ソウル近郊 江華島

10/21(日)  江華島は伝燈寺と摩尼山へ


江華島 伝燈寺の冥府殿

 7:00起床。疲れてるわ。
 7:30ピーチジュース、菓子パン、お茶の朝食。

 8:30着込んで出かける。
 地下鉄3号線→2号線で新村へ。7番出口から少し歩いて新村バスターミナルへ。
 ターミナルと呼ぶのはどうかと思う小ささ。
 江華バスターミナルまでチケットは自販機で3400Wだった。
 トイレは?と聞くと、隣の公園のトイレを教えられた。
 登山スタイルの人がたくさんいたが、同じバスには乗らなかったので、摩尼山直行のがあるのかもしれない。

 新村を9:10発で10:20には江華BTに着いた。
 晴天でけっこう暖かい。
 BT構内の観光案内所をさがし、伝燈寺と摩尼山への行き方を聞いた。
 日本語バッチリで助かる。(どうも日本から韓国に嫁いだ方らしい)
 ハングルでいろいろメモしてもらい、名詞ももらった。とっても親切!


江華バスターミナル 構内はローカルムード

 道路を渡ったバス停で少し待ち、10:45の700番のバスに乗り、オンスリ下車。
 バス停にいた人に聞いて、伝燈寺へと歩き始めた。
 15分くらいで駐車場に着いた。
 団体バスやマイカーがいっぱい停まっている。

 山道を上がって境内へ。2000Wで入場する。
 なかなか大きい立派な寺だ。由緒ありそう。
 僧侶が読経しているお堂もあった。
 紅葉も美しい。
 たくさんのハングルピープルにまじって、境内を散策した。
 お堂はそれぞれ個性的。道端の花もきれいだ。


下をくぐって境内へ                       にぎわう鐘楼


彩が美しい冥府殿


伝燈寺の広い敷地に咲く可憐な秋の花


裏から見た薬師殿(左)と冥府殿(右)


薄の向こうに冥府殿                       鼎足山史庫

 門前では美味しそうなマッコルリが目に付いた。
 だが、午後からは摩尼山へ登るので残念だが控えよう。

 オンスリのバス停にもどる途中のこぎれいな食堂に入った。
 カルククスを注文した。
 おかずのもやしがパリパリでとっても美味しかった。
 あいそうのよいおばさんが盛んに話しかけてくれるのだが、スイマセンね、ハングルさっぱりなんです。


カルククス 4000W

 オンスリにはタクシーが停まっていたので利用することにした。
 摩尼山の階段下まで10分くらいだったが、7000W。
 摩尼山の入口付近にもたくさんのクルマや人がいた。
 好天の日曜ということもあるのだろう。

 1500Wの入山料を払って歩き始めた。


摩尼山 初めは楽勝登山の道だった

 最初は平たい道だが、しだいに階段が多くなる。
 コンクリートだったり自然石だったり、段差も大きいのでけっこうたいへんだ。
 道をゆずりあうということはあまりないので、狭いところを3人並んで下りてきたりする。
 すれちがうからといって1列になることはマレだ。
 事故に会わないようにこちらが気を付けるしかない。
 疲れてくるとそんなことが腹立たしい。


ここまで45分くらいかかった

 ところどころに座りやすい石があるので、休憩しながら登った。
 本格的な山スタイルの人が多い。
 だが、中にはピンヒールとか流行のブーツの女性もいる。


石段は続くよ                         海が開ける

 観光案内所の女性が頂上まで1h30くらいだと言ってたが、やはり私もちょうど1h30かかった。
 468mのわりには難儀な登山だった。

 頂上のヘリポートから写真を撮る。 
 海や島の眺めがよい。
 風も爽やか。今日は寒くないので助かる。チャムソンダンという石垣もわかった。
 この上で祭祀を行なうようだ。
 瞑想したりするのにもよい霊山ということだが、あまりに人が多すぎる。
 ヘリポートや近辺の岩山には人がいっぱいで、長居は難しい。


摩尼山頂上からの眺め


頂上標識を取り巻く人・人・・・             塹城壇(チャムソンダン)

                                  
 
 下りも膝が笑いそうになった。

 来るときがタクシーだったので、バス停の場所がわからない。
 すぐ前にあるのはどうも違う路線のようだ。
 近くの店の人に聞いてみたら、西へしばらく歩いて右に曲がるのだ、と言われた。

 そのとおり7.8分歩くと、はたして停留所があった。
 空地に1台停車しているバスは新村行きのようだった。
 当初は江華BTへもどり、江華山城あたりも見学しようと思っていたが、気が変わった。
 新村行のバスはグッドタイミングで16:00発だった。
 3800Wのチケットを購入して乗り込んだ。
 満員で立っている人も数名。
 隣りに座ったおばあさんが蜜柑をくれた。
 なにかと話しかけてくるのだが、チンプンカンプンで困った。
 
 ソウルへの道はとても渋滞していて、新村に着いたのは18:00過ぎだった。
 もう真っ暗。
 新村のグランドマートでちょっとショッピング。
 地下鉄を乗り継いで鐘路三街15番出口。


 トッペキチプは並んでいたので、ソムンナンキョンブチッへ入った。
 運良く座れた。 
 スンドゥブチゲ。量は少ない。おかずもキムチとオイキムチのみだ。
 玉子と浅利が数個入っていて味がいい。
 なんといっても2500Wなのだ。
 ビールは置いていない、と言われた。


スンドゥブチゲ(約325円)                ソムンナンキョンブチッ

 あたりには屋台がたくさん営業していたが、どうも入る勇気がない。
 
 19:30にはセファ旅館にもどった。
 出かけたときのままなので、タオルを交換してもらいに行った。
 今夜は寒くないので、隙間風の心配はないだろう。
 排水口からの臭いも慣れたようだし。住めば都、だ。

 今日は当初の予定どおりに江華島の伝燈寺と摩尼山を観光できてよかった。
 江華島はまだまだ見どころがあるようだし、日を改めて出直したい。
 仁川と江華島のどちらかに1泊した方が、ロスがなかったかもしれない。(道路の渋滞を思うと)


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