台湾一周避寒旅行2013 F

1/14(月) 頭城老街 羅東国立伝統芸術センター
     6:30起床。部屋でパンの朝食。この部屋は窓も広くて明るい。浴室にも窓がある。
     籐のリビングセットが落ち着きます。宜蘭県の予報は曇りで12〜17℃。

     8:45出かける。
     ホテル前の食堂はおじさんたちでにぎわっていた。ここはちょっとハードル高いかな。
     羅東駅へ。9:06の自強号に乗り、9:31に頭城着。小さな駅だ。


台鉄頭城駅

     駅前の地図でそれとなく見当をつける。まずは頭城鎮史館をめざす。
     徒歩数分で頭城鎮史館に着き、ここは純然たる日本家屋、李栄春文学館ともプレートがあった。
     係りの女性に挨拶し、上がらせてもらい、内部を見学。
     李栄春は日本や上海でも生活されたようだが、戦後は台湾で作家活動をされたとのこと。


頭城鎮史館                         頭園橋


右(北)から左(南)へ散策した

     和平路へ向かう。
     北門福徳祠は現在も生きるホコラだ。
     その前にある長屋が十三行。清代の造船業の遺跡。今でも使われている家もあるようだ。逆光だが雰囲気のある佇まい。


北門福徳祠                          十三行

     139号の盧邸は中を拝見できないのが残念なくらいお見事な造形美だ。
     向かいの池が頭城港の跡だとは、とても想像できなかった。


盧邸                            港跡

     129号呉邸、121新長と樹記などを外から見学。
     51〜61号の源合成と陳春記のアーケードは、レンガづくりでとても美しい。
     内部がどうなっているのか覗いてみたいものだ。


源合成


陳春記

     南門の外では、ワンコが老街を見守るように寝そべっていた。
     頭城老街はいわゆるバロックの老街建築ではないが、なかなか個性豊かで見に行ったかいがあった。


頭城老街 南門とワンコ

     頭城駅の横にも日本家屋が保存されていて、昭和の空気が漂っていた。
     晴れていて暑いくらい。今回の旅は7日目にしてようやく青空を見た。
     11:02の呂光号は遅れていて、11:17ころに乗車できた。
     11:45に羅東にもどってきた。改札前にある観光案内所は閉まっていた。

     ホテルからも近い公正路55の小叮?で排骨飯70元を店内で食べた。
     ボリュームたっぷり、肉もキャベツもきゅうりもみんな美味。

     向かいの店でコーヒーを飲む。美味しくなくて35元。

     羅東後駅のバス停に行くが、バスがもひとつわからない。
     タクシーで国立伝統芸術中心へ向かった。200元。12:40ころ到着。150元を支払って入場。


羅東国立伝統芸術センター

     明治村をまねたというが、ちょっとちがうかも。日本語のパンフレットがあった。
     移築物が少ないし、老街もあちこちのものを参考にして作った感じだ。中には土産物店など。
     炭の歴史を解説してあるのはよいが、ケース内の作品には値札がついていた。
     廣考堂や文昌祠は廟の美しさ、目仔窯というのは珍しい感じ。


民芸坊                       目仔窯

     臨水街も見た目がよい。
     橋を渡ると、黄拳人宅があり、清朝時代の黄讃緒の住居とのこと。ここはよかった。


黄挙人宅と中の展示

     帰りは14:30のバスがあり、25元で乗りもどった。(ミニバス)
     パンフレットによると、無料の観光シャトルバスもあるように書いてあった。
     パンを買ってホテルにもどり、しばらく昼寝をする。

     18:00すぎに外出。夜市は昨夜より人出が少ない。
     だが列のある店には列がある。待つのもなあ・・・・・。
     中山西街の鴨肉送へ。
     乾麺と魚丸湯と鴨肉を頼んだ。これで100元は安い。
     鴨肉は骨が多くて噛み切れない部分が多い。魚丸の中に肉(鴨か?)が入っていて美味。
     乾麺はビーフンを頼むつもりが、まちがって小麦の麺にしてしまった。失敗。
     他の人たちのオーダーは、湯麺が多いみたいだった。

     興東路の焼仙草の店で、小を30元で店内食。正確な店名不明。なんとか第一家?
     テイクアウトの人が続々と来る。あまり甘くなくて美味しかった。小豆とか芋圓とかいろいろ入れてもらった。

←1/13へ            スケジュールへ              1/15へ→               ホームへ