旅日記 クロアチア  トロギール プリモシュテン

6/13(水)  ダルマチアの町めぐり

 7:00起床。さすがに熟睡したが、ダルい。
 夜行フェリーの疲れが完全に取れていない。
 今日は晴れ晴れと暑い日になりそうだ。

 7:40朝食へ。
 ジュースにインスタントコーヒー、パンは甘系が多い。
 スイス女性と少し話した。一人旅のようだ。

 8:30急いで外出。
 旧市街までは15分だが、バスターミナルまでは25分はみたい。
 ちょうど停まっていたバスにトロギールを確認して乗り込んだ。
 車掌がチケットを売りに来た。
 ダルマチアのバスは車掌が同乗のシステムらしい。(イストラはいなかったが)
 トロギールまでは10knと安い。

 9:00発のバスは40分ほどでトロギール到着。
 付近は野菜などの市場が立ち、にぎやかだ。


毎朝の野菜や果物の市     トロギール   北門 イヴァン・ウルスィニ像

 北門をくぐるとたいへんなにぎわい。
 観光客があふれているのだ、道が狭いのに。
 日本人ツアーもいくつか来ている様子だ。


小学生から年配まで
観光客であふれるトロギール

 すぐに聖ロヴロ大聖堂に行き当たる。15knで入場。
 入口付近の彫刻が素晴らしい。
 アダムとイヴ、上にはキリスト誕生などが表現されている。
 内部には13世紀の八角形の説教壇。シブい大理石だ。
 そして、15世紀の木製の合唱壇がこれまた年輪を感じさせる重厚さだ。
 聖イヴァン礼拝堂は赤と深緑に白の大理石でまとまっている。
 天井には碁盤目に天使の顔が彫刻されていた。
 サグレスティアの陳列ケースの扉がまたすばらしい彫刻だ。
 合唱壇と連動している。上方には貝殻模様のくぼみ。
 鐘楼に途中まで上がった。


聖ロヴロ大聖堂                      ライオンの上に乗るアダム&イヴ

 聖ロヴロ大聖堂の向かいのロッジアがまたいい。
 特に、天井はオリエンタルな雰囲気で不思議。見とれた。
 模様といいランプといい。


時計塔とロッジア                      ロッジアの天井


聖ロヴロ大聖堂 後姿

 ひき返して、トロギール博物館へ。
 ナポレオンがらみの資料とか、郷土出身者の展示。

 チボ橋を渡り、撮影してもどる。
 街中と海側を行ったり来たりして、カメルレンゴの砦へ。15kn。
 砦の上は眺めがよい。風はあるが日陰がないので、長時間は居られない。


カメルレンゴの砦


聖マルコの砦                       アドリア海

 島の西側の木陰で休憩。風がきもちいい。
 聖マルコの砦はすどおりして、また南の海岸沿いまでレストランを物色してうろうろする。


トロギールの町中を散歩

 なんと昨日の日本人カップルにまた出会った。
 やはりカフェでまったり状態。お好きね。
 また長くなると悪いので、挨拶程度にした。

 街中のレストランMIRAKUL入口にメニュー55knとあったので、即決で入店。
 先客は2組。
 野菜サラダ、チキンソテー(ライスときのこソース)、チョコアイス。これで55knは安い。
 ビールとエスプレッソを加えても78knだ。
 この店の人は感じよかった。


トロギールのレストラン MIRAKUL

 満腹で元気が出たので、プリモシュテンにも行くことにした。
 しかし、トロギールはほんと世界遺産だけあって観光客が多い。
 
 Primostenとメモし、バス停だと思われるあたりで地元の人に確認すると、そこでよいみたいだった。
 すぐに、13:40バスがやってきた。
 車掌に確認して乗り込んだ。
 なんと20knもする。

 14:15にプリモシュテンもよりの停留所に着いた。
 少し下りたところに屋根付きのバス停があった。
 5分ほど歩いて住宅街を抜けると旧市街への門があった。
 インフォを見つけマップをもらうが、あまり参考になる内容ではなかった。
 プリモシュテンは観光地ということもないのかもしれない。


プリモシュテン 旧市街の門すぐ

 左側の海岸にヨットや船が係留され、レストランやカフェのテントが並んでいた。
 海沿いにぐるっと散歩した。


プリモシュテンの海

 泳いでいる人もあちこちにいる。
 水がとてもきれい。
 先端からは民家が多い。
 郵便配達の人にどこから来たか、一人かグループか、と聞かれた。
 一人だというと、驚いていた。
 プリモシュテンは岩場が多くて、水が透明だ。
 釣りをしたり、シュノーケルの人もいるが、たいていただ泳いでいるだけだ。
 一周して30分くらいだった。

 また門から入って、今度はカテドラルへ。
 途中にグレーの薄いスレート葺きの屋根の家が何軒かあった。小屋か。


カテドラルへの坂道                    昔風の屋根瓦

 昔はこうだったのかも。
 カテドラルはとうぜん閉まっている時間だ。
 海に向かって墓地がある。明るいところだ。


プリモシュテンのカテドラル

 木陰のベンチで休憩。
 教会の鐘が15:00を告げた。
 プリモシュテンは遠くから見たほうがよいかもしれない。
 内部はまあなんてことない集落だ。


6/15にバスの車窓から撮ったプリモシュテン

 バス停へ。
 15:40があると思ったがなくて、16:00に小型のバスがやってきた。
 スプリットまで32knだという。
 来たときとはちがう道を通り、時間がかかった。

 17:30くらいにようやくスプリットにもどった。
 窓口で6/16のドブロヴニク行のチケットを購入しておく。102kn。
 フヴァル島へのフェリーのチケット売場も確認した。
 スーパーKONZUMで水とジュースとバナナと菓子を購入。

 今日はトロギールとプリモシュテンに行けてよかった。



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