長崎・北九州2011 B

10/13(木) 飯塚観光

     6:30起床。今朝は曇っている。予報も週末にかけて下り坂とのこと。
     8:25チェックアウト。ニューポートは立地もよいし眺めもよいしベッドも広めで、煙草臭以外は満足した。
     大波止のバス停から8:38の九州急行バスに乗り、博多へ向かった。
     車内はすいていた。出島高速をぶっとばして、けっこう早く福岡へ入った。
     ほぼ定刻の10:50に博多駅前に到着。

     11:01の電車に飛び乗って新飯塚へ。このあたり「青春の門」の舞台だ。
     40分ほどで着いたが、JRバスは12:50までない。西鉄バスはよくわからないし、タクシーを利用した。
     旧伊藤伝右衛門邸まで10分かからないくらいで860円。


旧伊藤伝右衛門邸の門

     門構えからしてとても立派だ。300円を支払い、帰りのバス時刻プリントももらった。
     屋敷内は妙齢の婦人グループでにぎわっている様子だ。
     玄関左の応接間は洋風の重厚な雰囲気だ。暖炉が印象的。窓の上方のガラスも光っている。

     次の書斎は壁に帯を練りこんであるとかで、初めて見た。
     畳敷きの広い部屋がいくつも続き、床の間には白蓮のしたためた歌の軸があって実に風雅。
     部屋からは緑の和風庭園が広がり、ほんとに御殿だね。

     突き当たりの骨董蔵には山本作兵衛の絵がたくさん飾られていた。
     炭鉱内の絵は、刺青褌男と腰巻女の石炭採掘の姿を描いた絵がいくつかあり、色がきれいだ。
     娯楽の様子を描いた絵もいくつかあって、当時の生活がよくわかる。
     花札や弁当箱も展示されていた。
     係員に聞くと、飯塚市に寄贈された作品を歴史資料館と伝右衛門邸とで分けたとのこと。

     2Fに白蓮の居室があった。二間続きで庭の眺めのよく、風通しもよさそうな部屋だ。でも10年で出たのだ。


柳原白蓮の暮らした部屋と庭の眺め

     離れのミュージアム白蓮館には愛用したチャイナドレスや櫛、眼鏡もあった。
     写真もたくさん掲示されていて興味深かった。


白蓮館内部                           絶縁状


2F左が白蓮の居室

     13:20幸袋本町停からのJRバスで新飯塚駅前にもどった。
     駅前ロータリーは新しく整備されているのだが、食事処が見あたらない。
     なんとか見つけた食堂へ入り、チャンポン650円。まあまあかな。

     線路向こうの飯塚歴史資料館へ向かった。220円で入場。
     2Fに山本作兵衛の絵が展示されている。13点あった。写真撮影は不可。
     白蓮・伝右衛門関係もあったが、あまり印象に残らない。

     新飯塚駅へもどり、15:09の折尾行き快速で乗り換え、16:30に小倉に着いた。
     小倉は晴れていて暑いくらいだ。
     京町アーケードを歩き、5分くらいでスーパーホテル小倉駅南口へ。3泊すでに支払済だ。(1泊4280円)
     ここも女性用プレゼントをくれた。パックなど。
     室内からの見晴らしはダメだが、ベッドは広く、空気清浄機もあった。

     17:40外出。新幹線口へ出てブルーウェーブに入っている春帆楼小倉店へ。
     早鞆会席と日本酒無法松を注文。
     フグの質はともかく、料理の種類や味は満足できるものだった。5250円でこのコースはメリットあり、だ。


小倉駅南口                         たまには!


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