悠久のラオス2010 FG

1/18(月) ビエンチャンの寺巡り
     6:00起床。ここは電話なしのドアノックのモーニングコールだ。
     エアコンを入れなくても室温25℃で快適だ。
     6:40朝食へ。パンとトーストし、蜂蜜をかける。バナナ、ジュース、コーヒーのシンプルな内容だ。
     メコン川を眺める外テーブルは気持ちがよい。今日も猫が足元に来る。
     隣席の欧系女性は猫を追っ払うので、きらいか?と聞くと猫アレルギーとのこと。
     
     8:00集合して出発。運良く待ち時間20分でフェリーに乗り込めた。


今朝も商売が始まっている パンダ柄のシンだった

     昨日と同じく3号線をひたすら北上し、2時間かかって10:30にパクセー空港に到着。やれやれだ。
     パクセー空港の売店の絵葉書のラックに、ワット・プー特集の雑誌を見つけて即購入。5$。
         ビニールを破って中を見ると、なんと2000年の雑誌! Lao National Tourism Authority発行の月刊誌だ。
         10年前に発行された雑誌を堂々と販売するところが、さすがラオス!と感心した。
         内容もワット・プーについての写真や英語・ラオス語での説明満載で、とても参考になる。
         暁のテラスにはパビリオンが建っているし、参道の様子も今と違う。南北宮殿は柵もなくて自由見学可のようだ。

     空港内の書店にはラオス全般の遺跡ものの本もあったが、70$もしたので手を出せない。
     搭乗口近くにはお洒落な織物店もある。

     11:50に定刻離陸のQV522はATR72の機体で満席だ。客室乗務員は2名。
     ためしに毛布を頼むと30分くらいしてから、綿ブルーの可愛いのが運ばれてきた。
     アンパンとお茶が出る。着陸前にコットンケットを回収にまわってきた。15分くらいしか使用できなかった。


ラオス国営航空の綿毛布                   ビエンチャン到着

     ビエンチャンに着き、荷物を取り、小型バスに乗り込んだ。
     まず昼食だ。タムナック・ラーオはこぎれいで庭もきれいなレストランだ。さすがに首都だ。
     スープはあいかわず美味しいが、その他は似たようなもの、ラオス風春巻きやじゃがいもカレー、酢豚まがい。
     デザートは珍しく缶詰フルーツが出た。

     14:30から観光開始。
     まずは先日観光できなかったタート・ルアンへ。
     遠くからでも金色に輝いて美しい。手前ではなにか式典の宴会準備がされていた。
     ぐるりと一回りし、回廊の仏像などを見学。日差しが強い。


ビエンチャンのタート・ルアン

     クルマで、ワット・シーサケートに移動。
     ここは前面からの門や建物の屋根が古めいていて、ほんとに由緒ありげだ。すばらしい。
     靴を脱いで本堂内に入る。天井の蓮模様の木材がいい。壁にはフレスコ画のような絵の彩色が鮮やか。
     また壁の上方には小さな仏像がたくさん入っている棚?が目を引く。


ワット・シーサケート

     向かいのワット・ホーパケオへ。外にある甕や階段の龍が印象的だ。
     外壁の彫像もよい眺め。内部は仏像の展示場という感じ。


ワット・ホーパケオ

     16時過ぎにはビエンチャン空港へもどった。あわただしい観光だった。
     チェックインし、売店でラオ・コーヒー150gで1.8$を購入。
     VN840は定刻より早く17:45に離陸し、18:50にはハノイに着いた。
     乗り継ぎチェックインもすませて、全員で上階のレストランへ。
     トランジットタイムが長い場合は、ベトナム航空から飲物と軽食の食券が出ているらしい。
     ビールとフォーをいただいた。
     まだまだ時間がたっぷりあるので、フットマッサージ店へ入った。
     45分で17$のコースを選んだ。添乗員Mさんや他のメンバーも3人来店していた。
     足洗いマシーンを使いながら、肩や背中や頭のマッサージ。
     その後にフットマッサージをしてもらう。けっこう力が強くて快適だった。
     着替えをしたりしてもまだまだ時間がある。
     待合室は韓国へのフライト待ちみたいでハングルが飛び交っていた。
     

