ドイツからイタリアへ2013 7~9日目 クヴェトリンブルク滞在 10日目 ザンガーハウゼン滞在
7/1(月) 千年の薔薇と木組みの家並みと
今朝も青空が広がり、天気がよさそう。
6:30起床。7:00すぎに朝食へ。しっかり食べて英気を養わねば・・・。といってもノドの調子がずっとよくなくて気分がすぐれない。
荷造りはすぐにすんで、8:50チェックアウト。
予定通りにヒルデスハイムに立ち寄り、昨年見ることができなかった”千年の薔薇”と対面だ。
ハノーファー中央駅のDBカウンターで疑問を解決し、ヒルデスハイムまで7.6€のチケット購入。
9:19発でヒルデスハイムに9:49到着。カートをロッカーに入れる。3€。
券売機でヒルデスハイム→クヴェトリンブルクのチケット購入。26.5€。
9か月ぶりのヒルデスハイムは明るく活気のある街だ。大聖堂までひたすら歩く。こんなに距離があったかしら。
大聖堂はまだまだ工事中で、2015年までかかるそうだ。
ドアを開けると”1000年の薔薇”の受付カウンターがあり、0.5€を支払って入場。
キオストロをぐるりとまわり、それらしい植物が・・・蔓薔薇なのね。だがなんと、薔薇はすでに枯れていた。遅かった!
ヒルデスハイム11:21のハレ行に乗り、ハルバーシュタット12:56着。13:06のターレ行に乗り換えて、クヴェトリンブルク13:23着。
クヴェトリンブルクは夏の気温だ。
駅構内でコーヒーとパンをかじり、水を買う。(ガス入りだった!)
少し歩いてマルクト広場に着くと、まだまだ工事中で9か月前よりも大々的に道路を掘り返している。広場のすぐ東の小道に昨年見たホテルがある。
Facwerkhotel Vorhof zur Holleはブライト通り52のツーリストビューロー受付カウンターでチェックインする。14~18がチェックイン時間なのだが、16時以後は要連絡、と予約時に即メールが来ていたのだ。
普通ならば遠慮するのだが、今回は是非木組みの家に泊まりたく、それがクヴェトリンブルク再訪の目的だし、ほとんど14:00に到着した。
50€+市税2€を3泊分で計156€を現金払いする。応対してくれた中年女性はドイツ語のみだが、なんとか意志疎通。
9か月前に見た建物へ案内される。
ブルーの部屋はなんと可愛らしいシングル。窓辺に鉢植え、テーブルには薔薇が飾られている。
水回りは改装されていてきれい。床はタイルでバスルームが広い。シャワーもゆとりがあり、快適に過ごせそうだ。
クヴェトリンブルクで3泊したホテルFacwerkhotel Vohof zur Holle
一休みして、15:00すぎに外出。
インフォメーションでミュンツェンベルクへの行き方とスーパーの場所を聞く。
ホーエ通りから右方へ行くと石段があり、ミュンツェンベルクの集落へ。どの家も花がきれいに飾られている。
カフェ・ミュンツェンベルクでカプチーノを飲み、ちょっと休憩。城がきれいだ。
ミュンツェンベルクからの眺め
この後、城下を通ってWallstraseを歩く。このあたりは邸宅が続いていて、ちょっと世紀末的建物が多いかな。木組みの家あたりとはまたちがった雰囲気だ。
スーパーに寄って飲み物など購入。
17:30Kartoffelhaus No1(Breite Str.37)の中庭で早めの夕食。
ビールが美味しい。スモークサーモンとポテト(お焼き状)で満腹だ。人懐こい猫がいた。去年の子かな?
食事中から雨が降る。夕立だ。今日は日中25℃以上ある感じだった。
7/2(火) ブロッケン山再訪
洗濯物の乾きが悪い。通気がもひとつかも。道路側は観光客が多いし、裏は虫が入るので窓が開けられないのだ。
7:00朝食室へ。チーズがたくさんあり、パンは4種類、ゆで卵、キウイ、ジュースとコーヒーで満足。
8:00すぎにトレッキング仕様で外出。
駅の近くには21番のバスがすでに停車していた。ヴェルニゲローデ行き、5.2€を運転手に支払う。
8:33発でヴェルニゲローデに9:26着。
ハルツ鉄道窓口で並び、往復32€のブロッケン往復チケットを購入。(cc) この駅はトイレの数が少なく、なんとかしてもらいたい。
9:42のブロッケン行はほぼ満席だ。SLは世界的に人気だね。11:21にブロッケン着。
いいお天気、だが風があり、標高500mでも気温は低い。フィールドジャケットをはおってちょうどいい。
ブロッケン山頂 ゲーテの碑 ハイネの碑
ゲーテとハイネの記念碑の写真を撮り、ソーセージとビールで軽いランチだ。
遊歩道を一周する。魔女の石段があった。コーヒーも飲んだ。
まだ発車30分前なのに放送が流れ、ホームへ行くと人がいっぱい!!!
