴史博物館は駅のすぐ近くなので乗る気はない。
反対側への連絡通路を見つけ、5分かからないくらいで公園に出た。
煙突やらの写真を撮る。
大煙突(1908年) 伊田竪坑櫓
石炭・歴史博物館は建物も立派だ。なんといっても世界記憶遺産に認定済みの山本作兵衛の絵がある。
210円で入場。見物人ですでににぎわっていた。
2Fの広い部屋に作兵衛のコレクションがあった。ここは撮影禁止だ。
作兵衛の絵には説明の文章が添えられているが、さらにケースの下に説明書きがあってわかりやすい。
手作業で石炭を掘る様子、家族で構内へ入る様子などなどリアリティあふれる絵が並んでいる。
先日TVで見た選炭のコンベアの絵もあった。五木「青春の門」に出てくる、いなせな工夫のファッションも確認。
部屋の中央ケースには作兵衛が練習した漢字帳やらスケッチノート、手帳もたくさんあり、几帳面だと思った。
外にある炭住の復元展示も興味深い。
明治時代の藁葺き小屋から、昭和の今に近い暮らしぶりなど、よくわかる様子だ。
田川市石炭・歴史博物館 「青春の門」の香春岳かな?
空が心配なので、11:23の電車でもどることにした。
12:04に城野で下車した。ところが目的のサンファンは休みだった。イワシの糠炊きとやらを楽しみにしていたのに!
しかたなく片野へ歩いてモノレールで平和通り下車。
魚町2丁目の鉄なべ餃子へ入って、鉄なべランチ500円。
道路を渡って森鴎外旧居へ。ここは無料だ。
使用人を2人置き、馬舎もあったという。なかなか優雅な暮らしよね。
小さな庭には当時からあるという夾竹桃が背を伸ばし、花を咲かせていた。
森鴎外旧居
京町通りのアーケードをもどり、小倉城庭園へ。300円。
ここはもひとつだったかも。だが、まわりには猫が数匹いて、和んだ。
リバーウォーク北九州をちょっとうろつく。土曜だし人出が多い。
ホテルにもどってちょっと休憩。空はなんとか降らずにすんだ。
18:00すぎに鍛冶町の鰻屋へ。
中クラスの鰻丼(2400円)とビールを注文。5分くらいで出てきたが、パサパサで硬く不味かった。
老舗らしくて客も多く、店員の感じもよいのだが、かんじんの鰻は最悪だった!
今日はもひとつ食べ物にツキがなかったな。
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