アンヌンツィアータ聖所記念堂
シチリア再訪2011 ⑭
1/30（日） トラーパニを歩く
7：00起床。ゆっくりのスタートだ。1/29の21：00から24ｈのトレニタリアスト。なので今日は1日トラーパニの観光だ。
7：40朝食へ。内容はとてもシンプル。カップケーキとシリアルにカプチーノ。ヨーグルトはあった。
8：40出かける。青空が広がっているが地面は水浸しだ。昨夜降ったのだろう。
海岸沿いに行くとジョギングする人がたくさんいた。
G.B.Fardella通りをえんえんと歩く。バールは営業していておじさんたちがたむろしていた。
Conte A.Pepoli通りを少し歩くと緑の公園の中にアヌンツィアータ聖所祈念堂があった。
地元の人にまじってミサに参加した。近くの人と握手もした。意外と明るい堂内だ。
奥にマドンナがいるらしい。
アンヌンツィアータ聖所記念堂
裏にまわり入口から入る。一番奥に「トラーパニの聖母」がいた。ニーノ・ピサーノ作。
白い大理石が美しい。信者も多い。周囲の壁がまたなんとも色大理石の模様や彫刻された天使の顔が飾られてすばらしい！
聖母子像の背後にまわり、台座をハグするのがお参りの順序みたいで、習わせてもらった。
右側の部屋にも銀色に光る聖人像があった。この祭壇も柱など大理石彫刻がすばらしかった。
マドンナに近い入口 壁にはマドンナを守る天使たちが
外に出て南接する州立ペポリ博物館へ。6ユーロ。
キオストロから聖所の塔がきれいだ。
1Fにはなんとギロチンが展示され、下に棺桶も置かれてリアルだ。
2Fへの階段も芸術的。2Fは絵画があり、カラヴァジェスキの作品が並んでいた。
カラッチにはじまり、カラッチョーロあり、最後にリベーラが2点あった。
ほんとにカラヴァッジョの影響の大きさがよくわかる。
他は珊瑚細工やお宝ものの展示があり、これまた細密で見ごたえがあった。タイル床も展示。
外の公園と聖所は人々であふれかえっているのに、博物館は私一人だった。
ペポリ博物館中庭から聖所の塔
リベーラ作 カラッチョーロ作
聖母子をモチーフとした細工物
バスが来る気配がないので帰りも歩いた。
スーパーはSPARもCORADも営業していた。日曜だがイタリアも変わったわね。
商店はほとんど休みだが、中には開けているところもあった。
駅近くへもどり、バスターミナルへ行くと閉まっていた。
できれば、マルサーラかエリチェに行きたかったが、無理ということ。
向かいのセルフレストランDa Peppeが営業していたので入った。
サラダ4.5ユーロとラザニア4.5ユーロにグラスワイン2ユーロで11ユーロ。店員は親切。味もよい。
あっという間に客が入ってきてにぎやかになった。
南の海沿いを歩く。閑散としている。フェリー乗場もあり、チュニスも近いのだが。
ジェラート屋が目に入り、2個盛ってもらって1.8ユーロ。ベンチで太陽が暖かい。
トラーパニ港付近
トッレサルサ通りを歩くが、ここも人通りがない。
パラッツォがいろあろあり、ガリバルディ広場には雰囲気のある建物が目を引いた。
魚市場はとうぜん休みで、きれいなものだ。
Portali Palazzo Burgio ガリバルディ通り付近
ここから北側の海沿いを歩いた。リニーの塔が見える。
Bastione Concaを望む 北側ティレニア海 トラーパニ市街地を望む
近くまで行き、引き返した。犬や猫の写真を撮る。みんなのんびりしてるね。
V.エマニュエル通りをもどったが、カテドラーレは閉まっていた。
まだ15：00だが、歩き疲れたのでホテルにもどって休憩しよう。
Palazzo Senatorio サンタゴスティーノ教会
19：20外出。
駅前の角にあるTrattoria Safinaへ。
アンティパスト盛り合わせ5ユーロ、鮪のステーキ8ユーロ、トマト2ユーロ、エスプレッソ1ユーロ、水1ユーロ、コペルト1.5ユーロ。
計18.5ユーロでチップを1.5ユーロ置いた。
アンティパストは久々の肉系で美味しかった。鮪はまあまあかな。
良心的プライスだし、店の人もかんじよかった。客は他に男性3人組。まだ早いのかも。
