長崎・北九州2011 A
10/12(水) 軍艦島と長崎市内
6:30起床。天気はよさそうだ。
8:10にはホテルを出て、港ターミナルへ。7番窓口のやまさ海運で誓約書を記入し、4300円を支払う。
乗船チケットと上陸券を受け取った。
マルページャ号は9:00に出航、130人くらいは乗っていたかな。団体もいる。
船内放送でいろいろ注意事項があった。禁止事項が多い。船内の(壁に掛けてある)写真を撮るのもダメだと。
三菱造船の大きなドッグやクレーンが目を引く。クルマ用の大型船も作っているとか云々と説明があった。
橋をくぐり、だんだんと外海へ近づいていく。
美しい教会とマリア像が白く光っている風景。あそこはぜひ訪れたいものだ。
神ノ島教会とマリア像 伊王島・沖ノ島天主堂
伊江島はリゾートのよう。高い橋は最近完成したそうだ。
高島にも炭鉱があったらしい。ここは人が住んでいる。
やがて島影の向こうに端島つまり軍艦島の姿が見えてきた。
東側からの軍艦島
なるほど写真で見たとおり、島いっぱいにコンクリートの建築物の廃墟が広がっている。
今日は運良く上陸することができた。(年間1/3は上陸できないとのこと)
鉱員住宅(左)と端島小中学校 積込桟橋橋台 右には中ノ島
2班に分かれて見学開始だ。暑いし紫外線が強い。
見学位置が3箇所あり、昔の写真を見せてもらい、いろいろ説明を聞いた。
煉瓦の中央事務所 右は二抗口桟橋跡 貯炭場にはベルトコンベアーの支柱
1916(大正5)年の30号アパート 海水を使っていたプール(昭和33)
ほんとに石炭採掘のためだけに作られた施設なのね。パンフレットには地図や説明が詳しい。
廃墟の内部に入れないのは残念だ。いつ崩れてもおかしくないそうだ。
確かに台風が来ると、島全体が波に覆われるとのこと。
西側からの端島がとても軍艦島的だ
11:50には港にもどってきた。
少し歩いて、東古川町のブラッスリー・イトウへ。2Fにある可愛いレストランだ。
トルコライス・ブラッスリー風を頼んだ。ランチだとコーヒーも付いて1365円だ。
トルコライスというとB級グルメのイメージがあったが、ここのは超A級クラスだ。
トンカツの肉質や揚げ方、デミソースの美味しさ。スパゲティは細麺で味付けもよい。海老も美味。
野菜や温野菜も手抜きがなく、硬めにゆでたブロッコリーや少量添えられたポテトもとても美味しかった。
隣席の人たちは日替わりランチを食べていて、メインは魚の様子。美味しさに頬が緩んでいた。
目的の長崎観光は軍艦島で果たした。後は付け足しの観光だ。といっても主な場所は以前に見学済みだ。
昨日町中でもらった観光パンフレットで午後の予定を立てた。
まずは南へ歩き、眼鏡橋をカメラにおさめ、路面電車で新中川町下車。120円と安い。
住宅地を歩き、シーボルト跡地と記念館へ。100円で入場。
家族への手紙とか、日本で収集したものとかいろいろ展示。
2Fでは特別展を開催していて立派なパンフレットがあった。彩色された皮製品など目に付いた。
次は亀山社中をめざそう。一駅もどり、標識にしたがって細い道を歩く。
赤い鳥居の坂道をえっちらおっちら登る。猫と遭遇。
小さな資料館があり、見学させてもらう。といっても壁一帯に写真が貼られているくらい。
坂本龍馬たちがなぜにこのあたりに住んだのかという、地形やらを係りの人が説明してくれた。
このあたりからは港の様子や町中の気配が(奉行所とか)よくわかるとのこと。
亀山社中記念館の子 資料館近くで遊んでた子
近くの亀山社中記念館へ。ここは最近の復元家屋のようだ。300円で入場。小中学生がたくさんいる。
隠れ部屋をのぞいたり、琴を聴いたりとしばらく滞在。庭の縁側では、きれいな猫がくつろいでいた。
またまた歩いて町中へ出て、歴史博物館へ。ここも新しい。
3Fで孫文・梅屋庄吉展を鑑賞。800円。
梅屋庄吉についてはよく知らなかったが、孫文との交友をメインに、なかなか面白い展示だった。
孫文は庄吉の屋敷(東京)で宋慶齢と結婚式を挙げたらしい。
係員はチャイナドレスだし、内装もお洒落な展覧会。すいていてゆっくり見学できた。
長崎歴史文化博物館
17:00いったんホテルで休憩し、18:00路面電車で面影橋下車。
本石灰町の雲龍亭へ。早い時間のためかすいていた。
一口餃子とキモテキとビール。どれも美味。