バルト三国と北欧二都 K 2010

7/12(月)  ルンダーレ宮殿観光

     早いもので旅も後半に入った。月曜はリーガは休みの観光場所が多い。なので今日はルンダーレ宮殿へ出かける。帰りのバスが心配。
     8:00すぎにレセプション奥の朝食室へ行くと満員だ。テーブルが7つしかない上に取る台の配置もね。
     ただ食事内容はまあまあで3600円としては十分だ。

     8:50外出。外はもうカンカン照り。通勤の人が行きかい、活気のある駅前だ。
     9:00すぎにバスターミナルへ。SEBのマシンで20Lsをキャッシングした。
     列に並んでバウスカへのチケットを買う。2Lsと値上がりしていた。
     9:30のバウスカ行バスはクーラーがよく効いて快適だった。10:40にバウスカ着。
     窓口でPilsrundaleへのチケット0.8Lsを購入。
     タイムテーブルをくれ、と言ってみたが、まるで通じなかった。
     売店で水を買い発車待ち。
     11:00のバスはミニバスだった。地元の人たちばかりだが、一人旅の欧系女性もいた。おばさんたちが下車場所を教えてくれた。
     15分ほどで到着。あたりは馬が放牧されていてのんびりムードだ。
     帰りのバス停にはベンチと屋根があり、時刻表も貼られていたので一安心だ。


ようこそいらっしゃい!                  Pilsrundaleバス停付近

     10分ほど歩いてルンダーレ宮殿にたどりついた。またなんだってこんな野中に建てたのだろう?
     それほど風光明媚ということもないし。
     城+庭園のコンビチケットを5.5Lsで購入。撮影料も1Ls。パンフレットは付かない。
     ルンダーレ宮殿はガイドブックの部屋の説明がとても参考になった。


ルンダーレ宮殿


黄金の広間                        白の広間

     黄金の広間、白の広間は大きいし美しい。ここも東洋趣味の陶器がたくさん置かれていた。
     薔薇の間はとても可愛らしいラブリールームだ。壁が素敵!

     そして、チケットを再確認して入ったつきあたりに、公夫人のトイレがあった。ここは感動的だった。
     天井がすばらしく凝っているし、壁の額、金魚柄のおまるがなんともいえない。
     寝室よりもはるかに力が入ったデザインだが、だれの発想だろう?




     団体は2組くらいだったので、そう苦労なくゆっくり見学できた。
     外に出てチケットをまた確認され、庭園を見学。バラ園がきれいだ。暑さで枯れ気味だが。




ルンダーレ宮殿庭園

     庭園のカフェに座って、コーヒーとピザパンで軽めのランチだ。
     13:29のバスでバウスカにもどった。このバスは普通の大きさだった。


帰りのバス停                      ランチ

     14:20のリーガ行バスは灼熱バスでほんと、まいった。運転手が何度もペットボトルの水を飲んでいた。
     15:35ようやくリーガのバスターミナルに着いた。

     月曜でも開いているところを、と旧市街へ向かった。


リーガ旧市街

     メンツェンドルフは閉まっていて残念。
     ラトヴィア占領博物館を見学する。ソ連の収容所を再現してあった。ナチスの収容所と同じ、人間扱いしていない。
     日本人のシベリア抑留もこんな感じだったのだろうか。
     おぞましい写真もたくさんパネルにされていた。

     16:50に「1991年のバリケード博物館」へたどりつき、入れてもらった。
     日本語の案内パンフレットがあった。展示内容は少ない印象だ。17:00まで。


1991年のバリケード博物館

     リーガ大聖堂に行き当たる。2Lsで入場。
     ステンドグラスがきれいだ。オルガン下の板絵が気になった。
     キオストロは古い部分がいい感じだ。


リーガ大聖堂とキオストロ

     近くのソラクサンズで早めの夕食。ヘムルスントゥブチゲとビール500mlで7.3Ls。
     牡蠣とムール貝がたくさん入っていてとても美味しかった。キムチと白飯も感激。


     屋台のアイスクリームをなめ、水を買って19:00すぎにホテルにもどった。

     今日はルンダーレ宮殿を観光できてよかった。ラトヴィアNO1の観光地をハズすべきじゃないもんね。
     ただバス利用で来ている人は少なくて、私のほかは2人だけ。
     たいていはクルマか団体バスだった。


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