バルト三国と北欧二都 D 2010
7/5(月) ヴィリニュス市内観光
7:00すぎに朝食室へ。わりと大きなホテルということもあり、すでににぎわっていた。
★★にしては十分な内容だ。質はともかくフルーツカクテルまであってまあまあ。
9:00すぎに外出。
ホテルの周りは住宅地だ。雑草の茂る中に猫たちがいる。警戒心が強いね。
歩いて橋を渡る。このZaliasis tiltasは1536年の建設当時は緑色だった。四隅に独立関係の銅像がある。
緑の橋 猫は朝から元気
ヴィリニアウス通りを左折して、ゲディミノ大通りを歩くが、あまり人はいない。
ゲディミノ大通り ヴィリニュス大聖堂
大聖堂前へ出た。ギリシャ神殿みたいで、隣りに塔がある。建物も地面も白くて照り返しがすごい。
昨夕とうってかわって朝から太陽ギラギラだ。
大聖堂へ入り、旅の無事を祈り、祭壇などを見学させてもらう。
ガイドブックにもあるが、奥右にある聖カジミエルの礼拝所はすばらしい。芸術品としてもそうとう価値ありだ。
手が3つというのはちと疑問だったが、大理石や大きいフレスコ画。黒い柱の金属模様がユニークだ。
聖カジミエルの礼拝所
意味はわからなくても凄い! 入口も豪華 中央の聖カジミエルの聖画
外に出てカテドゥロス広場少し東の有料トイレを使用。1Ltできれいだ。
ピリエス通りはこの時間でもすでに観光客がいたし、露天は準備中だ。
ピリエス通り
聖ヨハネ教会の角を曲がり、大学通りからヴィリニュス大学の入口へたどりついた。5Ltで入場。
案内図をもらったが、もひとつわかりにくい。
それでもフレスコ画の間にはなんとか行くことができた。意外と狭いね。
ヴィリニュス大学言語学部2Fホールの「四季」フレスコ画
古書室がわからないので、もどって入口で聞いた。ガイドツアーでのみ見学可だという。ガイドツアーは今日も明日もない、とのこと。
今日は月曜で明日の7月6日は祝日だからか? がっかり。
聖ヨハネ教会内部
路地に入り込んで犬の写真を撮る。
教会をいくつか見学。ロシア的なのが多いね。
市庁舎広場あたりでは昔の写真パネルを大きくした露天店や絵がたくさん並べられていて壮観な眺めだった。
カジミエル教会はクリプタも見た。1Lt。なんということはない。
ランチタイムということで、引き返して、リトアニア料理店DVARASへ入った。
冷たい赤カブスープはすごいショッキングピンクだ。味は酸味が夏向きでよかった。好きかも。
ツェペリナイはトラディショナルを頼み、1つしか完食できなかった。飽きるのだ。
水はガス入りだがたまにはよい。これで21.3Ltだから安い。(686円)
大聖堂をぐるっとまわり、なんとかケーブルカーの乗場を探し当てた。
あっというまに上に上がり、ゲディミナス塔をカメラにおさめる。
ゲディミナス城は再建中で、なかなか趣のある佇まいだ。石垣がいい感じ。
塔の上は暑そうだ、木陰のベンチで休憩しよう。
ゲディミナス城 塔横からの眺め ゲディミナス塔
帰りは歩いて下に下り、ひたすら歩いて聖ペテロ&パウロ教会へ。
バロック彫刻の内部はイタリアから人を招いたというだけあり、特にクーポラまわりは凝っていた。
色はグレーぽい白で、レッチェのピンク系とは異なる。
レッチェはもっとくどくて宗教的だった。時代的にはそう変わらないのだけど。
ヴィリニュスも暑さバクハツで疲労してきた。
まだ時間は早いがいったんホテルにもどることにした。歩く気力も失せていたので、トロリーバスに橋の近くまで乗った。
スーパーで水とジュースとアイスクリームを購入してホテルへ。
シャワーを浴びて少し休憩だ。
19:00に外出。近くのレストラン・ツァールスコエ・セローCarskoje Seloへ。
外観はビルの1Fで現代風だが、内部は藁葺き屋根のインテリアで民芸風だ。
ビールと魚のグリルとコーヒー。味はなかなかよかった。鮭系の魚で、付け合せのラタトゥーユが美味。
20:00にライブが始まり、ちょっとムーディーな音楽を楽しませてもらった。
店内は近所のおじさんたちがが飲み会をしていたり、観光客風のカップルも数組いた。
この店も安い。このボリュームで総計797円ほど。