ドイツ旅日記 2008
1/30(水) バイロイト散策
6:30起床。今日の予報は雨だ。
7:15朝食へ。客は喫煙の個人客1人と禁煙の私のみ。
今朝はメロンがあった。卵はゆでてもらう。手作りの保温籠に入れてすぐに出してくれた。
初めて見る茶色のチーズは玉ねぎの味。ブルーチーズやカマンベールと朝から豪勢だわ。
ハム、生ハム、サラミでハムサンドを作った。フルーツヨーグルトなどなどで、とても満腹。
ホテル代55ユーロ×3泊を払っておく。チェックアウトは明朝だけど。
室内を片付けて9:15に出かける。雨はまだ降っていないがそうとう雲が厚くて今にも降り出しそうだ。
ニュルンベルク駅の自販機でバイエルンチケット(シングル)購入。19ユーロ。
16番線に上がり、DBの人にチケットにはサインするのか確認し、バイロイト行に乗った。高校生がにぎやかだ。
9:48のバイロイト行電車はきれいな車両だった。てきとうに暖かいし。
冬枯れの風景を横目に1hちょっと10:54にはバイロイトに着いた。
バイロイト中央駅 橋向こう左手に見所
中心となる交差点
まずは、ワーグナー博物館をめざして地図を頼りに歩いた。
15分ほどですぐにわかった。4ユーロ。
見学者は私だけだった。ゆっくり、といってもルートヴィヒU関連の展示が目的なのだ。
2Fのそのあたりは青っぽく内装され、手紙やデスマスクがケースに入れられていた。
見れて満足。
オペラの出演者の写真などがいっぱいあった。
ワーグナー博物館 ルートヴィヒU
有名人の彫像が 2FのルートヴィヒU
ルートヴィヒUサマサマ
11:58に近くのリスト博物館へ。赤レンガの瀟洒な邸宅だ。
12hに閉まるのを10分で見ると言って入れてもらった。1.6ユーロ。
それほど広くないし、1Fだけなので7.8分で見学終了。
リストは少年青年のころはけっこう美形だったのだ。少女漫画に出てくる瞳うるうるタイプだ。
でも一般的には晩年の写真のイメージ、気の毒。
フランツ・リスト博物館 ジャン・パウル館
寒くても元気!
少し歩いて新宮殿へ。5ユーロ。
ギャラリーは床も安普請だしなんということはなかった。
だが宮殿の部分はなかなかよかった。
特に食堂はすごかった。壁には木彫りの彫刻がびっしり。(下方にも精巧な彫刻)
浴室、隣りの円形の部屋から庭に出れるようになっていて、内装も白地にグリーンの植物柄が印象的だった。
新宮殿
新宮殿中庭
ホーフガルテン
新宮殿付近はホーフガルテンになっていて散策するのものんびりできそうだ。
いったんこの近辺の観光を切り上げ、祝祭劇場へ向かった。
途中のスタンドで魚サンド(青系)とコーラで3.4ユーロのランチ。
がんばって歩いて、13:50には祝祭劇場へ着いた。
14:00からガイドツアーがあるとチェックしていたのだが、どうも始まる気配がない。
どのドアもしまったままだった。残念。
祝祭劇場
5番のバスで町中へもどる。バイエルンチケットを持っていると自在にバスにも乗れていいわ。
辺境伯オペラハウスへ。5ユーロ。
日本語の説明文を片手に内部を見学した。
ライト・ショーみたいにあちらこちらを浮き上がらせて見せてくれる。
客席は質素だが、内装はゴージャスだ。18世紀というとこういう感じなのね。
辺境伯オペラハウス ヴィルヘルミナ夫妻?
バイロイトの主だったところは見たので、14:40には駅に向かった。
雨が降らなくてよかった。
この郊外にはエレミタージェというルートヴィヒUが滞在したことのある城があるのだが、冬はお休みなのだ。
ちょうど15:12のニュルンベルク行に間に合った。
16:18にはニュルンベルク着。明日のバイエルンチケットも購入しておく。
中途半端な時間だ。
インフォメーション横のクンストハウスで写真展など鑑賞。
再度、聖ローレンツ教会へ行き、シュトスの受胎告知を再見した。やっぱりいいわ。
暗い堂内でライトアップされていて、ほんとさらに神々しい。
絵葉書を購入して閉めるまでいた。
17:20ころハイリヒ・ガイスト・シュピタールへ。
時間が早いのですいている。とても雰囲気のある建物だ。調度品も時代がかっている。
ピルス3.3ユーロとSENIOR ENTELLER7・9ユーロを注文した。
牛肉のデミソース煮(もち米プディング?添え)にビーツの酢漬けが付いた。甘い。
ニュルンベルク ハイリヒ・ガイスト・シュピタール
中世の雰囲気の店内
1/29朝撮影
外に出ると霧雨が降り始めていた。
薬局がまだ開いていたので入って、筋肉痛用のジェルを購入。6.44ユーロ。
どうも貼り薬は見あたらないのだ。処方箋が必要なのかも。
バイロイトとニュルンベルクとで3軒ほど薬局を当たった。
地下鉄に一駅乗り、中央駅へもどってホテルへ。
←1/29へ スケジュールへ 1/31へ→