スイス東南部2009 O

7/21(火) チメッタ展望台 マリアンネ・フォン・ヴェレフキン再々会

   今日も昨日ほどではないが好天だ。スイス最終日。
   6:40起床でぼつぼつ支度をする。荷造りもほぼ終え、8:00ジャストに朝食室へ。
   8:45チェックアウト。74CHF×3泊をクレジット払い。ここの従業員はシスターの他はパートのようなボランティアのような素人ぽい感じだ。
   カートを引いてフィスプ駅へ向かう。小道にはワインシュトーベやミステリアスなレストランがあり、興味津々。
   
   9:24でブリークに9:30着。9:44に乗ってドモドッソラへ。前方エレベーターで地下へ。
   チェントバリ鉄道は車体の新しい電車が停まっていた。
   検札が来てパノラマ車とかで2CHFの追加料金を取られた。荷物置き場もあるし、窓が天井まであって明るい。
   狭さはあいかわらずだ。エアコンは入っているのだが、密閉されていて温度はだんだん上がってきた。
   車窓はまあ絶景だろうか、すごい場所を走ることは確かだ。

   12:10ロカルノ着。ラッキーなことにロッカーが1つだけ空いていた。カートとリュックと両方入れるので8CHFの大だ。
   向かいのマノーラでサラダとパンナコッタにビールで14.1CHFのランチ。味はまあまあ。
   隣りにはマックもあってにぎわっていた。

   さて今回の旅は展望台見学が1つのテーマだ。チメッタに上がろう。スイスパスである程度の割引もある。
   ケーブルカー(6.6→5)とロープウェイ&リフト(33→25)でチメッタに14:00ころ着いた。


ガルダーダからリフト                     チメッタ展望台へ

   チメッタ展望台からはマジョーレ湖のブリッサーゴ島もよく見える。ヴァリスの山々もクリアだったが、名前は不明。
   平日でも観光客は多くてトレッキングする人も見かけた。
   チメッタは爽やかな空気だが、ガルダーダあたりはそう涼しくなかった。地上が暑さでバテバテだ。


チメッタ展望台1650mから


マドンナ・デル・サッソ

   14:20には下りはじめて、1番のバスでアスコーナへ。
   15:30ころアスコーナ現代美術館へ入る。スイスパス有効でパスポートもチェック。
   吹き抜けエリアでヴェレフキンの生涯ビデオが上映されていた。内容は昨年購入したカタログの写真などだった。
   今回はガラスケースにスケッチの水彩などが展示されていた。
   1室にはヴェレフキンがモデルになっている絵画があり、1905のRobert Eckert作は大きくて青っぽい画面で女性的なヴェレフキン。
   同じ1905にヤウレンスキーが描いたヴェレフキンはアップスタイル(髪型)でずいぶん感じがちがう。
   ヴェレフキンの作品では、1938「Salome」イラスト的。緑の目に赤い髪。あの目にはドキッとした。
   1930「La citta delerite」前にも見たが、運河にゴンドラ、黄色の建物。3人のスカーフ女性。
   1910「赤い木」をあらためて熟視する。木の下に座る老女を未来の自分だと予感していたのだろうか?!
   カタログは新たに買うまでもないし、絵葉書も買いそびれた。


アスコーナ現代美術館

   16:47のバスでロカルノにもどり、ロッカーから荷物を出した。
   予定より早い17:17の電車でベリンツォーナに向かった。17:42着。西日が暑い。
   キオスクでジュースとサンドイッチを購入して簡単な夕食だ。

   18:09のミラノ行チザルビーノはエアコンを入れてなくて、気分が悪くなるほどの空気だった。
   1hでキアッソに着くと、見回りはあったがパスポートチェックはなかった。ようやくエアコンが入った。
   少し遅れて20:10ようやくミラノ中央駅に着いた。やれやれ。
   ホームの自販機で水1ユーロを買い、Albertへ向かった。
   インド人グループとチェックインが重なり、エレベーターが小さいので上がるのがたいへん。


←7/20へ             スケジュールへ              7/22へ→               ホームへ