6/14(木) フヴァル島でヴェネツィア共和国を感じる
今日は予定どおりフヴァル島へ日帰り旅行だ。
6:30起床。晴れてる。
すぐに出れるように準備して、7:30に朝食へ。
いつもあいそうのよい主人(だと思う)。
パンとオレンジジュースをさっと食べ、7:40には出かける。
歩いて港へ。
ヤドロリニヤのチケットブースでフヴァル(スターリ・グラッド)への往復32×2knを購入。
16番乗場でドブロヴニク号だと聞き、すぐに乗船した。やれやれ。
8:30に出航。
船内は欧系の旅行客でにぎわっている。
フェリーだからクルマの人が多いのかも。
デッキに出たり、船室に入ったりで、どこかの島の写真を撮ったりしていると、10:00にはもう接岸だ。
たぶんブラチュ島 団体が多い
景色はきれいで飽きない。
フヴァル島に上陸したはよいが、フヴァルタウン行のバスが見当たらない。
団体のチャーターバスが2台。あとは違う行き先のバス。
だが、目的のバスはいつのまにか来ていた。
よかった、乗れて。17kn。けっこう混んでいる。
20分以上走ってFvarへ。
インフォへ行くが、なかなか順番がまわってこないので、あきらめた。
ガイドブックの地図を頼ろう。
まず、フランシスコ会修道院へ。
港づたいに少し歩くとすぐ。このあたりの海もすごくきれい。
フヴァル島 フヴァル湾
「最後の晩餐」のある部屋にはフランス語のレクチャーに60名以上が聴き入っていた。
しばらく庭を眺めたり、他の部屋を見学したりした。
10分以上たってもぜんぜん終わりそうにない。
おとなしく待っている個人旅行者もいた。
が、私は次ぎの観光箇所へまわる時間が惜しいので(すでに11:00をまわっていた)、
エクスキューズミーと言って、コの字型の真ん中をつっきって絵に近づき、短時間でじっくり観賞した。
よく描かれているとは思うが、あまり印象に残るということもない。
構図としてはダ・ヴィンチを意識している? 背中を向けた人も描かれているが・・・。
他には、イコンみたいなのとか風景画もあった。
フランシスコ会修道院の庭
聖ステファン大聖堂へ。
もひとつ印象が薄い。
聖ステファン広場
となりの司教博物館へ。
10knがなくて、200knで釣りをもらおうとしたら、手持ち小銭の6knにまけてくれた。
こじんまりした博物館だ。金のシルクに紋章とか花や植物の刺繍が鮮やかだった。
パレス・ホテルにはライオン彫刻 広場の中にある大きい井戸
港のホテル・パレスにはライオンのマークがある。
ヴェネツィア共和国の威光は大きかったのだ。
この前の広場もヴェネツィアの雰囲気が漂っている。
12:00になり、バウンティへ。
日なただが、テント下なのでそう暑さは感じない。
ダルマチア産プロシュートとメロン、ムール貝のオリーブ蒸し、白ワイン、エスプレッソで110knは安い。
ムール貝はわりと小粒だ。
メロンはよく熟れていてとても美味だった。
港を眺めながら、旅情を実感するランチでした。満足。
バウンティ 海風に吹かれながら好物を食す・・・・・・・至福の時間
細い石の坂道を抜けて城塞へ向かった。
暑いわー。
フヴァル島の昼下がり
城塞への道はサボテンや松がよく育っている。
薄い城壁も残っていた 南国らしい植物がいっぱい
坂の途中から
いちおう城塞を見学した。
Gradska Tvrdavaは石とコンクリートで完璧に修復されている。
フヴァルの港や島や町の眺望がすばらしい。絵になるなあ。
風は気持いいが、日なたはそうとうな紫外線だ。
日陰の石段に腰を下ろして、水を飲み干した。
外の松の木陰でまたまた休憩。
フランス人の団体がバスでやってきた。よく喋るなあ。年配が多いのに。
ドイツから来た家族に話しかけられた。
個人の船で来たらしい。リッチだね。
城塞からのフヴァル湾の眺め
スターリ・グラッド行のバスは17:10までないので、時間をつぶすのもちょっと苦労。
ひたすら町歩きだ。
細い道に入ってもなんだか由緒ありげな建物が多い。
窓の装飾とか、外付けの階段とか。
ヴェネツィア共和国繁栄時代の遺産だろう。
窓枠の彫刻も凝っている 道端にある井戸にもライオン
またまた修道院まで坂を上り下りして歩き、前庭で休憩。
このあたりの入江はビーチになっていて、たくさんの人が泳いでいる。
港のすぐ近くなのに、アドリア海は透明度が高いのだ。
16:40バスターミナルの横のトイレへ。5kn。
ここは25knのシャワーも完備していた。荷物預かりもあるみたい。
17:10のバスは小型で満員だ。
30分弱でスターリ・グラッドに着き、船はすでに来ていた。
フェリーだが、来たときとはちがう船だった。
デッキのベンチに座ったが、夕方のため風が寒くてジャケット着用。
イギリス人のおばさん団体に囲まれ、やたら笑い病の人がいて、席を移った。
船内でコーヒーを飲む。
19:45スプリットに着いた。
ソベ勧誘の人がいっぱい待ち構えていた。
昨日もそうだったが、今日は人数が多い。
目をつけていたレストランがみあたらない。
KONZUMで水と缶ビール、スタンドでホットサンドを購入。夕食用。
あいかわらず旧市街の中は人が多い。
20:30をまわると、少し陽も陰ってくるが・・・・。
フヴァル島は行ってよかった。
ヴェネツィア共和国の栄光がよく感じられた。
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