春花韓国F 2009

4/6(月) ソウル花めぐり


宗廟のチンダルレ

  7:00ころ起床。静かな夜だった。花星荘は悪くはないが寝具は厳しかった。布団はマイシーツを使用したので大丈夫。だが、枕は2個とも煙草の臭いが染みこんでいてどうにもならない。枕なしで寝た。
  今日は宿泊場所を移動するのだが、荷物をどうするかで考えていた。昨夜地下鉄のロッカーを見に行くと、T-Moneyカードがないと使えないタイプだった。ロッカーのためだけにカードを買うつもりはない。
  結局荷物は部屋に置いて鍵も持って、8:55ころ出かけた。10分ほど歩いて宗廟へ。

  なんともう日本人の団体が何組も説明を聞いていた。みなさんお早いこと。
  宗廟もツツジや桜がきれいだ。ツツジの透き通るような花びらがなんともいえない。
  朝の宗廟はすがすがしくて気持ちがよい。
  香大庁は靴を脱いで見学。斎宮には姿のよい桜の木があった。
  正殿は石畳が広々としてさすがに世界遺産だと感じさせる。永寧殿の近くにもきれいなしだれ桜があった。

  橋を渡って昌慶宮へ。ここは韓国の男子高校生がいっぱい見学に来ていた。みんな私服で髪型もいろいろだ。
  ここも花の美しい一角があった。

  昌徳宮へのドアは閉まっていた。月休らしい。
  1h30過ぎたので急いでホテルにもどり、10:40ころには鍵を返してチェックアウトした。

  カートを引いて仁寺洞をつっきり、サモモーテルへ。11:00くらいだったが、チェックインさせてくれた。
  エレベーターもあるし、部屋は広くてきれいだ。浴室もきれい。よかった。
  リビングテーブルと椅子もあるし、冷蔵庫には水2本。お湯は2F受付のそばに給水湯器があった。
  またまたTシャツを洗濯して、11:30外出する。

  光化門駅への道を確認して地下鉄に乗り、会賢駅へ。
  5番出口から地上に出るとすごい人! 南大門市場だ。年配の人も多いし日本語も聞こえる。

  C棟西の路地を入ったテールスープの店はすぐに見つけたが、10人以上並んでいるので他にしよう。
  同じ路地には小さい食堂がひしめき、呼び込みがあった店に入った。あとで調べるとウァンソンシクタンで、カルチジョリムの店だった。
  1人でも遠慮なく座れる席があり、2Fもあるようで客も多かった。
  おかずはラップされて出てきた。カルチジョリムは下の大根にも味がしみ、たいへん美味。青菜やきゅうりの水キムチもよろしい。6000W。

  南山方向へ向かう。よい天気で爽やかだ。レンギョウの黄色が見事。きれいに咲いている桜もあった。
  安重根義士紀念館へ。1000Wで入場。
  展示物は少ないが、韓国人にとっては英雄なのだ。壁いっぱいに写真パネルが貼られ、牢屋も再現されている。
  書からは素直な精神を感じた。



  ソウルタワーの眺めもよく、桜など春の花がいっぱいだ。ソウルの桜も例年より早いのかも。
  ベンチで少し休憩する。

  次に徳寿宮へ行こうとしたが、月曜日は休みだった。残念。
  東方向になにやら古そうなお堂を発見。ウェスティンチョースンHの隣りだ。ロッテもすぐ。
  園丘壇という祭祀を行う場所と説明がある。19世紀末に造られたようだ。
  門の様子もよい。しばらくうろうろしていたら、警備のおじさんがマークしている。

  鐘閣方向へ歩いて清渓川を渡り、見えてきた普信閣の写真も撮ろう。ああ、明日は帰るのか。

  チョゲサにも寄った。ちょうちんがカラフルでおもしろい。極楽殿は白のちょうちん。一休さんみたいなプリントがされている。
  境内には信者がたくさんいる。ベンチで休む人とか。

  サモモーテルはすぐ隣りだ。いったん部屋で休憩する。

  18:20ころ再び外出。里門ソルロンタンへ。
  ソルロンタンとソジュを注文した。塩とネギを入れて食べる。なんともいい味。キムチ類はそうとう大きいので、ハサミでカット。
  ソジュはJinroだったが、日本で飲むより美味しく感じた。キムチにぴったり。
  ソルロンタンにキムチを入れるとまた味が濃くなり、旨みが増す。米やそうめんも入っている。
  客は地元の人、おじさん2人組み、新聞を片手に1人また1人。
  ソルロンタン6000W、ソジュ3000Wで9000W(約648円)は安い。
  前回明洞で食べたソルロンタンより野趣あふれる味で、なかなかよかった。

  そのまま仁寺洞をうろつき、陶器を衝動買いした。
  チョゲサの大雄殿に上がり旅の無事を感謝。何人もの人がお参りしていた。
  20:00前にサモモーテルにもどり、コーヒーブレイクだ。


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