旅日記 2008モントルー
5/25(日) ロモンのステンドグラス、レ・ザヴァンのナルシス
6:40起床。外は雨が降ったりやんだりで、どうかと思う空だ。
7:30朝食。
晴れてきたが、北方には黒雲がある。
悩んだ末、ロモンへ行くことにした。午後のことは後で考えよう。
8:19モントルー発で8:40にローザンヌ着。8:45に乗換えて30分ほどでロモンに着いた。
駅から城の塔が見えるのでわかりやすい。それほど距離もない見当だ。
SBBロモン駅 坂道から旧市街へ
雨上がりの坂道を登っていくと、城壁のまわりに遊歩道がつくられていたので、しばらく散策。
どの家も庭がきれいに手入れされている。黒犬と目が合ったが、少し吠えただけだった。
半周ほどして城の裏側から石段を上がり、城前の広場に出た。
インフォメーションがあったが、日曜休みだ。
ロモン城入口 井戸とワッカ
ロモン城の門の中には大きな井戸や木の輪があったが、使い道は何なのだろう?
内庭をうろつく。なかなか歴史のありそうな城だ。
城内はステンドグラス美術館
ここにはステンドグラス美術館がある。
10:00のオープン。3人連れの女性に続き入館。
スイスパスを提示するが、フランス語のみの館員によると、どうもフリーではないらしい。
3人のうちの1人が英語で通訳してくれ(感謝!)、10CHFのところスイスパス割引で7CHFとのこと。
ここは是非見学したい美術館だったので、支払って入館。
あちこちの窓からもってきたステンドグラスがたくさん展示されていて、興味深く拝見した。
メホッファーのロマンチックなグラスもあった。けっこう大きい。アールヌーボーだわ。
ガラス絵のコレクションもきれいだった。
稚拙なものも多いが、中国のものなどは繊細で美しかった。
パンフレットには英語の説明があったので、照らし合わせてじっくり見学した。
ロモンの町は日曜ということもあるが、ひっそりと静かだった。
教会へ入ってみた。ここもいろんなステンドグラスがあった。
ロモンの町中
11:44ロモン発でローザンヌに到着。
駅構内のカフェでホットサンドとビールで9.9CHFのランチ。チーズ・ハム・トマトの美味しいサンドだった。
12:30すぎの電車でモントルーに着き、ホテルへもどってトレッキングシューズに履き替えた。
ショルダーバッグもリュックに入れてハイキング仕様だ。
晴れてきたことだし、目的のナルシスを見に行こう!
モントルー13:15のゴールデンパスに乗り、レ・ザヴァン14:11下車。14:15の登山電車は赤くてナルシス模様が可愛い。
SBBレ・ザヴァン駅
10人以上乗客がいた。下りる手前の斜面にもうナルシス発見。
ソンルー駅を下りるとすぐ前に標識があった。
左方向が「ナルシスの道」あのヘミングウェイが好きだったという。
残念無念の「ナルシスの道」 午前の雨がうらめしい
だが、少し歩くと道がぬかるんでいて、針金が渡してあるところに行き当たった。
かまわず先に進んだが、森に入り下り坂が始まった。傾斜も急だし、これは滑りやすいわ。
残念だが10分くらいで引き返した。
ナルシスの群生遠望
元の標識から右に歩くと舗装した道が続いて、クルマも通るが滑る心配はない。
この道もあちらこちらにナルシスの群生がある。
写真を撮りながら歩くが、レ・プレイヤードよりは趣に欠ける。ナルシスは見事。
「ナルシスの道」を歩けていたら印象はちがったかもしれない。
ソンルーからレ・ザヴァンへ
30分ほどのハイキングでレ・ザヴァンに到着した。
15:52のパノラマでモントルーにもどる。電車は満員。
16:19モントルーからヴヴェイへ。Sに乗り換えてキュリーCullyで降りた。
キュリーからブドウ畑の中の道を歩くつもりが、道がわからなくて、結局湖岸沿いを歩いてしまった。
まあこれもよかった。しかし、私有地が点在しているので迂回したりで、無駄の多い散歩だ。
キュリーの町中 ブドウ畑の道
湖岸の散歩道も風情あり
なんとかエペスEpesseの駅にたどりついた。
18:13の電車を待ち、モントルーへ。
モントルー駅前通りのレストランCHALETへ。わりと入りやすい雰囲気の観光客向き。団体もいた。
半円形のゆったりした席に案内された。レマン湖側のテラス席は予約のようだ。
グリーンサラダとフィレ・ド・ペシェと白ワイン200mlとアイスクリームで47.5CHF。
味はまあまあ。店員の感じはよい。
今日は、Romont、Les Avant、Cullyと盛りだくさんの一日だった。
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