バルト三国と北欧二都 J 2010
7/11(日) リーガへ
6:30起床。ここの洗面台は猫用か?
7:00すぎに1Fの朝食レストランへ。道路に面して明るい。
玉子やソーセージ、野菜に果物とまずまずの内容だ。16Lsにしては上々の満足。
しばらく部屋で休憩する。荷造りもあっというまだ。
9:40チェックアウトし、バラ広場からトラムに乗った。0.3Ls。すぐに検札が乗ってきた。
昨日降車した駅前で下りる。もしやと思って駅舎に入ってみた。
そこにはバスのチケット売場と小さな売店があった。昨日はここを利用すべきだったのね。
ATMは見かけないが、駅前路面も工事していることだし、これから整備するのかも。
リーガまで5.4Lsのチケット購入。指定席だ。
外に出ると建物の陰でバスを待つ人がたくさんいた。
10:00発のリーガ行は8割方乗っていて、途中からどんどん増え立つ人も出た。
IZZINASでトイレ休憩。0.2Ls。
バスはエアコンが入っていても陽光が強くて温室状態だ。カーテンはない。厳しい。
路上に台を出してなにやら売っている人たちがいた。日射病になりそう。
リーガに着いた! 運河の向こうは中央市場
13:40リーガ着。カンカン照り。
バスターミナルのインフォメーションへ行き、ルンダーレへのタイムテーブルを求めるが、話にならない。
ネットコーナー(有料)へ行って自分で調べろ、だと。
すぐの市場構内隅に立食の食堂を発見。見本が並んでいてわかりやすい。
チキンハンバーグ(マッシュポテト添え)と赤カブ冷スープで1.7Ls(279円)のお手軽ランチだ。
家庭的な味で塩加減もよく美味しかった。
カートを引いて駅前のホテル・イリーナへ。
涼しい部屋を、とお願いしたところ、日当たりのないシングルをくれた。上々です。
朝食は8:00からだと、遅いね。冷蔵庫や金庫もあるし、3泊ゆっくりしよう。
リーガで3泊したホテル・イリーナ
14:30出かける。今日はラトヴィア国立美術館とユーゲントシュティール建物群の見学、と昨夜決定。
ホテルから15分ほど北上したところに美術館がある。
ラトヴィア国立美術館
常設展示の1Lsで入場。
Karllis Huns1831〜1877
1870「The Young Gypsy」は画集で見て、ちょっと注目。スカートの布の質感と表情がよい。
Janis Rozentals1866〜1916はラトヴィアの国民的画家というだけあり、目立つ作品が何点かあった。
1894「Coming from Church」は村の教会から出てくる人々、表情がもひとつぱっとしないが。
1910「Areada」は人生の喜びを感じる?
その他セガンティーニのようなタッチの絵もあった。
見たかった「プリンセスと猿」は貸し出し中で拝見できず、残念。
J.ルァゼンタールス
エリザベテス通りとアルベルタ通りを写真に撮りながら、ぶらぶら。
ツアー団体がいくつか説明を聞いている。エイゼンシュテイン作が多いのね。
リエパーヤと比べると建物の規模が大きいし、修復の手がちゃんと入っていて、きれいだな。
1903エイゼンシュテイン作 1904エイゼンシュテイン作 年代作者不詳・未修復
角にある12番地は1Fがアールヌーボー・ミュージアム、5Fがルァゼンタールスのアトリエとして公開されていた。
1Fはなにか新しい気がした。係員の女子がみな昔の衣装を着て雰囲気を盛り上げていた。
ステンドグラスや家具やらが、アールヌーボー。台所が可愛い。2.5Lsに撮影料が1Ls。
アール・ヌーボー・ミュージアム ルァゼンタールスのアトリエ玄関前
螺旋階段を上がり5Fへ。
アトリエは思ったよりも痕跡がなくて、まあ雰囲気だけ味わえたが・・・。
クロンヴァルダ公園のベンチで休憩。
日陰を選んでピルロータス運河を渡る。あたりは緑地帯になっていて市民がくつろいでいた。
Bastejkalns(稜堡の丘)があり、白鳥の家をカメラにおさめる。
自由記念碑の女神から西へ行くと旧市街だ。
リーガの旧市街はかなり現代建築が混ざっている。
カリチュ通りには人力車が数台。観光用だろうが、リーガで東南アジア的乗り物に出会うとは!
ノスタルヂヤNostalgijaは営業していないみたいだった。
XLペルメニに入店する。早いが夕食にしよう。
ペルメニ2種、じゃがいもとソーセージのスープ、ミートパイにビールで3.35Ls。(549円)
どれも美味しくて完食。
飲物を買ってホテルにもどった。
リーガは都会だわ。日陰の涼しさはクライペダやリエパーヤに勝てない。物乞いも目に付く。
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