旅日記 2008ブルンネン
5/29(木) グリンデルワルトからルツェルンに寄ってブルンネンに移動
今日も朝から雨がシトシト。
6:40起床。天気がよければグリンデルワルトの散歩をもう少ししたかったが(テラッセンウェグとか)、これでは無理だ。
7:30朝食へ。日本人夫婦がいた。今日ユングラウヨッホへ行くか迷っているとのこと。
ゆっくり荷造りして、9:00にはチェックアウトした。このベル・エア・デンはほんとに快適に過ごせた。
換気もよいので洗濯物もよく乾いた。やはり部屋の広さは気分がちがう。
グリンデルワルトのホテル・ベル・エア・エデンの朝食室から
グリンデルワルトの駅にはあいかわらず日本人団体がいた。その他、欧系やインド系のグループもいる。
9:20に乗ると10分もしないうちに雨は上がり、オスト駅は陽がサンサン状態だ。昨日もそうだった。
10:04のルツェルン行に乗る。
インド人の家族連れが10人くらいいた。サリー着用の女性もいる。男性は日立のビデオを持っていた。
ブリエンツ湖
車内はすいていたので、左右に席を移動して車窓を楽しんだ。
湖の風景が美しい。とくにギスウィル手前あたり。
12:04にルツェルンに到着。予想以上に温度も湿度も高いし、脚が疲れているので山歩きはとりやめて美術館巡りをしよう。
カートとリュックを駅のコインロッカーに入れた。一番小さいので5CHFする。ルツェルンは高い。
まずは昼ごはんだ。久々にアジア系にしたい。
ガイドブックにも出ていたコリア・タウンが駅の近くにあった。
ビュッフェが18CHFでビールが4.6CHF。白飯はクッパにし、あといろいろチョイス。だが、ほとんど中華料理だ。
13:00には駅横にあるルツェルン市美術館へ行ったのはよいが、見たい部分はクローズ。
後日から特別展があるのでいらっしゃい、と言われた。
13:40に歴史博物館へ入った。建物も歴史的。
民族衣装などの展示も興味深いが、なんといっても昔のルツェルンの水泳場の写真展が圧巻!
赤白の太いストライプのカーテンをめくって個別に展示されている写真を鑑賞する趣向。
20世紀初頭?のルツェルン湖で遊ぶ人々のビデオが流されて、水着や衣装の展示もある。
「ベニスに死す」のビョルン・アンデルセンの水着みたいなものがいろいろ飾られていた。
ユニークというか面白い特別展だった。
ルツェルン歴史博物館
そして14:30ころローゼンガルト・コレクションへ行った。駅近くの立派な建物だ。
けっこう見学者が多かった。
1Fにはピカソの作品がたくさんあり、晩年の大作もあった。
アンジェラ・ローゼンガルトという美女がモデルになった絵もたくさんあった。
2Fにはシャガールの良品が集められ、印象派、特にセザンヌの静物画やレジェ、ブラックとなかなかの品揃えだ。
そして地下にはクレーがたくさんあった。小品の中にも光る絵はいくつかある。
思いがけなく見ごたえのある美術館だった。
ローゼンガルト美術館
ルツェルン駅地下のCOOPで夕食用にツナサンド、他チョコレートや飲み物類をいろいろ購入。
ロッカーからカートを出して、16:05のブルンネン行きの電車に乗った。
17:00くらいにブルンネン到着。湖方向へ歩き、インフォメーションでホテルの場所を聞いた。
17:15にはホテル・ブルネンホフにチェックインした。
もらった部屋は絵に描いたような寂しいシングルだった。殺風景。
奥行きのないベランダが付いているが(椅子も置いてあった)、隣りのビルが1mくらいに迫っている。
2つある窓には人の気配がする。カーテンは常に閉めていなくてはならない。
荷台とバスタブがあるのはうれしいが、風通しは悪そうだ。
洗濯をして休憩する。
夜に団体が入って騒がしい。大声のチャイニーズだ。
ブルンネンのホテル・ブルネンホフ
今日はルツェルンのミュージアムを3つ鑑賞。スイスパスを活用できてよかった。
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