北欧旅日記2008
8/17(日) ベルゲン観光
ベルゲン 対岸からのブリッケン地区とフロイエン山
今朝は7:30集合なので忙しい。
6:20に荷物出し、7:00朝食。控えるつもりがついつい焼きそばまで食べてしまった。
ストックホルムは曇りで肌寒い。いよいよ秋か?
8:00ころには空港に着いたが、チェックインに手間取った。なんとメンバーの名前が名簿にないらしい。
それも複数名なので、添乗員のNさんは走り回っていた。ようやく何とかなったようでやれやれだ。
ベルゲン行9:55のDY0851は格安航空会社の便で、飲食物はすべて有料とのこと。
定刻に離陸し、ベルゲンに近づくと晴れてきた。
海や山や入江の風景が美しい。山は雪でまだら模様、点在する島々も緑がきれいだ。
11:20ベルゲン着。滑走路脇にはヤナギランがたくさん咲いていた。
ツアーバスに乗り込んでベルゲン市内へ。
まずはレストランでランチ。タラの蒸し物、ゆでポテトと人参添え。デザートはチョコレートアイス。
隣席のJTBツアーは1ランク上のようで、テーブルには薔薇の花、メニューはスープも付いている様子。
現地ガイドが現れ、バスで市民公園へ移動し、そこから歩いてブリッゲン地区の観光だ。
世界遺産などの説明を聞く。路地裏には年代ものの木造建築物がひしめき、独特の雰囲気だ。
次にフロイエン山へケーブルカーで上り、しばしの自由時間となる。
天気がよくて港や海の眺めが満喫できた。
観光客が多くて、売店で絵葉書を買おうにも時間切れ。
市民公園
世界遺産 ベルゲンのブリッケン地区
ブリッケン地区を散策
フロイエン山からベルゲンの眺望
15:50にホテルにチェックインした後は自由時間だ。トーンホテル・ローゼンクランツはブリッゲン地区にあるので観光に便利。
すぐにTさんと外出。
まっさきにベルゲン美術館のクンストミュージアムへ。
50NKR(1130円)を払って、17:00まで絵画鑑賞だ。
ノルウェーの知らない画家の絵が多いのは当然だが、ハンザ商人が集めただろうイタリアの宗教画もあった。
ピカソが数点、クレーも2点あった。
ムンクは5点あって、大作が一点あり、これは色鮮やかなムンクらしい絵だった。
ベルゲン美術館 ベルゲンの街角
魚市場を冷やかしてトナカイのサラミを試食。
ツアーメンバーはここでいろいろ買い込んでいるようだったが、値段はけっこう高い気がした。
ベルゲンの魚市場
ローゼンクランツの塔とホーコン王の館を外から見学した。
石が緑に映えて美しい。
ローゼンクランツ塔 あたりは緑がいっぱい ホーコン王の館
聖マリア教会へ。ここは説教壇がすばらしかった。木彫りに彩色され鮮やかだ。
どうみても大理石に見える部分は、凝視すると木材だとわかり、へえーっと感心する。
欧系の観光客が団体や個人で次々と教会へ入ってきた。
聖マリア教会 注目した説教壇
ホテルにもどって、19:00に夕食。
アスパラのグリーンスープは塩味がきつく、メインのサーモンはまあまあだった。
付け合せはゆでポテトだったので、他の料理法はないのかとツアーメンバーから不満が出る。
やはりシンプルな料理法が経済的なのだろうと推測した。小さいグラスワイン(白)が65NKR。1469円はトホホのプライス!
ホテル・ローゼンクランツの部屋は建物の内側で、スペースもそう広くはない。
だが、浴室にも窓があって換気がよい。床はフローリングだ。
また自販機みたいなミニバー、折りたたみ式のアイロンなど、楽しい部屋だった。
じっさいこのアイロンは洗濯物を乾かすにも役立った。
ロビーには無料のコーヒーも置かれていた。