長崎・北九州2011 C

10/14(金) 雨の門司港レトロ

     6:20起床。急いで朝食へ。このホテルは無料の朝食が付いている
     内容はたいしたことはないが、ごはんと味噌汁に少々のおかず。
     予報では午後から雨だが、8:20にホテルを出るともう小雨が降っていた。駅まではアーケードなので助かる。

     小倉駅を8:32のJR電車で門司港へ。
     なるほど門司港駅は木造でレトロなムードだ。
     和布刈神社へ行きたかったが、けっこうな雨の上に風もあるため、とりやめ。


JR門司港駅                       旧三井倶楽部

     まずは旧三井倶楽部へ。
     1Fはなんということはない。2Fにアインシュタインのメモリアルルームがあり、訪日時に使った寝室などが公開されていた。
     また、林芙美子の記念スペースもあった。川端康成と買って分けた座布団とか。
     ここは裏にまわると日本家屋がくっついていて、面白い景観だった。


アインシュタイン使用のベッド                 林芙美子資料室

     隣りの旧大阪商船へ。天井が高い。道路に面した待合室?がいい感じ。


旧大阪商船

     旧門司税関は内部の吹き抜けがすばらしい。
     上階で中原淳一と竹久夢二の展覧会をやっていた。300円で拝見。夢二は八幡に2年弱いたらしい。
     1Fの喫茶室でコーヒーブレイク・・・・・・ああ、窓の外は非情な雨!


展望室からの旧門司税関               内部にあるステンドグラス


旧門司税関の夢二と淳一展                国際友好記念図書館

     向かいのロシア風建築の図書館もざっと見学。
     ついでにレトロ展望室とやらにも上がった。31Fで割引券使用で240円だった。
     晴れていれば関門海峡の光景がすばらしいだろうが、今日は残念ながら関門橋も霞んでいる。

     栄町銀天街を歩き、栄小路に入って放浪記へ。外観からしてレトロの極みだ。
     内部も、なんとも昭和ムード満点のインテリアが楽しい。まだ早いのか客は私だけだった。
     生ウニ丼1400円を食べた。とても美味!

     道路の向こうに木造の目立つ建物が見えたので行ってみると、これが旧三宜楼だった。
     石垣の上に聳えている趣深い建築物だ。門司がにぎわっていた時代は、ここも華やかだったのだろう。
     今日は雨戸も閉められて寂しい雰囲気だ。隣りに新しいマンションが目立つ。

     このあたりは散策も面白そうだが、雨もやまないし、鉄道関係は省略して小倉にもどることにした。
     門司駅内部をちょっと見学してみる。2Fには昔の写真が展示。トイレの手洗いもレトロだ。
     12:58の電車でもどる。小倉駅構内の観光案内所を試すが、もひとつの反応。

     少し歩いて城の一角にある松本清張記念館へ。500円で入場。
     東京での家が再現されていた。書庫というか資料がすごい。撮影禁止でガラス越し。
     松本清張の作品ははほんとに広範囲の題材を扱っているし、作品数も多く深いので、なるほどな・・・とあらためて思った。
     小倉城へ入る元気がなくて、15:00過ぎにはホテルにもどった。雨の戸外観光は厳しい。

     18:00アミュプラザの回転寿司平四郎で夕食。

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