1/19(火) 帰国
     日付が変わり、0:10にVN954は離陸。
     4:30ころだったが朝食が出た。
     6:30には成田到着。正確な運航だ。
     荷物もすぐに出てきた。添乗員Mさんにお礼を言い、メンバーにも挨拶して到着ロビーへ。
     荷物を入れ替えて中綿コートを着、スーツケースを宅配に依頼した。
     7:54の京成モーニングライナーで日暮里へ。1400円だが朝刊付きがうれしい。山手線で渋谷へ移動した。

     元気があるので、予定どおりにBunkamuraミュージアムでの「愛のヴィクトリアン・ジュエリー展」を鑑賞。
     入口あたりにヴィンターハルターの描いたヴィクトリア女王の若い日の肖像画があった。
     美人というとちょっとちがうが、ぽっちゃり系で目に憂いがあってなかなかよかった。
     ジュエリーの展示は圧巻だった。ゴージャスだし個性的なのがたくさんあった。目の保養だ。
     時間が早いこともあるのかそう混雑もしていなくてゆっくり見物できた。
     11:30にドゥ・マゴ・パリのテラスランチでローストビーフのグレービーソースをいただく。1680円。
     紅茶はまあまあだが、料理は肉その他も満足。

     根津美術館は迷ったが次回にすることにして、東京駅へ。
     八重洲の某金券ショップでJR券を購入し、自販機で特急券を買って13:50ののぞみに乗車した。
     今日は気温が高いとのニュースだが、ラオス帰りには寒く感じる。


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旅行費用      277343円 (前泊含む9日間)

        ツアー代 218000円、空港使用料 2040円、サーチャージ 8140円、保安料 500円、
                      ラオス空港使用料930円
        前泊ホテル代    4800円
        スーツケース宅配  3200円
        名古屋⇔東京(JR) 17380円、京成2210円
        美術展、食事その他 9095円

        ラオスで 11048円              1$=93円で計算
           (ホテル代(2泊) 7440円、飲物 930円、みやげ 911円、足マッサージ 1581円、チップ 186円)

    ラオスでは予定外のホテル代を除くと3600円ほどしか使っていない。
    他のツアーメンバーは民芸品などいろいろ購入されていたが、それでも安いので金額はしれていると思う。

感想

   観光  全体的に効率よく観光できて満足だ。ツアーなのですべておまかせ。
        ルアンパバーンは市内近郊とも満足できた。
        ワット・プーはとてもよかった。ただし、旅程にはおおいに不満があった。
        ビエンチャンは滞在時間が短かったので印象が薄いが、また個人的に訪問してもよい。
        メコン川の恵みやラオス人の自然と共生するのどかな暮らしも垣間見ることができてよかった。

   航空機 ベトナム航空 料理もサービスもよかった。ゲームがなかったのは残念。
         ラオス航空  プロペラの小型機なので乗る前は機体に不安もあった。
                  結果的には天候が安定していたこともあり、定刻だったし安心できるフライトだった。
                  短時間フライトに出たアンパン、スコーンなども美味しかった。

   ホテル ルアンパバーン ビラ・サンティ・リゾート 立地は不便だが庭が美しいリゾートホテル。朝食もよい。
        ビエンチャン   ラオ・プラザ        短い滞在なのでよさを満喫できず残念。
        シーパンドーン  ビラ・ムアンコーン(グ) 設備はもひとつだが、なにか癒される雰囲気だった。

   持って行って役立ったもの
        LEDライト(洞窟観光)、電池式蚊取り線香、日焼け止め
        天気予報もわりと当たった。

   ● 今回初めて相部屋希望でのツアー参加だったが、多分のストレスで不眠が続き、体調を崩した。
      5泊目6泊目は1人部屋を確保して、なんとか健康を取りもどすことができた。よい教訓になった。


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