バルト三国と北欧二都 B 2010
7/3(土) ストックホルム 国立美術館
5:30に起きるが土日は7:30から朝食なので時間がある。今日も暑くなりそうだ。
朝から生ハムメロンならぬ生ハム瓜をいただく。例のカナッペその他を目いっぱい食して満足だ。
8:50出かける。地下鉄で明日の下見に中央駅へ。
ちょうど20分でアーランダ・エクスプレスの乗場ホームまで行ける。すべてエスカレーターで昇降できると確認。
中央駅前から53番のバスにほんの少し乗り、ガムラスタン貴族の館前で下車。
思ったより大きな建物だ。公開時間は短くて土日は休館。前庭の花がきれいだ。
フェルゼン伯が落命したのはこの階段か?館内の階段だろうか?
ガムラスタンはもう観光客で狭い道路も人がたくさん往来していた。
にぎわうガムラスタンの路地 魅かれたホテル Lady
Hamilton
大聖堂へ。ストックホルムカード有効。
Bernt Notke作の「聖ジョージとドラゴン」は木彫りには見えない迫力だ。彩色も渋い。
説教台と玉座も豪華だった。先日ヴィクトリア王女の結婚式もここで行われたようだ。
ストックホルム大聖堂 聖ジョージとドラゴン 説教壇と玉座
王宮のチケット売場に並んだが、カードでそのまま各ミュージアムに通用するようだ。
アパートメントは2年前に見学済みなので、今回はSKATIKAMMARENだけが目的。入口は離れていた。
地下の暗いところに王冠やら剣やらが展示されていた。フムフム。
歩いても近いのだがせっかくストックホルムカードがあるので、バスを乗り回した。
体力のあるうちに国立美術館へ。
国立美術館 「冬至の生贄」
カール・ラーションの「冬至の生贄」1915が大階段の上方にありすばらしい!
ウィーン美術史美術館のクリムトの位置だわね。
3Fをじっくり鑑賞する。
クラーナハ 1532の不釣合いなカップルは想像どおりの絵だった。
1528のルクレツィアは色っぽくてよい。
クラーナハ
レンブラントの大作はちょっと未完みたいな感じだった。
カール・ラーションCarl Larssonはスウェーデンの国民的画家だけあって展示数が多い。
油絵はいくつか注目する絵があったが、イラスト的な室内図も興味深かった。
1890年にKarinと結婚後、そのインテリアなどはブームになったそうだ。
カール・ラーション
ハンマーズホイの一角があり、室内風景や後姿と再会。
ゴッホは1889「ブルターニュの風景」、ゴーギャン、モネなどの印象派はもひとつ。
クールベの自画像はナルシスト的チェリストで、目線がなんとも笑える。
3Fだけで約2hかかり、2Fはざっと流した。
1FのセルフレストランATRIUMでランチ。ここはメインを取り分けてもらい、副菜はビュッフェだ。
鴨のローストに煮野菜、サラダ、豆などで125SEK。
これに赤ワイン75SEKとコーヒー28SEKで充実したランチだった。(3128円)
王立劇場前へもどり、グランドホテルをカメラにおさめ、隣りのフェルゼン邸に注目。
2年前にツアーで来た時に現地ガイドがフィエルガタン展望台で説明してくれたのが、気になって調べていた。
フェルゼン伯は大物だったのか、とても立派な屋敷だ。公開されていないのが残念。
フェルゼン伯の館 グランドホテル
47番バスに乗り終点で下車。少し歩いてプリンス・エウシェン美術館へ。
プリンス作の絵画がたくさん展示されていて、穏やかな印象の絵が多かった。性格かしらん?
天井が高く眺めのよい部屋ばかりだ。陽光がさんさんと入り、花もきれいに飾られていた。さすが王子様だわね。
ここは展示されている絵画よりも、室内の雰囲気、上品なインテリア、庭園がよい。
ブリンス・エウシェン美術館
47番でまたもどる。スカンセンは候補だったが、どうも屋外は暑すぎるので中止。
王立劇場前で水を買い、木陰のベンチで休憩。
少し歩いてシェップスホルメン島の現代美術館へ。
ピカソとか・・・。あまり現代すぎるものは不得意なので省略する。
ここはクーラーがよく効いていた。
歩いてもすぐなのだが、バスと地下鉄でOstermalmstorg下車、スーパーで夕食用を購入しホテルへ。
今日はまともにルームメイクしてあった。
ストックホルムは国立美術館とドロットニングホルム宮殿が目的だったので、満足な観光となった。
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