春花韓国A 2009
4/1(水) 鎮海で満開の桜見物
6:30起床。明るい部屋では眠りが浅かったのか、どうもすっきりしない。
1Fの給湯器のお湯が出ないので、レンジで沸かしてコーヒーを入れた。
8:10には鍵を返してセファ旅館を出た。
宗廟側の広い通りを南へ歩き、地下鉄1号線の鐘路三街駅へ。階段のみだがそれが普通だ。
1000Wでチケットを購入し、ソウル駅へ向かった。通勤客で混んでいる。
ソウル駅は初めて行ったが、大きいわ。たくさん並んでいる自販機を試したが、私のVISAカードはだめだった。
しかたなく現金払いだ。42200Wで9:00発の釜山行き。安いと思ったら後ろ向きの席だった。
フランスTGVのシステムらしく、タリスと同じような狭さだった。(1等だとちがうのかも)
改札も検札もないが、車掌が何度も座席をチェックしに現れた。
満席で発車し、東大邱でたくさん下りた。
11:50のところ数分の遅れで釜山駅に到着。リフトが見あたらない。
構内の食堂に入ってスントゥブチゲ6000Wのランチ。けっこう美味しい。少し辛かったが、おかずの青菜のおひたしで和らいだ。
12:20ころ、出てすぐのアリラン観光ホテルにチェックインした。パスポートも提示。
部屋はロータリーに面した広々としたツイン。1つはダブルベッド。リビングテーブルや椅子もある。
デスクは広いし、鏡も大きい。内装こそ古めいているが一昔前は一流ホテルだったのかも。
さて、桜が散らないうちに鎮海へ行こう! 3月末には満開との情報もあった。
釜山駅から地下鉄で西面のりかえ、沙上の西部BTへ。
窓口で鎮海へのバスチケット4500Wを購入。13:40にバスは発車した。花見目当ての人も多い感じだ。
鎮海への道路沿いには桜がたくさん植えられていてきれいだ。
1hくらいかかって帝皇山のすぐ下でおろされた。(3年前とはちがう場所だ)
人出は多いにしろどうも階段付近の様子がちがうと思ったら、なんとケーブルカーができていた!
まずは帝皇山への階段を上がり、高みの桜見物をしよう。最初の70段くらいがちょっときついが、たいしたことはない。休み休みで365段だ。
3年前の雨の日とはまったく別の場所みたいだ。とにかく人が多いし、上からの見晴らしの様子もちがう。
中園ロータリーも感じがちがうし、なにより桜の色が前回のほうが美しく感じた。
晴れだと太陽光線に負けるのかも。
塔の上へ上がるのに狭い階段はすれちがうのもたいへんだ。エレベーターにも並んでいる。
最上へは出れないようになっていたが、それでも360度見渡すことができた。
屋台を通り抜けて中園ロータリーあたりをうろついた。普通の道路にも桜が並んでいる。
郵便局 鎮海駅
鎮海駅へ行き当たり、写真を撮る。
北園ロータリーの案内所で余佐川の桜の場所を聞いて、行ってみると、ここも観光名所になっていた。
もっと素朴な川沿いかと空想していたが、じっさいは手すりや橋など整備されていて、ライトアップの機械もあるようだ。
名古屋の御用水にも様子が似ている。ただ余佐川の桜は下に菜の花が満開で、桜のピンクと色を競って見事な景観だ。
桜の木には古木もあってなかなかの光景だった。屋台も出ている。日本のように地面に腰をおろすことはなく、ただ歩いて見物するだけ。
鎮海 余佐川の桜
もどってくると、橋付近には昔の写真パネルが何枚かはめ込んであり、日本統治時代の鎮海の雰囲気がわかる。
地下道ができていて鎮海駅脇へ出ることができた。
日本家屋と見られる家が数軒あった。
17:00をまわったし、そろそろ釜山へ帰ろう。
3年前に乗ったバス停へ行くと、その時もいた切符売りのおいさんがいて、彼から切符を購入。交通整理などしてはりきっている。
17:20ころにやってきたバスは乗客が多かったが、なんとか席を確保した。だがすぐに満席。
立っている人がたくさんいたが、夕方の渋滞にハマり、そうとう時間がかかっている。
途中で近くに地下鉄駅のある停留所があり、そこで下車して乗り換えた。1号線だったのでちょうどよかった。
19:00近くに釜山駅着。
構内のベーカリーで野菜サンド2800Wとジュースを購入し、外に出る。寒い。
アリラン観光ホテルの横道を入り、少し歩くと古宮はすぐにわかった。サムゲタンの店。
人参酒?もついてサムゲタンはなかなかあっさりと美味しかった。底にご飯が入っていて、直前にそうめんを入れてくれた。
そのままでもいい味だが、塩やコチュジャンを入れるといっそう美味しい。おかずの砂肝もよかった。
10000Wは納得プライスだ。