シチリア再訪2011 H
1/24(月) シラクーサで古代を偲び、ラグーサでバス難に会う
6:30起床。10時過ぎの電車でラグーサへ移動を予定していたが、シラクーサのネアポリ考古学公園が心残りなので予定変更。
7:10朝食。いつものメニューで、4泊これだとちょっと飽きるけど。パンとケーキは美味しかった。
8:30にチェックアウトし、45ユーロ×4泊で180ユーロをカード払い。
2泊目からはお湯もちゃんと出たし、タオル交換や掃除も完璧だった。Comoは快適ステイの範疇だろう。
カートを預かってもらう。
シラクーサ駅へ行くと、ラグーサまで行く列車は10:10以外にはなかった。やはりバスか。12:00か12:30のASTだ。
バスターミナルへ行き、考古学方面のバスを運転手に尋ね、乗り込んだ。昨日買ったチケットを機械に通す。
Gelone通りはけっこう渋滞していて、歩いた方が早かったかも。
9:10にネアポリのチケット売場に着いた。聖ニコラ教会の南東の一角にある。9ユーロ。トイレは0.3ユーロ。
まずはディオニュシオスの耳へ。カラヴァッジョが400年前に来たのね。マルタから追われて、どういう心境だっただろう。
中にも入り写真を撮る。まあなんということはない。
ディオニュシオスの耳
天国の石切り場方向は閉められていた。残念。
ギリシャ劇場へ。シチリア一大きいだけあってたいしたものだ。
大理石の座席もぼろぼろで残っている。ステージも大きいな。上方の席からは海も見えた。しばらくうろつく。
シラクーサのギリシャ劇場
ヒエロン2世の祭壇は柵の外から眺めるだけだ。ローマの円形闘技場へ。上から眺める。
石のアーチが残っていたり、中央は草生していたりで、なかなか想像を喚起させる様子だ。
首輪を付けた猫を抱いた観光客が来た。猫用バッグも肩からかけている。
ヒエロン2世の祭壇 ローマの円形闘技場
11:00前には引き返すことにし、と日本人夫婦に出会った。クルマでまわられているそうだ。自由な旅でいいですね。
バスで駅付近にもどり、マルコーニ広場のバールでちょっと休憩。
ホテルでカートを受け出しバスターミナルへ。
12:00のジェラ行きは少し遅れて発車。今回ASTのタイムテーブルをプリントしてきていた。
すいていたので中ほどに座った。
だがこのバスは予定にないISPICAで10分以上停車し、高校生がたくさん乗り込んできた。
そして、13:10となっていたポッツァーロを13:40くらいに出た。
モディカの停留所らしいところでもちょっと停車した(ここでアピールしておくべきだった!)
で、次はラグーサだと安堵していたら、どうも様子がおかしい。
なんと、コミソまで来てしまった。丘の上から下に広がるコミソらしい町を見て、正直あせった。
高校生たちに聞くと、コミソのバス停からラグーサへのバスがあるようだ。
下りるところも教えてもらい、コミソ発着の時刻表ももらった。親切!
コミソには14:50に着いた。(これも30分遅れだ)
もらった時刻表に14:50のラグーサ行きがあった。5分ほど待つとやってきた。
運転手に2.4ユーロ支払う。
なんとか15:30にはラグーサのVia Zamaのあるターミナルにたどりついた。やれやれ。
10分ほど歩いて、ホテルKromaを見つけ出してチェックインした。
広々したツインはブルー系でまとまっていた。惜しいのはシャワーヘッドが固定式。ま、ビデはあるけど。
予定外の時間ロスがあったが、ラグーサのさわりだけでもと、イプラを眺めに行くことにした。
16:00外出。北進してガードをくぐり右へ。リベルタ広場から橋を渡る。眺めがよい。
だが物乞いがけっこういる。このあたりはブランド店も見かける中心地だね。
スペリオーレの大聖堂をカメラにおさめ、中はミサ中なので遠慮した。まわりの建物も趣き深い。
ラグーサ新市街の大聖堂 広場向かいにある建物
V.ヴェネト通りの気になる館
そのままV.Veneto通りを歩いて、カルミネ教会の上まで来た。
ここは本の表紙にもなっているラグーサ・イプラの撮影ポイントだ。絶景。しばらく眺める。
ローマ通りのバールでビールとアランチーニを食べた。3ユーロ。空腹のこともありとても美味。
帰りは電車の駅を確認しに行く。ホテルまで15分はかかりそう。直線だとすぐなのだが、ぐるっと迂回が必要なのだ。
COOPを発見。だが惣菜系がない。飲物を果物を購入。
ホテル前のバールでアップルパイなども買い、夕食用だ。
ラグーサで3泊したホテルKroma
今日はシラクーサ考古学地区を見学できてよかった。
だがバスはやはり難しいね。ダイヤどおりじゃないし、停留所もたくさんあって勝手がわからない。
ただ高校生に助けられたのは幸運だった。グラーツェ!!
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