台湾雨景色�F　2009

3/11（金）　台湾新幹線で台北　陽明山公園

　7：00起床。外は曇り。台北も曇り時々雨との予報だ。
　7：30コンビニで購入した朝食を部屋でいただく。リビングセットが室内にあるのはよい。フロアの給湯器でお湯も出る。
　温かいお茶を飲んでほっとする。

　台北に移動するのに自強号かバスかで迷っていたが、新烏日が高鉄台中とつながっているとわかり新幹線を利用することにした。
　8：20チェックアウト、といっても受付は無人だったので鍵を置くだけ。

　台鉄台中駅には区間切符の自販機が見あたらず、窓口へ。
　新烏日と書いた紙を見せると、30元と表示が出た。高いなと思ったが支払うと、切符を2枚投げてよこした。
　こちらの目を見ない駅員だ。1枚でよいと抗議したが、早く行けというそぶりをするだけだ。
　8：35が迫っていたこともあり、15元のことでもめるのもどうかと改札へ。
　しかし、だんだん腹が立ってきた。
　あの台湾鉄道職員は私に倍切符を買わせて、なんのメリットがあるのだろう！？
　台鉄台中駅はエレベーターもエスカレーターもないし、あの駅員だ・・・・とっても印象が悪い。

　8：35の電車（集集線だ）で2駅目が新烏日だった。
　ここはもちろんリフトがあり快適に高鉄台中駅に移動できた。台北まで自販機でチケットを買う。自由席で650元だった。
　おつりは50元硬貨がジャラジャラ出てきた。9〜12号車が自由席。
　9：00発の新幹線は30％も乗っていただろうか。けっこう乗降客があった。10：00に台北着。早いわ。
　台湾新幹線は初めて乗ったが、日本の新幹線と同じ乗りごごちだ。便利になった。

　台北駅地下のロッカーにカートを入れた。50元。
　MRT士林駅に着くと雨だった。紅5番のバス乗場は高架下から少し左にあった。
　10分もしないうちに紅5番はやってきたが、とても混雑している。終点近くまで30分くらい座れなかった。
　陽明山も雨模様。だが観光客はたくさんいた。

陽明山花めぐり

　桜は散り始め、つつじも盛りだろう。人懐こい犬が2匹ついて来る。

　竹子湖でカラーを見たかったのだが、結局花時計から少し先の見晴らし台までで挫折した。
　ミニバスもあるらしいのだが見かけないし、乗場も道もよくわからない。
　想像以上に山道だったし、雨で傘を差した状態での散策は愉快ではない。こういう時は食事するに限る。

趣のある展望所　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　引き返し地点

　12：30には台北駅行のバス（たぶん始発の乗場）260番に乗った。当然座れたが次の停留所ですぐに満員になった。やれやれ。
　260番のバス路線図は準備していたので、下車場所を検討。
　アンバサダーH前を通るのでここで下りよう。1ｈほどで着いた。
　近くの長春路をずっと東へ歩き、タウナギの店台南阿輝炒繕魚へ入った。わりとすいていた。
　日本語を話すおばあさんがメニューの相談にのってくれた。
　タウナギビーフンとサバヒー粥の両方食べるつもりだった多すぎるというので、タウナギは炒め物にした。
　ビールも頼んだ。
　タウナギは穴子のしっかりした感じで玉ねぎとのオイスター炒めだった。ビールにぴったり！
　サバヒーはちょっと臭みがあったが、完食。
　160+100+50で310元。満足。名詞もくれた。熱心だね。

　雨も小降りになった。歩いて台北駅をめざした。
　なつかしい桶屋があり、他にも昭和調の建物が目に入る。

タイムスリップだね　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　国父史蹟紀念館

　孫文が滞在したという日本旅館梅屋敷が記念館となっている。ちょっと見学しよう。
　孫文の毛筆の書とか使ったという座布団（カバーだけ）などが展示されていた。
　庭も池のつつじがきれいだ。雨だと情緒があるね。

　台北駅のロッカーからカートを出し、道路を渡って懐寧路入ってすぐの懐寧旅店へ。
　現地払いで予約していたので、チェックインして1720元を支払った。
　部屋はダブルで広々、内装もきれいだ。リビングセットやテッシュも完備。
　難は例によって裏側に位地して暗いのと、空調関係？の音が響くこと。まあ1泊だし明朝早いのでいいでしょう。

立地も設備も清潔さも問題なし　唯一つ音だけが・・・

　15：30再び出かける。
　MRTで中正紀念堂下車。少し歩いて国立歴史博物館へ。30元。
　2Fは青磁のコレクションと台北カフェの再現展があった。蓄音機やナツメルロものが興味深い。嘉義付近でコーヒーが栽培されたそうだ。
　3Fには青銅器のコレクションなど。
　　　　清　石湾陶日月神　　　　　陶器に彩色された1対の像。女神の表情や装飾品や衣服の色などすばらしい。
　　　　唐　漢白玉菩薩坐像　　　　大理石のなんとも神秘的な仏像だ。神々しい。線がきれいで見とれる。

　隣りの植物園も少し散策し、猫と小学生の姿に和む。
　おなかはそうすいていないが、夕食に向かうことにした。

　2回乗り換えて木柵線の六張犁下車。基隆路を歩いて名月湯包へ。
　18：30くらいだがすいていた。
　小籠包と焼き餃子と酸辣湯を頼んだ。酸辣湯は小を頼んだが、大きなどんぶりに山盛り出てきた。
　小籠包は完食したが、あとは半分弱残した。おなかのすき具合が足りなくてスンマセン。
　サービスのお茶を飲むとすぐに継ぎ足してくれ、客に気をつかってくれる店だった。

　今回台北ではほんとに雨にたたられた。
　計4泊したのだから1日くらい晴れてもよさそうだが、全滅だった。
　明朝は5：00の空港バスに乗らねばならない。早く寝よう。
　

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