シチリア再訪2011 E
1/22(土) ノートでバロック満喫
朝は曇っていたがすぐに晴れてきた。
今日はノートへいくつもりで、8:00と10:30のASTバスで迷っていた。さすがに8:00だと忙しい。10:30のに決定。
7:30朝食。ハムサンドにオレンジジュース、ヨーグルト、桃とケーキにカプチーノ。満腹。
シーズンオフらしく、他に2組がセットされていた。
10:00過ぎに出かける。
10:30のASTバスでノート往復5.2ユーロ、運転手から購入した。
11:20にノートに着いた。ノートはガイドブックの地図があるので楽勝だ。
公園の南にあるバス停 公園の東にからは海も見える
鬱蒼とした公園Giardino Pubblicoを横切るとすぐにレアーレ門が輝いていた。
おじいさんたちは日向ぼっこし、若いパパはベビーカーを押して散歩だ。
レアーレ門
V.エマニュエル通りを歩くと、すぐ右にサン・フランチェスコ教会とサン・サルヴァトーレ修道院の麗しい姿が目に入った。
階段が建物を引き立てている。
サン・フランチェスコ教会は中に入れたので、旅の無事を祈り、ちょっと見学。
漆喰の白で統一されていてスッキリしている。
サン・フランチェスコ教会
サン・サルヴァトーレ修道院の右側面は素晴らしい!これぞバロックという彫刻だ。優雅だわ、しばらく見とれた。
サン・サルヴァトーレ修道院
すぐ先にはドゥオーモの圧倒的な姿があった。南向きで立地がいい。カメラ映えがするね。
閉まっていたので青銅の扉を撮影した。
ドゥチェツィオ館 ノートのドゥオーモ
向かいの市庁舎はドゥチェツォオ館でなかなか瀟洒で立派な建物だ。
中に入ると、広間が公開されていた。劇場とMUSEOとの3ヶ所共通券が3ユーロだった。
しばらく待ち、英語のガイドで見学。といっても広間だけ。天井のフレスコ画や家具など。
次はまたすぐのニコラチ通りに行く。ニコラチ館のバルコニーをさんざん眺めて撮影。ここは有名だ。
ニコラチ館
バルコニーを支える不思議な彫像たち
ニコラチ館は内部を公開していたので、4ユーロを支払い、英語のパンフレット2ユーロも購入した。
改装されていてきれいだ。オリジナルのものは少ないかも。陶板タイルの床が面白かった。
部屋ごとに色や模様がちがう。ブルーとか臙脂とか黄色とか。
大きな広間は天井といい壁といい華やかだった。奥の部屋で映画?の撮影をしているらしく、機材が搬入されていた。
12:30見学終了。セーフ。
ニコラチ館内部 18世紀に隆盛を極めていたノートの貴族ニコラチ家の邸宅
ニコラチ館の中庭 玄関の木製の扉
続いてサン・カルロ教会の見事なファサードとそれに続く建物も気になるエントランスがあった。
サン・カルロ教会とその右に連なる館の魅力的な装飾
サン・ドメニコ教会は閉まっていた。前にある噴水の下部分が古そうだと感じた。と、旧ノートから移築したヘラクレスの泉だった。
ここにインフォメーションがあるようだったが、いろいろ見終えた後だしと思っていたら閉まっていた。
向かいの市立劇場も見学。中はまあなんてことはない、昔の劇場だ。
市立劇場 サン・ドメニコ教会
さて13:00をまわったのでそろそろレストランも開いているかな。
南へちょっと入ってTrattoria Ducezioへ。
カポナータ5ユーロにオラータ9ユーロにビール1.5ユーロとエスプレッソ0.5ユーロ。コペルト1ユーロで計17ユーロというお安さ。
味もよくて、特にオラータはイカ(胴ごと)や海老、ムール貝なども入っていて豪華だった。これで9ユーロは破格だ。
エスプレッソのプラスチックカップはまあご愛嬌。他に3組ほど客がいた。海鮮ものが得意そうな店だった。
MUSEOは14:30開館とのことであきらめる。14:55のバスでシラクーサにもどった。
15:45シラクーサは晴れているが風が強く、ちょっと雲行があやしい。
ピザと水を買い、ホテルにもどった。
ノートは適度に観光地化されていて個人旅行者にはありがたい。ドゥチェツィオ館やニコラチ館など見学できてよかった。
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