旅日記 2008ルツェルン
6/2(月) ビュルゲンシュトックとシュタンスのツキ無しハイキング
監獄ホテルでは不思議と熟睡できた。
7:30に朝食に行くと、もう諸国から旅人が集まっていた。韓国のギャル3人、中国系の3人家族、あとは欧系が老若4組。
朝食内容はパンとクロワッサンにカットタイプのチーズ、ハムサラミ、カップのヨーグルト、ゆで玉子にシリアル類。
質はともかくまあまあの内容。カップ類が大きいことが収容所的。
窓の状態のわりにはなぜか洗濯物がよく乾く。Tシャツを追加で洗って鉄格子に干して出かけた。
9:00ころにルツェルン駅へ行き、SBBの発着冊子を取り、COOPで水を買って船着場へ行った。
9:22の船に乗る。風が気持ちよい。
フィーアヴァルトシュテッテ湖 山上がビュルゲンシュトック
ワーグナーの館が糸杉の間に見える。
2つめのKehrsiten Burgenstockで下りたのは私一人だった。
Kehrsiten Burgenstockの船着場 Hammetshwamdエレベーターの説明
ケーブルカーでビュルゲンシュトックへ。見晴らしがよいわ。湖に面したテラスからはピラトゥスとリギの両方が見えた。
ピラトゥス ルツェルン リギ
標識を見て崖方向のフェルゼンウェクに行ってみる。手前の教会の花がきれい。ここがオードリーの結婚式の場所か?
だが、絶景遊歩道の入口は閉鎖されていた。6/1オープンかと思っていたが、延期かな。
ここがダメなら他の道を歩くまでだ。別方向にもFelsenwegは続いている。
標識を眺めてシュタンスまで歩こうとしたが、よくよく資料を読むと、steepとかdirtやらの形容詞。きらいだね。
で、適当に歩いていってもどってくることにした。
あたりは別荘地みたいだが、山に向かって緑が広がる。放牧もされている。
しばらく歩くとゴルフ場の下を通り、Honeggの廃業しているホテルが現れた。絶好のビューポイントだと思うのだが・・・。
Hotel Honeggは営業していない
ここから牧場の中に入り細い道を登っていくと、湖の上の崖に出た。
Rockwegの反対側の出口だ。やっぱりクローズ。ここから引き返そう。
ゴルフ場の上を通り、林の中を下ってケーブルカー乗場にもどってきた。12:40。
売店でリベラとパンを買い、パラソルの下でランチ。
13:30のケーブルカーは船がない?からと運行中止で、13:50にようやく発車。
14:04発のルツェルン行きの船に乗った。
午後も山歩きしようと、シュタンスに向かった。ケルティから下ろうと思ったのだ。
ルツェルン駅でも風があやしかったが、15:03にシュタンスに着くと、シュタンザーホルンの上は雲に覆われている。
雨雲ほど濃いグレーではないが、これでは安心して歩けない。
ロープウェイ乗場が発見できなかったこともあり、山はあきらめてシュタンシュタッドまで歩くことにした。
1hと標識に出ている。
雲隠れのシュタンザーホルン
牧草地や山の眺めながら歩いた。小学生が自転車で通り過ぎる。
牛を飼っている家が多いようだ。住宅地を通り、犬に挨拶。
シュタンス→シュタンシュタッド
岩陰にマリア様の祠が 牧草地の多いこと
趣のある建物と新しい建物がまざっていた。シュタンシュタッドの湖岸近くはマンションの建設中だ。
SBBシュタンシュタッドの駅できれいなトイレを借り、16:30のルツェルン行きに乗った。
16:50ころにルツェルン到着。地下のスーパーでシーフードの量り売りとモッツァレラサンドとロゼワイン購入。
ホテルに入ると同時に夕立が来た。
やはりシュタンザーホルンをあきらめて正解だったかも。あのまま上がってケルティから歩いていたら悲惨な目にあっただろう。
カートをテーブル代わりにして夕食。コップもないので、ワインはラッパ飲みだ。監獄ディナーもまた楽しからずや。
今日はホント、ハイキングにツキがない一日だった。
※ ビュルゲンシュトックのフェルゼンウェクの崖道は6/14にオープンとのお知らせが船着場に貼られていた。
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