マカオ彷徨 3日目

11/4(水) マカオ南西部中心に歩きまわる

     7:30起床し8:00ころ朝食へ。洋風にしてみる。パンはもひとつだが西瓜がいける。今朝はインド人が多い。
     TVの予報によると、17〜23℃で晴れとのこと。
     9:00ころ外出。

     なんとか10番のバスに乗り、3mop+0.5香港ドルを支払う。バスはすいているがクネクネ走りだ。
     媽閣廟前広場で下車。広場にはもうすでに団体がいくつも群れていて写真撮影をしていた。

     中国人団体が多いが、中に入ると日本人ツアーも2組ほど説明を聞いていた。
     入口右の廟の前では爆竹が鳴らされて、すごい音と煙!

     階段を上がり上の観音廟へ。
     渦巻き線香を天井からぶらさげたり、長い棒の線香でお参りしたりの善男善女でにぎわう境内だ。


媽閣廟の一番奥にある観音廟

     向かいの海事博物館へ。手を消毒し、ハンディタイプの熱検査。
     帆船の模型がたくさんある。南蛮屏風はレプリカで、ホンモノはリスボンの古美術館にあるらしい。
     たぶん見ているはずだが点数がいくつかあったこともあり、ちょっと記憶にない。
     10:45には博物館を出たが、広場にはますます観光客が増えてきた。

     少し歩いて港務局大樓へ。坂下から見上げると、規模の大きい建物できれいだ。
     2Fの長いテラスは風通りがよくて気持ちいい。南洋の建物だね。
     中央の事務所ではなにやら手続きに来ている人たちが列をつくっていた。旅行者は入れない。
     ここからペンニャへ行けるのかと思ったがダメで、駐車場にいる人に聞くと坂下から迂回するしかないらしい。


港務局大樓

     媽閣街を少し歩くと右側にリラウ広場が出現。こじんまりして木陰が涼しげだ。
     この広場も世界遺産!!
     すぐ道向こうに鄭家屋敷があり、門が開いていた。守衛に聞いたが、修復中で非公開とのこと。
     扉の上の感じなどよさそうに見えた。残念。


鄭家屋敷               リラウ広場               洒落た窓

     リラウ広場を右折して階段を上がり、ひたすらの上り坂を歩くとペンニャ教会へたどりついた。
     土産屋台のおじさんたちしか人影はなくて静かだ。内部はまあなんてことはない。
     司教館というのはどれかわからなかった。
     眺望はすばらしく、タイパへの橋やリスボアなど180度の視界が開けている。


眺望絶佳のペンニャ教会

     標識にしたがって歩いていくと、聖ローレンス教会へ行き当たった。
     南国の雰囲気の庭は花も美しい。内部はすっきりしていて、祭壇も天井も清清しい感じ。


聖ローレンス教会

     道をまわりこんで、聖ヨゼフ教会へ。あのケースの中の骨がザビエルのものだったとは・・・。
     柱のウネウネが特徴だ。とてもポルトガル的。


聖ヨゼフ教会

     少し歩いてドン・ペドロ5世劇場付近へ。緑色が印象深い。向かいの聖オーガスチン教会も拝見。
     このあたりほんとに絵になる雰囲気。とても中国とは思えません。


ドン・ペドロ5世劇場                   聖オーガスチン教会脇

     突き当たりにあるロバート・ホー・トン図書館へ。
     奥の庭は休憩場所にぴったり。石のベンチとテーブルは趣きありでくつろげる。
     新築部分の休憩所では高校生たちが歓談していた。


ロバート・ホー・トン図書館

     近くの夜?斜巷を歩くと、そこはオーガスチンあたりとは別世界だった。路地名表示といい、家々がとてもレトロな佇まいだ。


夜?(口辺に母)斜巷

     ここからセナドへ行こうと歩き続けると、福隆新街を発見し左折した。
     なるほどの旧遊郭街だ。赤の彩が艶めかしい。
     なにげなく歩いていくと、フカヒレスープが安い店(翅客?)を発見。(大)で55mopというので思わず入店した。
     想像していた味とはちょっとちがったが、空腹だったし完食だ。若いカップルたちで混む店、みんなシェアしていた。


福隆新街とフカヒレスープ

     ここでもう14:00をまわっているのでちゃんとしてランチは無理だ。
     で、散歩を続けることにして福隆新街をまっすぐ進み、右折して十月初王街へ向かった。


十月初王街

     ガイドブックにも出ていたのだが、間口の狭い古めいた店が並んでいる。
     可愛らしい白猫を見つけてちょっとなごむ。
     写真を撮っていると店頭に座っていたおばさんたちに笑われた。ヘンな旅行者と思われたのかも。

     十月初王街はかなりディープな雰囲気だ。バイクも多いしたまにバスも通る。懐古に浸っていると危ないかも。
     海側まで歩いたし、引き返してひたすら歩く。

     八角亭のベンチです涼む。日中はさすがに暑く感じるが湿度は意外と低いのか、汗は少々だ。
     ガイドブックを眺めると海天堂が近くにあるとわかり、行って亀ゼリーを頼んだ。
     50mopの普通にしたが苦味があまりなくて薄い感じ、60mopのにすべきだったな。

     すぐ右のバス停から17番で澳門文化中心へ向かった。
     藝術博物館は5mop。ここでも熱チェック。
     3Fで絵画を見るが、目的のジョージ・シナリーは点数が少なくて残念だった。
     だが昔の聖ポールや澳門風景の水彩画を拝見できてよかった。

     隣りの回帰賛礼陳列館へ。ここは無料。
     中国各省からのプレゼントが展示。セッコウ省の龍の彫刻はその漆の台と共にすばらしい作品だった。

     17:00をまわり、歩いて観音像へ。こんなところでも熱チェック!
     像はなかなか今風のお顔立ち。
     海側のベンチでちょっと休憩する。

     宋玉生公園を少し散策し、18:00をまわったころにガロへ。
     タコサラダ、牡蠣の香草オリーブソース、鰯の塩焼き、バナナスプリットにハウスワイン1/2で248mop。
     インテリアの楽しいレストランで味もまあまあだった。
     フィリピン?のお姉さんのサービスもよかったので20mop置いてきた。



     公園は照明がムードあり、酔っ払いにも安心して歩ける雰囲気だった。


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