春花韓国B 2009
4/2(木) 黒ヤギを求めて
部屋がこんなに広いのに朝起きると28℃もある。夜は床暖房が入って暑すぎだ。
7:30起床。ポットも給湯器もないので、ジュースとパンで朝食だ。
9:00過ぎに外出。地下鉄で温泉場へ向かう。
金剛公園をめざしててきとうに歩いていくと、東莱別荘に行き当たった。
金剛公園入口の案内所でマップをもらうが、英語とハングルだけだった。
10:40のロープウェイ(片道3500W)で山の上へ。店を出しているらしいおばさんたち4人が材料を手に持ち、乗り込んできた。
ロープウェイの中からも、南方面のドームやあちこちの高層ビルがなかなかの眺めだ。
山肌にはところどころに桜が咲いてきれい。
10分くらいで山頂に到着。ここから金井山城ハイキングをはじめよう。標識に従って、まず南門をめざした。
小さいツツジのピンクがきれい。韓国名でチンダルレ、カラムラサキツツジというようだ。
歩く人はたくさんいてみんな重装備だ。ウォーキングシューズなのは私くらいのもの。
たいていトレッキングシューズに手袋や日よけ、なかにはマスク姿の人もいた。
少し石の目立つ部分もあったが、そう苦労しなくて南門に着いた。
城壁など修復されていて趣はもひとつだが、まあいいでしょう。
金井山城 南門 チンダルレ
次は東門をめざそう。道は広いし歩きやすいように整備されている。
このあたりもチンダルレが美しい。
バスの通る道に出たが、そこからがわからない。カンをたよりに小山をよじ登り、なんとか東門にたどりついた。
無事にカメラにおさめたのは良いが、ここからサンソンマウルへの道も不明だ。
城壁づたいに歩くと・・ あれが東門だ!
けっこう歩いて、二度人に尋ね、12:50ころようやく目的のユデガムを探し当てた。やれやれ。
店内には客がいなくて、見晴らしの良い窓側席に座った。
フクヨムソグイとマッコリを頼んだ。マッコリは5000Wなのだが、1人なので3000Wにしてくれた。
いろんなおかずを肴にマッコリを飲んでいると、黒ヤギの炭火焼が運ばれてきた。
自分で焼くのかと思っていたが、すでに焼かれて出てきた。
葉っぱにくるんで食べる。臭みもなくて柔らかい。味付けはちょっと甘めだ。
昔那覇で食べたヤギはクセがあったが、黒ヤギだとまたちがうのだろう。なかなか美味しい。
30000Wと値段もよいが、まあたまにはね。33000Wをクレジット払い。(約2376円)
隣りのテーブルにはおじさん5人組が来て、とてもにぎやかだ。話しかけられたが、ハングルはわからないので残念。
別室にはおばさんのグループも来店。
14:00くらいにはユデガムを出た。
すぐ近くに203番バスの始発停留所があった。14:20ころに乗り、眠り込んだら温泉場に着いていた。マッコリがまわるわー。
トンドサ(通度寺)方面へのバス 温泉場駅の通路
地下鉄でノッポドンまで行き、市外バスターミナルから15:50の通度寺方面行き2000Wに乗車。
運転手に知らせてと頼んでおいたのに忘れられ、終点から他のバスに乗せられてもどった。全く!
結局通度寺のバス停に着いたのは、17:00くらいだった。
ここからゲートまではたいしたことはなかったが、ゲートで2000Wを払い、そこから境内までが20分以上かかった。
平地だからまだいいようなものの、けっこうな距離だ。このあたりもチンダルレが見事に咲いている。逆光できれい。
通度寺の境内は渋い建物が多くて、なかなか見ごたえがあった。
働いている人やお参りに来る人もたくさん見かけた。
三層石塔は魅力的だった。左の鐘楼もすばらしい。
梵鐘楼 三層石塔 極楽殿
そして、大雄殿は正面の石段の彫刻にひきつけられる。中央の扉の木彫りもステキ。
通度寺 大雄殿
日も暮れかかり気温も下がってきたのでバス停へもどった。
ノッポドン行きのバスが来たのは18:40くらいだろうか。高速を走ったわりには時間がかかり、19:15にノッポドン到着。
ベーカリーで明朝用を調達し、地下鉄で釜山駅へ向かった。
釜山駅構内でムルネンミョン5000Wの夕食。味はまあ普通だが、割高感がある。