旅日記 クロアチア  プリトヴィッツェ

6/19(火)  スプリットから待望のプリトヴィッツェへ

 スプリット最後の夜、そして朝もエアコンで快適だった。
 朝食はあっさり。
 チェックアウトは別の男性だったが、この人もよい印象だ。400knにTAXが4.5kn。

 8:20にホテルを出て群馬夫婦の指南の道を歩いた。
 カーブしているので少し近いかも。スプリットは朝から暑い。太陽ガンガンだ。

 8:45にはバスターミナルに着いた。
 9:00数分前にプロミス・マカルスカのバスが入ってきた。
 シートベルトはないが、エアコンもちゃんと効くよいバスだった。
 よかった。長時間の移動はまともなバスに願いたい。
 スプリット→ドブロヴニクはほんと悲惨だった。

 9:00のザグレブ行きは定刻に発車した。
 ターミナルからは半分くらいしか席は埋まっていなかったが、 次の宮殿脇のバス停からいっぱい乗る人がいて、ほとんど満席になった。

 バスは山中を走り、緑が多くてなかなか風光明媚だ。
 11:00にクニンでトイレ休憩。

 このあたり、空き家が目立つ。
 セルビア人の住居だったのだろう。なんだかねー。

 12:50なんと20分のランチタイムだという。
 もう少しでプリトヴィッツェだと喜んでいたのに。
 そのドライブイン?にはセルフレストランがあった。
 前の人と同じものを頼んだ。
 野菜スープかと思ったら、トリッパだった。
 美味しかったが量が多いので少し残した。
 炭酸入りの水が5knにトリッパ20kn。安く上がった。


ソベも兼ねている      イタリアと同じ味

 大急ぎでトイレもすませてバスの近くで待った。
 20分といったのに30分以上過ぎてから、運転手と車掌がゆうゆうともどってきた。
 まわりの乗客と車掌にプリトヴィッツェで下車するよ、とアピールしておく。
 
 10分走ってようやくプリトヴィッツェ到着。 下りたのは私一人だった。

 群馬夫婦の情報どおり、橋を渡ってホテルを探した。
 ちょっと迷ったがすぐにホテル・ベレヴューに着いた。

 バウチャーとパスポートを渡してチェックインした。
 玄関や駐車場に面した狭いシングル。
 日本のビジネスホテルよりも狭い。家具の配置も使い勝手が悪い。
 シャワーはカーテンが2枚に分かれているので、必ずすきまができる。

 Tシャツを着替えて観光開始。
 レセプションの女性に、「Very Small Room!」と言ってやったが、
 シングルはそんなものだと言い返された。
 あー、一人旅はつらいわー。


 エントランス2でチケット購入。
 110knはクレジット払いできた。

 湖を下りて、P1からP2への渡し舟に乗った。
 乗客は多い。
 平日だが団体や小学生が目立つ。



 P2からP3への遊覧船は静かに湖面を進む。
 犬も乗る。ちょっと興奮気味。


P2→P3へ コジャック湖を遊覧

 P3で船を降り、トイレを借りて、売店で水9knを購入。   湖の色がいい。


実物の迫力はもっと・・・

 ひき返して湖沿いに滝の写真を撮りながら木の道を歩いていく。
 ST1に向かって道が作られている。

 魚がいっぱいいる。
 水は澄んでいてちょっと九寨溝みたいだ。
 小さい滝は苔や緑の植物に彩られ、とても日本の川の滝に似ている。


ミラノヴァッツ湖は魚や鴨の天国


 遠景はプリトヴィッツェがよいが、滝のスケールは九寨溝がすごい。
 しばらく歩いて大滝へ。
 クロアチア一だというが、まあそうたいしたことはない。
 小学生がいっぱいいる。遠足なのだね。


大滝

 ST1を目ざして上り道。
 ここからの遠望は素晴らしい!
 どこかの写真でみた風景が次から次へと現れる。


絶景とはこのこと!

