シチリア再訪2011 N
1/31(月) パレルモのツイていない午後
6:30起床。7:00に食堂へ行くがまだ閉まっていて、レセプションも鍵がかかっていた。
ちょっと朝の散歩に出かけよう。
ガリバルディ通りを歩き、魚市場へ行ってみたが、月曜も休みらしい。
南の港へ歩いて、日の出の写真を撮った。
7:40にもどると朝食室を開けてくれた。ぬるいカプチーノとパンにチーズ、バター、ジャムを塗る。
8:25チェックアウト。40ユーロ×2泊をカード払い。
Casa Trapaneseはタオル交換やゴミ捨ても完璧だったし、★無しのホテルとしては上々だろう。朝食はさみしいが。
壊れたカートを捨ててくれるようにお願いした。
バスターミナルへ。中にASTの窓口があり、聞くと、セジェスタ社のチケットはバールで購入とのこと。
9:05のバスはほぼ定刻に入ってきた。
トラーパニ市内で次々と客を乗せて、80%くらいになり、高速をかっとばした。
11:00前にはパレルモ駅横に到着。
明朝の空港バス乗場を確認し、カートを引いてマクエダ通りのホテル・オリエンターレへ。徒歩5分。
由緒ありげなヴィラの中庭を通って、広い階段を上がり、ベルを押して開けてもらう。
ホテルの案内パンフによると、この建物はPalazzo Filagier Principe
di Cutoで17世紀シチリア建築様式とのこと。
レセプションのある部屋も古式ゆかしい。40ユーロをカード払い。朝食は8:00からとのこと、遅い。
中庭とホテル入口(入って左のドア)
ベランダから パレルモで1泊したホテル・オリエンターレ
部屋はダブルベッドがデーンとある。デスクと椅子もあるがクローゼットはあまり使いたくない。
エアコンも付いていて、天井付近は暖かくなる。(天井はすごく高い)
バスルームは改装されているようだが、排水や換気は気になるな。
11:30ショルダーになり、出かける。まずはガンチャをめざそう。
先日州立美術館で見たアントネッロ・ガジーニの彫刻を見たくなったのだ。
だが、ガンチャは閉まっていた。
ならば、と次に訪れたサン・フランチェスコ・ダッシジ教会へ行くと、これまたクローズ。ついてません。
まだ12時前なのだが・・・。
ガジーニの彫刻があるラ・ガンチャ サン・フランチェスコ・ダッシジ教会
隣りのサン・ロレンツォ祈祷堂へ行く。2.5ユーロ。
ここはカラヴァッジョの盗まれた絵があったところ。レプリカが飾られていた。撮影はダメだと。
ホンモノが見たいものだ。
ローマ通りを横切りマルトラーナへ向かおうとしたところで、Il Proverbioを発見。
12:30だし開店しているので先に食事することにした。
セットメニューが10,14,20ユーロとあり、20ユーロの魚定食にした。
前菜はサーモンやタコやムール貝で美味。プリモはリゾットと鰯パスタ、セコンドはメカジキにカリフラワーがたくさん添えられていた。
これにエスプレッソもついて20ユーロはとても安い。
ワイン1/4も2ユーロ、ちょっと辛口。
プレトーリア広場をカメラにおさめ、ルネッサンスの彫像はちょっと違和感を感じる。
クアットロ・カンティあたりは14年前の記憶がある。もっと暗かった気がした。
プレトーリアの噴水 クアットロ・カンティ
V.エマヌエーレ通り界隈
カテドラーレへ。入ってショック! 墓所も美術館も13:30までだった。
フェデリコ2世の墓とか妃の冠を見たかったのだが・・・。
エレミティ教会へも行ってみたが、閉まっていた。
カテドラーレ エレミティ教会
ヴィットリア広場にローマ遺跡があるのを見つけて、しばらく見学した。
モザイクがそのまま残されていた。
ヴィットリア広場のローマ遺跡
サン・サルヴァトーレ教会が開いていたので、入ってみた。
なんだか劇場みたいな内部。壁の彫刻や色大理石がすばらしくて、しばらく鑑賞した。
マルトラーナ教会は工事のシートで覆われていた。裏から内部に入れた。寄付を1ユーロ。
ここは14年前のツアーで来た気がする。
金ぴかモザイクもよいが、壁や床もなかなかのものだ。
マルトラーナ教会
マクエダ通りで飲物を買い、ホテルにもどってちょっと休憩。
17:30外出。駅近くの店で夕食用にピザなど買う。
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