ドイツ旅日記 2008

     2/3(日) ルートヴィヒスブルク城見学

      6:40ころ起床。晴れてくるかな。
      7:15ころ朝食へ。欧系の一人旅中年と老年の男性。食事係りのおねえさんは風邪を引いている。客も鼻水がひどそう。
      朝食内容は4種類のハム、チーズ(2種)とヨーグルトや果物いろいろ。ゆで卵を食べ忘れた。
      35ユーロのホテルとしては上等の内容だった。
      寝具以外は満足のホテルMackだ。(寝具には毛髪が2本。シーツ交換は?)

      8:50ホテルをチェックアウトする。荷物はもどる時間がどうかと思われたのでシュトゥットガルト中央駅のコインロッカーへ入れた。
      ドイツはどの駅にもロッカーがあるので助かる。

      まちがえてUのホームへ行ってまたもどり、Sバーンのホームへ。ルートヴィヒスブルクは5つ目で3.1ユーロ。
      3ゾーンの一日券は15ユーロもするらしいので、区間切符にした。
      S5番9:28発に乗り、ルートヴィヒスブルクへ。すいている。

      外に出ると市街図のパネルがあったが、どうも現在地が把握できずに情けない。
      自転車で走ってきた地元の女性を呼び止めて、城への行き方を聞いた。まっすぐ行って右、とのこと。

      通りの商店街は日曜日なのでみんなお休みだ。
      しばらく歩くと、教会のある広場に出た。シュロス・レジデンツの標識(それまでにもあった)に従って行くと、なんとかたどりつけた。
      駅から15分くらいはかかる。


ルートヴィヒスブルク城

      受付でガイドツアーを頼むと、英語のは13:30からとのこと。それでは時間がムリなので、10:30のドイツ語ツアーにした。6ユーロ。
      日本語の案内パンフレットをくれた。
      言われた階段を上がってトイレをすませ、10:30を待った。

      総勢9人プラスガイドで、ツアーがスタート。ノーフラッシュで撮影OKとのこと。
      案内パンフレットには部屋ごとの簡単な説明が載っていてわかりやすかった。
      1h30かかったツアーはたまに見学者も仕組みに参加させてもらい、あっというまだった。
          私はベルを鳴らす紐を引っ張らせてもらった。
      写真はフラッシュなしだと失敗作が多いが。
      ルートヴィヒスブルク城で特に印象に残ったもの
        大理石の広間   シャンデリアが豪華。大理石もピンクで美しい。
        王座の広間は臙脂のカーテンがとても高貴な雰囲気だった。
        寝室は渋いこと。グリーンがかったグレーのなんともいえない上品な光沢。ゴージャス!
        バロック彫刻?の廊下がすごい。
        照明器具もなかなか凝っていた。


近衛の広間                       大理石の広間


王座の広間                          寝室


記録文書保管室                    ?????


寝室(便座付きの椅子)                先祖のギャラリー


廊下                            劇場


東廊下


東廊下


Favorite Palace


??                            中庭

      広い庭園に出て写真を撮る。
      噴水のあるらしい池はカチンカチンに凍っていた。
      空は快晴で青いが、たまに吹く風はとてつもなく低温度だ。これじゃ日光浴も風邪を引くわ。
      Favorite Palaceの赤オレンジの建物はレジデンツからも見えていて、行ってみたかった。
      だがそれをするとシュトゥットガルトのリーメンシュナイダーが見れないので、あきらめる。


城の庭園


町の中心の広場     ルートヴィヒスブルク       町並み

      
      Sバーンの駅にもどり、13:16発でシュトゥットガルト中央駅にもどった。
      地下街の開いているスタンドでソーセージ(ザワークラウト添え)とスプライトで4.6ユーロのランチ。
      ザワークラウトは美味だったが、ソーセージは×だった。



      地上に出てケーニヒ通りを歩いた。
      商店は閉まっているが、人出は多い。みんな階段に腰掛けたり、ベンチでくつろいでいる。

      私は旧宮殿の州立博物館へと急いだ。
      エジプト展をやっていて、切符売場やロビーは人がいっぱいだ。グループや家族連れ、中国系の小学生団体までいた。
      常設展のみ3ユーロのチケットを購入し、リュックをロッカーに入れた。
      エレベーターで上階へ。
      リーメンシュナイダーは3点あった。
      Maria Kleophas und Alphaus1505は、表情がすばらしい。特に女性の目の下のシワや頬のこけかた。
          布はなぜかこわばっていた。顔いのちの彫像だった。すばらしい。
      他の2点も1505あたりらしかった。
      常設展は見学者もいなくてゆっくりリーメンシュナイダーと対面できた。


シュトゥットガルト旧宮殿 内部が州立博物館

      で、目的は果たしたのでサッサと駅へ向かう。
      ロッカーからカートを出し、1.1ユーロの菓子パンを買い、ホームへ。
      シュトゥットガルト→フランクフルトのチケットも日本で買ってあったので、余裕の乗車だ。


ICE774 15:27発

      ICEは定刻に入線発車した。まもなく検札が来て、まわりの客も同じプリントチケットの人が多かった。
      16:53にフランクフルト中央駅に着いた。あー明日はもう帰るんだ。
      すぐにホテル・コンチネンタルにチェックインした。
      コンパクトだが感じのよい部屋。茶色とグリーンを基調としたファブリック。
      だがバスルームのヒーターには前宿泊者の靴下が捨て忘れられていた!


フランクフルト ホテル・コンチネンタル

      18:30中央駅地下へ様子を見に行った。
      チケット自販機で明日の料金調査。
      明日は月曜日なので美術館関係は全部クローズだ。旧市街の町並みも以前に見ている。
      で、動物園に行こうかと思った。
      ターゲルカルテ(一日乗車券)は空港まで込みだと、8.9ユーロ。市内のみのだと、5.6ユーロ。
      Zooまでの片道が2.1ユーロ。中央駅から空港までが、3.6ユーロ。
      個別に買う方が1.1ユーロトクということか。
      などと機械を操作しながらメモしていると、欧系の少女がやってきて何か言っている。
      金くれ、だと!?  I have no money!だよっ。
      1ユーロ前後の事でチマチマ計算している東洋人(私のこと)のおばさんに金なんかせびるんじゃないっ!
      今日は日曜日で地下街の商店はほとんど休み、人通りも少ない。まったくぶっそうだわ。

      フランクフルト中央駅構内のGOSCH SYLTというスタンドで夕食。
      サーモンとほうれん草の重ね焼き、トマトソースで野菜添え。7.5ユーロ。白ワインピノが3.5ユーロ。
      高い丸テーブルにイスもあるので、旅人を眺めながらの一人ディナー。けっこう美味だった。
      ドイツも最近は魚系やアジア系のお手軽スタイルの食事処が増えている印象だ。

      スーパーで高い水1.54ユーロ(500ml)を買い、ホテルへもどった。



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