 ST1からバスでST2へ。
 いったんホテルにもどった。
 レセプションは交代していて、アリガトアリガト連発の愉快なおばさんだった。
 チケットにホテルのスタンプをもらった。滞在日や名前は手書きしてくれた。これで明日あさってと使用可だ。
 スプリットで同宿だった群馬のご夫婦からの情報がとても役立った。Thank You!
 部屋でシャワーを浴び、りんごを食べて休憩した。

 夕食はベレヴュー横のレストランPOLJANAのセルフへ出かけた。
 スパゲティ・ボロネーゼ、野菜サラダ、アップルパイ、ビールで69kn。
 クレジットカードが使えるのは助かる。
 客はだれもいない。早いのか。味はまあまあ。
 バールで水(750ml)を15knで購入してホテルにもどった。

 窓の外は玄関前になっているので、出入りや団体の声が騒がしい。
 ロビーが狭いため、どうしても外で集合するのだろう。


6/20(水)  プリトヴィッツェを満喫!

 今日も快晴。
 6:00すぎに起床。
 7:15に朝食に行くと、欧系の団体であふれかえっていた。
 70歳以上の人が多く感じる(わからないが)。

 ホットビュッフェとバウチャーにはあったが、ソーセージとゆで卵くらいだ。
 果物があるのがせめてもの救い。たいしたことのない朝食だった。
 部屋といい食事といい、これで10400円はな・・・。
 まあクロアチアの代表的観光地プリトヴィッツェだからしかたないのか?

 8:40出かける。
 日焼け止めと虫除けスプレーを持参。
 今さらムダかもしれないが、なにしろロクルム島の蚊は3日くらい痒かった。

 ST2からバスでST4へ。
 日本人団体と欧系団体はST3で下車した。
 添乗員と現地ガイド(ネイチャーガイド風)もついていて、説明バッチリの様子。
 石灰岩で水がきれいになるetc・・・・。

 ST4では個人客が10人くらい下りて、ウォーキング開始だ。
 P2への標識に従って木の道を歩いていく。
 朝の空気が気持いい。
 湖や池や滝が続く。
 鴨やトンボや蝶。
 透明な水中には藻などの植物が繁っている。


微妙な水辺をハイキング

 このルートもなかほどに遠望の美しい場所があり、下から見る滝も迫力があった。
 なかなか変化に富んだきれいなコースだ。


カロヴァッツ湖あたりは緑の世界


ひしめく魚


水と緑の世界


絶え間なく滴り落ちる水が滝になって・・・・・

 だが午前中でも日なたは暑い。
 即汗だく状態になるのは体質のせいだろうか?


BURGT湖

 上がったり下がったりして、11:30にはP2に着いた。

 早めにランチにしようと、渡し舟でP1へもどる。
 レストランPOLJANAへ入った。(セルフと厨房は同じらしい)
 東洋人が30人くらい食事中だった。後で聞いたら香港からだそうだ。
 中国語とはちがうと思ったら広東語だったのね。

 トラウトのグリルと白ワインを頼んだ。
 魚はあっさりで美味。付け合せのポテトとほうれん草も美味しい。
 野菜サラダとパンも付いた。エスプレッソも足して、91knは納得だ。


POLJANAの満足ランチ

 エントランス2のインフォで最上流の湖は一周5h以上かかると聞き、あきらめる。
 P1からまた船でP2へ渡り、コジャック湖の北岸を歩こうと思った。
 しかし、道が見つからないので引き返した。
 P2にはいつも観光客が多い。
 P1にもどり、P3に向かって南岸を歩き始めた。


コジャック湖の南岸をウォーキング

 こちらは昨日も歩く人の姿が見えていたので大丈夫。
 同じ道を歩く人も少しはいた。
 1hくらいでP3にたどりついた。

 坂道はへたばりながら歩く人もチラホラ。
 この気温じゃ消耗するよね。

 P3の木陰で休憩。たくさんテーブルと椅子が置いてある。
 アイスクリーム8kn。
 遠足だろう。小学生の団体がいくつもいた。
 フランス人の年配グループやハングルのツアー客も現れた。

 P3からまた北側の岸辺を歩こうとした。
 やはりあまり使われていないのか、雑草が生い茂っていて途中で断念した。
 遊覧船と渡しでP1へもどり、ホテルへ入って休憩した。
 洗濯も。

 18:30再び外出。
 またしてもPOLJANAのセルフで夕食。外席にした。ビールとハンバーグのリゾット乗せで52km。。
 ちなみにホテル・ベレヴューにはレストランがない。


3回も利用したプリトヴィッツェのレストランPOLJANA
お世話になりました!

 プリトヴィッツェでは一応めぼしいルートは観光できたのでよかった。
 期待どおりのところだった。

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