初夏の花旅 北海道 2008

      7/10(木)  ようやくのワッカ原生花園&白鳥公園のヒオウギアヤメ

        6:30起床。予報では一日中曇り。
        コンビニで仕入れた食料で朝食。ミックスサンドにイチゴヨーグルトにコーヒー。今回はほんとにコンビニに世話になる。
        駅近くにはスーパーが見あたらない。郊外のショッピングタウンに移行しているのかも。
        8:30外出。


常呂

        8:40の中湧別行きのバスに乗り、9:31にワッカネイチャーセンター入口下車。
        15分くらい歩いてワッカネイチャーセンターに着いた。橋を渡るためかとても遠く感じた。

        駐車場にはクルマもけっこういた。観光バスは1台だけだったが。
        帰りのバスは10:35を逃すと、次は3時間以上ない。
        ネイチャーセンターには観光馬車やレンタサイクルもあったが、借りる余裕はない。
        見学時間は正味35分くらいだからだ。残念だがいそいで散策した。

        ワッカ原生花園はとても広くて、メインの道から左右にロープを張って散策路がつくられている。
        看板のように花が密生している場所には行き当たらなかった。
        まあまばらに咲いているのが自然というものだろう。エゾスカシユリが多い。他にもいろいろ咲いていたが、気温のためか疲れ気味。




ワッカ原生花園の花たち

        食事の施設があれば、3時間以上の滞在でもよかったが・・・個人旅行のつらいところ。
        オホーツク海やサロマ湖や風景がとてもいい場所だった。


ワッカ原生花園付近の湿地

        10:35の網走行きバスに乗り、網走バスセンターで下車。待合室にはこれといってなかったので、外に出てコンビニをさがした。
        11:55の斜里行きバスで白鳥公園入口下車。500円。
        展望台へ上がると絶景、と言いたいところだが、ガスが漂っていてもひとつの眺望だった。
        ここでおにぎり、まんじゅう、お茶で昼食。


てっぺんで昼食                       小清水方向

        下りて濤沸湖の鳥類観察場所へ。当然白鳥はいない。
        だが、干潟にはサギなどの水鳥が遊んでいた。霧がかかって幻想的だわ。
        すぐ横の草むらにアヤメを発見。このあたりが、ヒオウギアヤメの群生地のようだ。


濤沸湖のヒオウギアヤメ

        湖沿いに歩いていくと、あちこちに咲いている。
        子馬が放牧されていて5頭ほど草を食んでいた。
        濤沸湖や山の眺めが美しい。ベンチでもあればよいが、スイスではないのでそうはいかない。
        木陰に佇んでポニーとアヤメをしばらく鑑賞した。

        13:46のバスで網走駅にもどり、14:30発の電車に乗り換えて女満別下車。
        女満別駅は無人駅だが、図書館の入っているメルヘンチックな建物になっていた。
        駅前の弧をえがいた柱はなんだ? ローマ時代じゃあるまいに・・・。
        ループ橋を渡って網走湖の方へ出た。観光案内所やレンタサイクルもあったが、用はない。

        女満別湖畔を歩いて山下岬まで往復した。岬手前で通行止めだった。
        野鳥保護区域ということで、サギなどの鳥は多いが写真は撮れず。近づくとすぐに逃げられた。


雰囲気のよい水辺

        木道をわたした湿原を歩いてみた。たぶんここが水芭蕉のポイントだろう。
        網走湖は少しガスっていて山水画の世界だった。水辺には草が生い茂っていい雰囲気だ。


天然記念物・女満別湿生植物群落

        来た道をもどり、ホテル山水を探した。「美肌の湯」は別棟で新しく建てたみたい。
        390円と安いが、備品はなにもない。ドライヤーも有料。飲食物の持ち込みも不可。トイレは男女いっしょ。

        17:59のJRで網走へもどった。
        夕食に焼肉レストランへ入ったが、見る目がなかった。コンビニに寄ってホテルへ。



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