バルト三国と北欧二都 P 2010

7/17(土)  タリン市内観光

     7:00起床。8:00に朝食レストランへ行ったら、まあすごいことになっていた。
     広い空間がフランスの方々であふれかえっているのだ。ウェイトレスのおねえさんたちもてんてこまい。
     なんとか席を見つけたが、取りに行っているうちにフランス人のご夫婦と相席になった。
     食事内容はホットものやカットフルーツもあり、質はともかくまあまあだ。3600円で文句は言えません。

     9:00そろそろ観光開始。外はとても爽やか。日向もそう暑くないし、海鳥の声の響きも心地よい。
     まずはヴィル門から入り、ヴィル通りを歩いた。カフェの外席にはもう人がいる。


ヴィル門

     ところどころでグループがガイドの説明を聞いていた。
     オルデ・ハンザ前では民族衣装の人たちが客引きをしていた。タリンはそうとうな観光地だ。
     トームペアをめざそう。
     門のある辺りの小道はツアー団体が行きかっていて混雑状態だった。

     アレクサンドル・ネフスキー聖堂は例によって礼拝中だが、ここは途中まで観光客が入れる。
     撮影禁止、絵葉書を購入した。
     のっぽのヘルマンをカメラにおさめ、自動ドアのトイレを見つけて拝借。0.2ユーロ硬貨が使えた。
     2011年からエストニアはユーロが導入される。旅行者には便利になるね。


アレクサンドル・ネフスキー聖堂            のっぽのヘルマン

     大聖堂へ。ぐるりと掛けられた大きな紋章が独特だ。入れ替わり立ち代りツアー客が現れる。
     75EEKで塔に登ることにした。四方ではなく三方が見渡せた。
     屋根瓦は茶色が多く、新しい物も多かった。

     次は、期待の聖ニコラウス教会へ。50EEKも払うには主祭壇と「死のダンス」があるからだ。
     主祭壇は色も美しく見とれた。
     だが、「死のダンス」はひどかった。保護のためにガラスがセットされているのは仕方ない。
     だがそのガラスはとてもくすんでいて全体がグレーになっているのだ。
     せっかくの女性の赤い服や骸骨の白い布などすべてがスモーキーだ。
     フランドル風の細密さをじっくり見ようと楽しみにしてきたのに、ガッカリもいいとこ。

     インフォメーションへ行き、ラクヴェレのPRマップとバス時刻表を出してもらった。
     野外博物館への行き方も聞いたが、同じ日を指定すると不機嫌になった。そりゃそうかも。

     市庁舎監獄が写真美術館となっていて見学。カメラの展示や昔の写真が興味深い。

     13:00すぎにEATを探し当ててはいる。セルフで量り売り。
     ペルメニとワッフルパンとビールで54EEKという安さ。(394円)

     アールヌーボーぽい写真を撮りながらピック通りを歩く。中世から栄えた道だと。


ピック通り

     聖オレフ教会ものぞいて三人姉妹をカメラにおさめ、スール・ランナ門を抜けるとふとっちょマルガレータのどっしりしたお姿。。


スール・ランナ門

     さすがにこの時間になると日差しが強い。
     がまんして歩き、市民ホール港へ。
     窓口であさってのヘルシンキ行リンダライン12:00のチケットを購入した。パスポートが要った。
     月曜日は料金が高めの設定だ。12:00は25ユーロと比較的リーズナブルだった。

     15:30ころいったんホテルへもどって休憩する。石畳もけっこう脚にくる。

     16:30再び外出。
     少し迷ってタリン市の博物館へ。1hしかないがいいかと言われ、たぶん十分なのだ。
     中世の鍛冶屋の様子が音入りで展示されおもしろい。
     4Fはソ連時代のポスターなどが展示されていて、まあ一つの美術作品だろうか。
     17:40に出た。


タリン市の博物館

     次は城壁入口へ。3つの塔と渡り廊下。塔は石のぐるぐる階段なので、ちょっと緊張。
     そう眺望がよいわけでもない。

     とあるファーストフード店へ入ったのだが、店員が感じ悪いので、出した財布もひっこめて退散。
     他も決めかねて、結局Rimiで焼き鳥、絹サヤとブロッコリーのサラダ、パン、アップルサイダーを夕食用に買った。43EEK。


314円のディナーはどれも美味!


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