魔女の祭壇 人気のSL
13:14発のSLは一人なのでなんとか座ることができたが、各車両とも10人くらいが立っていた。
15:03ヴェルニゲローデ着。
券売機で、ヴェルニゲローデ→クヴェトリンブルクはHopper Ticket Sachsen-Anhalt7€があり、それを購入。普通だと9€以上。バスのほうが安いけどね。
ハルバーシュタット乗り換えで16:23にクヴェトリンブルク着。
18:00過ぎに外出。近くのPolle通りのMunzenberger Klauseへ。
少し待ってようやくオーダーできた。
デュンケルを頼んだらなんとうれしいケストリッツァーだった。2.4€。ニガいけど好き。
トマトスープ3.5€、シュニッツェル12€でまあまあの味。勘定が済んだのは20:00近かった。人手が足らないのか、ほんとに待たせる店だった。
7/3(水) 木組みの家で休息
朝は雨。昨日ブロッケンに行っておいてよかった。
ノドの調子が依然よくない。悪化はしないが、改善の様子もない。困った。
7:00朝食をすませるが、ゆっくりして9:40外出。
Historische Neustadtとマップにあるあたりを歩く。
世紀末的なのやウィーン的なのや、雑然としているかな。
ニコライ教会は閉まっていて入れなかった。
駅の券売機で明日のハルバーシュタット乗り換え→ザンガーハウゼンのDBチケット16.9€を購入。クヴェトリンブルク→ハルバーシュタットはバスにする。
城へ行くつもりだったが、暑さのためか体調のためかへんな汗が出てきた。これはマズい。
食料だけ手に入れてホテルへもどろう。
ブライト通りのNahkaufでスイカ、バナナ、水にジュースを買った。
部屋の中はひんやりして落ち着く。外の気温が高くても室内は22℃くらいだ。
午後から晴れてきた。ターレへ行く予定をしていたのだが、大事をとってホテルで休むことにしよう。
7/4(木) ザンガーハウゼンで最高の薔薇園へ
今日はザンガーハウゼンへ移動。
7:00朝食へ行くと私より早い年配夫婦がいた。
8:00ツーリストビューローへ鍵を返して、3泊したクヴェトリンブルク木組みホテルを後にする。なかなか味わいのある滞在だった。
駅前の5番乗り場から227番のハルバーシュタット行のバス3.9€へ乗った。
走って9:13のハレ行の電車に乗り、Sandersleben乗り換えで11:47にザンガーハウゼン到着。この地方の私鉄はわりと正確なダイヤ運行だ。
ザンガーハウゼンの駅内は何もない。西側とはほんとに雰囲気がちがう。
駅前のケバブ屋に入って、ピザ(ブロッコリーなど)とコーラの昼食。5.7€。
昼食と青いケバブ屋とDBザンガーハウゼン駅
カートを引いて予約しているホテルBierstublへ。現金で35€を支払う。今回の最安値(朝食込みでは)だが、部屋はこじんまりしてきれいだった。窓からの眺めも良い。
ドイツ語の応対だが、なんとかロゼリウムへの行き方を聞きだし、マップももらった。
洗濯をし、13:30外出。
少し迷い歩いて地元の人に尋ね、黄色い薔薇マークを見つけてそれをたどっていくと、薔薇園の一角にたどりついた。
正面入り口へは距離があるようなので、近い市側の入り口から入った。
8€を払うと英語のきれいなパンフレットをくれた。小ぶりのマップはドイツ語だった。
いきなり低地区の薔薇が目に飛び込んできた。ひゃあああ、すごい迫力! これでもかというスケールで薔薇が咲き誇っている。
市入口Stadteingangに近いUnterteil付近
ほぼ中央のGrobe Wiese付近
Schaugartenあたり
薔薇の説明板や彫刻もあちこちにあった
メインの入口Haupteingangに近いあたり
入園料8€取るだけあってすばらしい薔薇園だ。種類も多く、見物客も多いが、とても広いのでそう混雑は感じない。
横になれる椅子でくつろいだり、薔薇たちのあいだを歩き回って写真を撮った。
正面入り口まで行ってまた引き返した。
アイスクリームと水で休憩する。
2h近くいた。
ザンガーハウゼンのヨーロッパ・ロゼリウムはほんとうに行ってよかった。予想以上にすばらしかった。
教会や市庁舎を見ながらホテルにもどった。静かな雰囲気のあるきれいな街だ。
ザンガーハウゼンで1泊したホテルBierstublと翌朝の窓からの眺め